24/7 twentyfour-seven

日々思うこと、大好きな音楽のこと、映画のこと。身の回りに起こる色んなことを。

旅するジーンズと16歳の夏

2006-03-30 16:21:52 | 映画
自分の16才の時のことを思い出していた。
16才の頃って、大人になっても思い出すような出来事が満載だったような気がする。

両親の離婚によって離ればなれになった父親に会いに行くカーメン。サッカーの合宿に参加するブリジット。ギリシャで運命的な恋に落ちるリーナ。ひとり地元でのバイトに励む中、一人の少女に出会うティビー。
それぞれ、違う夏休みを過ごす4人を1本のジーンズがつなぐ。

出会ったり、別れたり、泣いたり、笑ったり、4人の全ての行動がいつか自分にもあったような気がして面白かった。
今も含めて、友達と過ごす時間は親と過ごす時間よりも多い気がする。だからこそ、友達の存在って重要だった。毎日の中に、たとえば別離があったとしても、変わらずにいてくれる友達の存在は大きい。
ティビーが出会ったベイリ-という少女の、幸せは小さなものの中にあるという言葉が印象的。


*** THE SISTERFOOD OF THE TRAVELING PANTS ***

Directed by KEN SWAPIS

AMERICA FERRERA as Carmen
AMBER TAMBLYN as Tibby
BLAKE LIVELY as Bridget
ALEXIS BLEDEL as Lena

8月のクリスマス

2006-03-28 00:25:38 | 映画
病気で余命わずかの寿俊。もう人を好きになることはないと思っていた彼の前に由紀子が現れる。

由紀子が現れなければ、日々は淡々と過ぎて傷付くこともなかったかもしれない。
残された父親の為に、DVDの使い方なんてマニュアルを作ったりする傍らで、死ぬことなんて怖くないのかと思うくらいにいつも通りの毎日を過ごしていく、その静かさが悲しい映画だな、と思った。
喜寿のお祝いに寿俊の写真館に写真を撮りに来た家族の、息子が残した『母さん、一人でも撮ってもらえよ』と言ったことの底に有る意味や、その母親が後日黒っぽい着物に着替えて写真を取り直しに来ること、何気ないシーンだったけど苦しかった。自分の死を受け入れようとする寿俊の周りがあまりにも普通で、だけど死を意識するような出来事もあって。
由紀子に好きだと言って、自分の人生に巻き込んでしまえばどれほど楽だっただろう。手紙を、自分の死後に届くように箱の中に入れたりなんかしないで、自分で自分のお葬式の写真なんか撮ったりしないで、他人を自分の人生の中に巻き込んでしまえば、もっと楽になれたはずなのに。由紀子を巻き込まなかった寿俊の愛情に泣いた。

***

最初は、山崎まさよしが出てるから、という理由で見たのですが思いのほか良い映画で泣けました。韓国板も見たことはあるけど、こっちのほうが好きかもしれない。舞台の違いも大きいのかもしれないけど。
最後に流れる、山崎まさよしの曲もこの映画に合わせて作っただけあって泣ける度をアップさせます。作中に寿俊がギターをやってた、というエピソードも出て来たりするので余計に。


*** 8月のクリスマス ***

Directed by 長崎 俊一

山崎 まさよし as 鈴木 寿俊
関 めぐみ as 高橋 由紀子
井川 比佐志 as 鈴木 雅俊
大倉 孝二 as 宮田 亮二

終わらない物語 -アビバの場合-

2006-03-26 22:40:23 | 映画
アビバという一人の少女を、年齢や生別、人種も違う8人の役者が演じるというちょっと変わった映画。
レイプされ、妊娠し、それを機に自殺してしまった従姉妹を持つアビバ。自分はたくさんの子供を産みたいと願ったアビバは、12才で妊娠。しかし母親に無理矢理に堕胎させられ、そのときの手術で子宮を失ってしまう。家出したアビバは様々な人に出会う…。

子供のアビバが、「子供がたくさん欲しい。だってそうすれば誰かを愛していられるから。」と言ってしまうことの意味って何なんだろうなぁ…、って考えていた。
中絶の反対運動をしている団体が、中絶を行っている医者を殺してしまったり、その団体に関わる人間が子供と関係を持ってしまったり、社会は矛盾だらけだったりする。
その中に住んでいるアビバも、子供を持ち、愛したいと言う割に子供を持つためだけに好きでもない相手と簡単にセックスしてしまったり、自分をモーテルに捨てた男を愛してると言ってみたりする。

なんか、よくわかんない映画だったなぁ…。「愛という感情を求める」ことって、どういうものなんだろう。自分の感情としての愛情ではなくて、『愛するという行為』を求める意味がよくわからない。

*** PALINDROMES ***

Directed by TODD SOLONDZ

JENNIFER JASON LEIGH,
EMANI SLEDGE,
VALERIE SHUSTEROV,
HANNAH FREIMAN,
RACHEL CORR,
WILL DENTON,
SHARON WILKINS,
SHAYNA LEVINE as Aviva

FANTASTIC PLASTIC MACHINE

2006-03-25 00:45:45 | 音楽
実は、田中知之という人の存在すら知らなかったのですが…。
前からジャケが気になっていて、今日やっと試聴できたので。で、気に入ったので買いました。FANTASTIC PLASTIC MACHINE
『軽くヤバい?』の某CMで使われていた曲も聴けます。
いろんなジャンルの音楽の良いトコ取りって感じでなかなか。
個人的にはTAHITI80とやってる fanfare が良いと思います。

BGM : imaginations / FANTASTIC PLASTIC MACHINE

エタ-ナル★サンシャイン

2006-03-24 13:16:47 | 映画
どうしよう…全く意味が解らなかった。。何を言いたいのか。
記憶を消しても、本当に好きだったら離れられないとか、そういうこと?
お互いが記憶を消された後、また出会い恋に落ちているわけだから、逃れられない運命的な要素が有るということか?
再び出会っても、記憶を消すほどに傷付いた過去が有るのなら、再会することに意味は有るのか?
それとも、もっと深い意味があるのかなぁ。

忘れるという作業の中に、付き合っている過程のエピソードが出ては来るけど、クレメンタインがなぜ記憶を消したかったのかが解らないから共感できなかった。

ジョエルとクレメンタインのエピソードよりも、その横にあるメアリ-とドクター・ハワードとのエピソードのほうが共感できた(あたしはメアリ-の気持ちと、それを見るスタンに泣いた)。
ただ、表現の方法は面白いと思う。心象風景を、映像として表現しているところ。
すごい評価だったから期待していたけど、私的に良かったのは映像表現だけ。
あと、やっぱりマーク・ラファロは良い俳優だ。

*** ETERNAL SUNSHINE OF THE SPOTLESS MIND ***

Directed by MICHEL GONDRY

JIM CARRY as Joel Barish
KATE WINSLET as Clementine
ELIJAH WOOD as Patrick
MARK RUFFALO as Stan
KIRSTEN DUNST as Mary
TOM WILKINSON as Dr.Haward

Daniel Powter

2006-03-21 16:29:22 | 音楽
Daniel PowterのCD。
試聴して、そのままお買い上げ。

最初聴いた時はUKかと思ってたら、カナダ人。35才。そしてコレがデビューアルバムらしい。
ピアノがメインのシンプルなスタイル。キャッチ-なメロディ。でもって声も良い。
体の中にじんわりしみ込んでくるみたいな声で、ホッとする。

BGM : daniel powter / DANIEL POWTER --My best track is...#2 free loop

SAW 2

2006-03-21 16:14:19 | 映画
さっそく借りて来ました。
相変わらずの気持ち悪さ。殺され方がエグい。
今回も、ちゃんと『ルールに従えなかった者には死が待っている』という、前作からの一貫性を保ったままで、あーそう来ましたか!っていうオチに繋がっていく感じは良くできてるな-と思う。
前作に比べて登場人物が増えたぶん、個々のエピソードが薄いところが難点。一応、なぜこのメンバーなのか、っていうことがサラッと出てはくるけど、もっと人物を絞った方が面白いのに…と思った。誰がキーパーソンかすぐ解るし。
1からの流れがちょっと出てくるところや、3もあるのかも?と予感させるところもあって、次への期待が膨らみます。

*** SAW 2 ***

Directed by DARREN LYNN BOUSMAN

DONNIE WAHLBERG as Eric Mathews
TOBIN BELL as JIGSAW
SHAWNEE SMITH as Amanda
ERIK KNUDSEN as Daniel

あなたの知らない世界

2006-03-13 16:10:19 | 日記
まさか自分が体験するとは…。

金縛りにあってしまいました…

寝てたら急に鳥肌がバーって立って目が覚めて、体が動かなくなって。チリンチリンって鈴の音みたいなのが聞こえて、何かが乗ってきて!
最初は足下を誰か(何か)が踏んでるような感じだったのが、どんどん上に上がって来て、体を踏んでるみたいな。
声がでなくて、怖いながらも「重いからどいて!」って心の中で叫んでた。でも、全然どいてくれなくて、「あたし、何もしてあげられないから、どこか行って下さい!!」って思ったら、急に体が軽くなって。声も出るようになって。

あまりにもビックリしてちょっと泣いた。コレ何?夢?もーほんとに怖かった…。

オキナワ

2006-03-13 15:49:50 | 旅行
8日から10日まで沖縄に行って来ました。
最初の予定では、一人でびっちりダイビングして来ようと思ってましたが、職場の先輩が一緒に行きたいと言うことで観光に変更。
行く直前の天気予報では3日間とも雨…でしたが、晴れ女(自称)なので、1日目曇り,2日目曇りのち晴れ(スコールあり)、3日目快晴。まあまあの出来です。

今回は、同行者の行きたいところを優先したので、かなりベタなとこに行っての観光でしたが、何回行っても楽しい!
沖縄にいることだけでも満足です。
今年中にダイビングしにまた来よう。

沖縄では、あんまり自分へのお土産って買うことないのですが、今回は買っちゃいました。幻の泡盛とも言われている『泡波』。
はっきり言って高い!まず生産量がダントツに少ないし(波照間島の小さい酒造所でごくわずかに作っているらしいので)、幻の泡盛なんて言われると、あたしみたいな人間は買っちゃうし。ほとんどが波照間島内で消費されるので、島外に出てくることはめったにない。600mlサイズを買ったのですが、コレを東京で買うと、本島の3~5倍はするようです。でも、お安くない買い物だったので、寝かせておこうかと…。特別な日に飲みたいと思います。

この写真は、スコールの時に雨宿りをしたお茶屋さん。こういう風景はもうめったに見られないけど、こういう沖縄が好きです。

BGM : Call me Miss... / Crystal Kay

遠足とか旅行とか

2006-03-07 23:43:45 | 日記
…の前日って、ドキドキする反面なんで『メンドくさ…』ってなるんですかね?
誰と行く時でも。どこに行くときでも。

荷造り苦手なんですよ。
アレもコレもってなって、あーでもコレじゃ入りきらん!でもこの服ないと困るかもだし、でも向こうで買えるかも?あー最悪、帰りは現地から荷物送る覚悟で!あーでもでも何だかんだ言って日本じゃん、お金さえ持ってれば手ブラで行っても…。いやいや普段なら使わないコレ持ってく?向こうのホテルで試しちゃう?でも荷物軽く行かないと移動大変だし…。お土産スペース必要?
キーッッッッもう行きたくない!荷物詰めたくない!(2時間くらい放置)

…みたいな。
もうさー、絶対使わないってわかってるのに持って行きたくなったり。心配性なんですかねー。
大抵、2時間後のパッキング再開時にかなり削られまくって、友達に心配されるくらいの小荷物に(必要なものまで削って到着して焦るパターン)。

ちなみに今放置真っ最中。これから削りまくります。朝6時集合…。
あー明日から行くとは言え、向こうは天気悪そうだー

BGM : Whatever People Say I Am, That's What I'm Not / Arctic Monkeys