この数ヶ月間仕事に追われる毎日をおくっている。
更新もとうとう2週間に1度のペースまで落ち込んでしまった。
もともと日記感覚ではじめたブログなのであまり堅苦しくならず、軽いタッチでさらっと更新できればいいのだが、これがなかなかむずかしいのだ。。。
ということで、今日は軽い話題をひとつ。
今日、友人に誘われてヒューストン・グランド・オペラの50周年記念コンサートに足を運んできた。アメリカ内外の有名なオペラ歌手を集めて数あるオペラのなかからおいしいところだけをピックアップして聴かせてくれるという僕のようなオペラ音痴にはもってこいの企画であった。
僕はオペラに関しては素人なので、よほどのビッグネームでもない限り歌手の名前をきいてもピンとこないだろうし、名曲といってもどこまで知っているのか自信もなかったのだが、生でオペラの迫力を体験するのも悪くないだろうと思い、友人の誘いに乗ることにした。
ところが帰る途中、人ごみの中でプログラムを落としてしまったようで、残念ながらどの歌手がどの曲を歌ったのかを今ここで報告することはできなくなってしまった(我ながら情けない話で恐縮であるが、、)。明日、一緒に行った友人に確認して、これに関してはいずれ改めて報告しようと思うが、とにかく演奏はどれも想像以上に素晴らしいもので、ここのところ寝不足が続いていたため「ひょっとしたら眠っちゃうかな?」などと心配していたのだがこれは全くの杞憂に終わった。
で、もちろんオペラも良かったのだが、実は今日のヒットはそれだけではなかった。
情けないことに、登場したオペラ歌手を僕はひとりも知らなかったのだが、実は僕でも知っている人物が二人登場したのだ。
まず最初にびっくりしたのはコンサートの司会者にである。いきなり007のテーマにのって舞台のそでから登場したのはあのロジャー・ムーアだったのだ。
まさか、こんなところで老いた007に遭遇するとは思いもよらなかった。(なんと、僕は中学生の頃にロジャームーアにファンレターを書いたことがあるのだ!!)
イギリス人の彼が何故ヒューストンオペラの司会に抜擢されたのかはよく知らないが、とにかく司会の言葉のあちこちに巧妙に練りこまれたユーモアのセンスはまさに往年のジェームズボンドのそれであった。
そしてさらに驚いたのは、ラストで登場したもう一人の特別ゲストである。
おそらくオペラとは全く関係ないと思われる人物。
しかしそんな人物を平気でオペラ劇場の舞台に登場させてしまうあたりはさすがエンターテインメントの国アメリカならではというべきだろうか、、、
コンサートのエンディング近く。紹介とともにいきなり舞台に現れたのはなんとエルトン・ジョン。。。
「えーっ!なんでいきなり?!!!」と僕もこのときばかりはオペラのことはそっちのけでついついミーハーノリに走ってしまった。
「僕はなんでこんなところにいるのかなー」などとジョークをとばしつつ彼は、
“Daniel”“Rocketman”“Your song”の3曲をピアノで弾き語り。
まさか、こんなところで生のYour songを聴く事になろうとは思いもしなかった。
ちなみに彼は自らのツアーのためヒューストンを訪れていたのだそうだ。
棚ボタとはまさにこのことである。
ただし、彼も言うとおり普通に考えればいくらビッグネームのエルトン・ジョンといえども、オペラの夕べというコンセプトからすると完全に場違いであることにかわりはないわけで、僕も「すげー!!」と興奮しつつ妙な違和感を払拭することはできなかった。
まあ、でもいいか。。
ということで、本当はまだまだ余韻に浸っていたいところではあるが、明日までに終わらせなければならない仕事が残っているので今日はこの辺にしておく。
追記(6・11)
当日出演した歌手一覧は以下のとおりです。
Renee Fleming
Bryn Terfel
Denyce Graves
Marcello Giordani
Laura Claycomb
Joyce Didonato
Patricia Racette
Frederica vonStade
Ramon Vargas
Elton John
更新もとうとう2週間に1度のペースまで落ち込んでしまった。
もともと日記感覚ではじめたブログなのであまり堅苦しくならず、軽いタッチでさらっと更新できればいいのだが、これがなかなかむずかしいのだ。。。
ということで、今日は軽い話題をひとつ。
今日、友人に誘われてヒューストン・グランド・オペラの50周年記念コンサートに足を運んできた。アメリカ内外の有名なオペラ歌手を集めて数あるオペラのなかからおいしいところだけをピックアップして聴かせてくれるという僕のようなオペラ音痴にはもってこいの企画であった。
僕はオペラに関しては素人なので、よほどのビッグネームでもない限り歌手の名前をきいてもピンとこないだろうし、名曲といってもどこまで知っているのか自信もなかったのだが、生でオペラの迫力を体験するのも悪くないだろうと思い、友人の誘いに乗ることにした。
ところが帰る途中、人ごみの中でプログラムを落としてしまったようで、残念ながらどの歌手がどの曲を歌ったのかを今ここで報告することはできなくなってしまった(我ながら情けない話で恐縮であるが、、)。明日、一緒に行った友人に確認して、これに関してはいずれ改めて報告しようと思うが、とにかく演奏はどれも想像以上に素晴らしいもので、ここのところ寝不足が続いていたため「ひょっとしたら眠っちゃうかな?」などと心配していたのだがこれは全くの杞憂に終わった。
で、もちろんオペラも良かったのだが、実は今日のヒットはそれだけではなかった。
情けないことに、登場したオペラ歌手を僕はひとりも知らなかったのだが、実は僕でも知っている人物が二人登場したのだ。
まず最初にびっくりしたのはコンサートの司会者にである。いきなり007のテーマにのって舞台のそでから登場したのはあのロジャー・ムーアだったのだ。
まさか、こんなところで老いた007に遭遇するとは思いもよらなかった。(なんと、僕は中学生の頃にロジャームーアにファンレターを書いたことがあるのだ!!)
イギリス人の彼が何故ヒューストンオペラの司会に抜擢されたのかはよく知らないが、とにかく司会の言葉のあちこちに巧妙に練りこまれたユーモアのセンスはまさに往年のジェームズボンドのそれであった。
そしてさらに驚いたのは、ラストで登場したもう一人の特別ゲストである。
おそらくオペラとは全く関係ないと思われる人物。
しかしそんな人物を平気でオペラ劇場の舞台に登場させてしまうあたりはさすがエンターテインメントの国アメリカならではというべきだろうか、、、
コンサートのエンディング近く。紹介とともにいきなり舞台に現れたのはなんとエルトン・ジョン。。。
「えーっ!なんでいきなり?!!!」と僕もこのときばかりはオペラのことはそっちのけでついついミーハーノリに走ってしまった。
「僕はなんでこんなところにいるのかなー」などとジョークをとばしつつ彼は、
“Daniel”“Rocketman”“Your song”の3曲をピアノで弾き語り。
まさか、こんなところで生のYour songを聴く事になろうとは思いもしなかった。
ちなみに彼は自らのツアーのためヒューストンを訪れていたのだそうだ。
棚ボタとはまさにこのことである。
ただし、彼も言うとおり普通に考えればいくらビッグネームのエルトン・ジョンといえども、オペラの夕べというコンセプトからすると完全に場違いであることにかわりはないわけで、僕も「すげー!!」と興奮しつつ妙な違和感を払拭することはできなかった。
まあ、でもいいか。。
ということで、本当はまだまだ余韻に浸っていたいところではあるが、明日までに終わらせなければならない仕事が残っているので今日はこの辺にしておく。
追記(6・11)
当日出演した歌手一覧は以下のとおりです。
Renee Fleming
Bryn Terfel
Denyce Graves
Marcello Giordani
Laura Claycomb
Joyce Didonato
Patricia Racette
Frederica vonStade
Ramon Vargas
Elton John
しかしエルトン・ジョン、度胸あるね(笑)。
言われてみれば一周年ですか。
全く意識してませんでしたね。
でも、おかげさまで細々とではありますがなんとか続いておりますよ。ありがとうございます。
こんな文章でも書いてると意外にに時間がかかるもので、もうちょっと速筆だと更新も出来るんでしょうが。。まあ仕方ないですな。
ということで、これからもよろしくお願いします。
ちなみに、エルトンジョンも「何で俺が?」みたいな顔してたな(笑)。
これからもよろしく~
ロジャー・ムーアにファンレターですか?
妙にウケてしまいました。
ふふふ。
新婚(?)のエルトン・ジョンじゃないですか・・・。
しかし、どっちもオペラじゃないですよね。
さすが、エンターテイメントのアメリカって感じ・・・。
コメント有難うございます。
そうですね。一緒にはじめたからダイアンさんのところのブログも1周年ですね。
それにしてもダイアンさんのところはほぼ毎日更新されててすごいなーと思います。
これからもよろしくお願いします。
そうそう、新婚のエルトンです。
ハネムーンは終わったのかな?
ところで、島の旅はいかがでしたか?
アメリカでは、オペラでもエンタテーテーメント性の高いサプライズがあるわけですね。
日本はGW真っ只中ですがここ一週間ばかり脱線事故、羽田空港の管制官が閉鎖した滑走路へ誘導する、静岡県警のヘリコプターが市街地へ墜落など事故続きの日本列島です。私は法事など親類縁者関係の行事に追われております。
超多忙のご様子ですが、まずは健康第一で仕事もブログも頑張って下さい。
いつもコメント有難うございます。
弱小ブログですが、細く長く続けられればと思っております。
ちなみに、日本の列車事故のニュースはこちらでも大きく取り上げられておりました。
こちらでの皆の注目はなんと言っても、あのわけの分からない“反省文”とか“草むしり”に代表される、クオリティコントロールなどとはおよそ無縁な管理体制についてです。
先進国であると一般的に信じられている日本のしかも大手大企業が“大まじめに”この不合理なシステムを運用していたという恐るべき事実は、システムの国アメリカでは特に大きな驚き(失笑)をもって受け止められています。
現在JR西日本に批判が集中しているようですが、どう考えても今回の事故は日本社会全体が背負うべき問題であるように思います。
マスコミに関しても、例によって責任者を吊るし上げるだけ吊るし上げて溜飲を下げるだけで終わりということがないように願いたいものです。
JR西日本の事故ですが、アメリカの報道内容は全く私の予想通りでした。既にご承知と思いますが、その後マスコミの報道が変な方向に向かっているように思えます。その違和感を記事にしましたのでTB致します。アメリカでこのようなことがあるのかなどを含めてご感想を頂ければ幸いです。
コメントありがとうございます。
こちらは、毎日いい天気です。ただ三寒四温ではないですが寒暖の差が日本以上にはげしいです。
半そででも暑く感じる日があったかと思えばセーターが欲しくなる日があったりします。
ところで、あちこちのブログを見ていますとこのJRたたきに辟易しているようなコメントを書いている方が結構いますね。僕も同感です。
一部マスコミが今やってることは問題の本質的解決にはつながらないことばかりのような気がします。
そんな彼らに自らを棚に上げてJRのお寒い管理体制を糾弾する資格があるのだろうかと思ったりもします。
TBありがとうございます。
今回の事故の件について、事故後の報道も含め個人的にいろいろ考えさせられることが多いです。
いろいろ言いたいことはあるんですが、これについて何か書くという行為にまではなかなか到達しません。
以前のイラク人質問題のときもそうでした。
何といいますか、まわりが過熱すればするほど自分で何かを発信しようという意欲にブレーキがかかってしまいまうのです。
したがって、こういうコメント欄をつかってせこく主張するという姑息な手段に出ておりま(笑)。