「走ると急に止まれない。愛も急には終われない。」byヨン・ボラ(ユ・インナ扮)、恋愛コーチ
11月1回目のセリフは、『ボラ・デボラ』からこのセリフにしました。このセリフは…
ジュワンに二股をかけられていた上にふられたデボラは、酔っ払って出演したパーティーで失態を演じ、冠番組だったラジオ番組を下ろされていました。しかしある程度日にちが立ってほとぼりが覚めた為、パーソナリティーに復帰しました。
その初日、まだボラに未練のあるジュワンは、放送局へ匿名で花束を届けた上、放送を終えその花束を抱えて出てきたボラに、やり直そう、と言いました。これを聞いて最初は驚き、何を言っているのか？、と言ったボラでしたが、
「断ることもできた。事前に避けることもできた。でも今のところこの状況をどう説明すればいはいのか。」
「私たちの関係を支えた重力は失われたが、慣性が残った。」
と、自分に言い聞かせると、そのままジュワンについていってしまいました。そしてその最後に止めを刺すように言った言葉がこのセリフになります。
これは面白い表現ですね。確か、交通安全マナー啓示標語に、車は急に止まれない、というのがありましたね(笑)ですから、このセリフだけを切り取れば、この交通安全標語を翻案したかのようですが、このセリフが生きてくるのも、
「私たちの関係を支えた重力は失われたが、慣性が残った。」
はい、このセリフがあるからです。しかし普通、恋愛を語る時に、重力や慣性なんて言葉を使いますかね(笑)
