現在安倍晋三は、かの極右シンクタンク国家基本問題研究所なる組織の面々(櫻井よしことか島田洋一といった人たち)と自民党の極右議員(下村博文、山谷えり子など)ら(民主党の議員も参加)とインドを訪問しています。安倍とインドと言えば、こいつ参議院選挙惨敗後の2007年8月にインドを訪問して、パル(パール)判事の遺族(息子さん)と面談したっけなあとつまらんことを思い出しました。正直、東京裁判の一裁判官の子孫にわざわざ日本の首相が公式の訪問で面談するというのも、安倍ってほんとすごい(悪い意味で)男なんだなあといまさらながら呆れた記憶があります。
もっとも、安倍は、東京裁判のことについてあまりつっこんだ話はしなかったみたいですが(ていうか、されたって息子さんだって困りますよね)。こちらにこの件の記事があります。
さてさて、そんな安倍晋三が、ブラーマ・チェラニー氏なる人物との意見交換会で次のような発言をしたそうです。
>インドの後ろには日本がいる、日本の後ろにはインドがいると国際的に思わせるような関係を作ることが重要だ。オバマ政権初期に、スタインバーグ国務副長官が中心になり、中国が主張する「核心的利益」に米国はチャレンジしないと公言した。これは大きな間違いだった。チベット人の人権を売り渡したことにもなる。ところが、中国が東シナ海、南シナ海、チベット、ウイグルなどで好き放題しだしたため、オバマ政権は驚いたと思う。日印がしっかりアメリカを牽制していかねばならない
(引用ここまで)
え・・・あんた首相だった時、中国にむかってそんな発言したっけ・・・。首相就任後、すぐに中国を訪問して小泉時代に冷えた日中関係再構築に動いたんじゃなかったっけ。それとも今じゃ自分は間違ったことをしたって後悔しているのかな。
あ、断っておきますけど、私は安倍が中国との関係改善に動いたことについては支持します。安倍のことを本気で支持している(いた)人はあれはひどく失望したかもしれませんが、下にも書いたように、日本と中国の強い関係を考えれば、関係改善に動くのは当然の話。
ていうか、安倍に限らず自民党政権にしても民主党政権にしても、中国の「核心的利益」なるものに「チャレンジ」した人なんかいないでしょう。したって日本が損をするだけだからねえ。中国は日本にとって最大の輸出入国であって日本は中国と切っても切れない関係にあるんだから。こちらのページを見てください。自分の重大なパートナーの核心的利益にちょっかいを出して、自分たちの利益を損していたら、それはかなり愚かな行為ってもんじゃありませんかね。
安倍がふたたび首相になることはないでしょうが、失礼ながら安倍は再度首相になったとして中国に「毅然とした」(笑)態度をとれますかね? できない相談でしょうね。口先だけの男です。むろん政治家にとって「口先だけ」というのも必要なものですけど。でも、首相までやった人物の発言としてはね、もう少し考えてもらわないとね。
ついでながらチェラニー氏なる人物の発言もどうかと思います。曰く
>日本とインドが強くなるほどに、アメリカは自己の国益を増進するため、日印により肩入れしてくる。日印の軍事力・軍事協力関係の強化に応じて、アメリカは尊敬と関心を向けてくる。中国は歴史カードで日本を攻めているが、第二次大戦後、最も露骨に侵略行為を続けてきたのは中国だ。その中国から、第二次大戦以前の問題を振りかざされて日本が萎縮する必要はない
(引用ここまで)
>日印の軍事力・軍事協力関係の強化に応じて、アメリカは尊敬と関心を向けてくる。
そうなんですか? 関心はともかく、尊敬はどうかなあ。
>中国は歴史カードで日本を攻めているが、第二次大戦後、最も露骨に侵略行為を続けてきたのは中国だ。
いや、侵略ということを言うのなら、米国でしょう。次がソ連かな。もちろん特に中越戦争なんかは中国のやり方はひどいと個人的には考えますが。いや、氏はチベットやウイグルのことを言っているのかな? あるいは国共内戦?
>その中国から、第二次大戦以前の問題を振りかざされて日本が萎縮する必要はない
この件については、安倍だって首相在任時居直ることはできなかったし、今後も日本政府が居直る見込みは低いんじゃないの? たぶん日本の極右にたいするチェラニー氏のリップサービスなのでしょうけど。
ついでながら、チェラニー氏なる人物は、こちらによると
>インドの軍事専門家でパキスタンに対して非友好的なブラーマ・チェラーニ氏
だそうですので、反中の人というより、インドの右翼とでも言うべき人のようですね。たぶん「敵の敵は味方」の論理で、安倍とか「国家基本問題研究所」の人たちと付き合っているのでしょう。
どっちにしても、日本政府がチベットやウイグルをカードにして中国に圧力をかけるなんてのは、およそ現実的には考えにくいと思いますし、たぶん安倍というか自民党もそれを利用する可能性は低いでしょうね。しつこく繰り返すと、口先だけです。仕方ないけどね。
あ、記事中のチェラニー氏と安倍の発言は、島田洋一のブログより引用しました。また、bogus-simotukareさんの記事を参考にしました。ありがとうございます。
9月26日追記:下のコメント欄にも書きましたように、この記事のコメントが私を誹謗するようなどうしようもないものが多いので(下を見ればどういうものかわかるでしょう)、ネット右翼系のコメントはぜんぶ削除します。今後もらっても反映させませんのでそのつもりで。しまいには、民族差別のコメントまできましたからお話にもなりません。
もっとも、安倍は、東京裁判のことについてあまりつっこんだ話はしなかったみたいですが(ていうか、されたって息子さんだって困りますよね)。こちらにこの件の記事があります。
さてさて、そんな安倍晋三が、ブラーマ・チェラニー氏なる人物との意見交換会で次のような発言をしたそうです。
>インドの後ろには日本がいる、日本の後ろにはインドがいると国際的に思わせるような関係を作ることが重要だ。オバマ政権初期に、スタインバーグ国務副長官が中心になり、中国が主張する「核心的利益」に米国はチャレンジしないと公言した。これは大きな間違いだった。チベット人の人権を売り渡したことにもなる。ところが、中国が東シナ海、南シナ海、チベット、ウイグルなどで好き放題しだしたため、オバマ政権は驚いたと思う。日印がしっかりアメリカを牽制していかねばならない
(引用ここまで)
え・・・あんた首相だった時、中国にむかってそんな発言したっけ・・・。首相就任後、すぐに中国を訪問して小泉時代に冷えた日中関係再構築に動いたんじゃなかったっけ。それとも今じゃ自分は間違ったことをしたって後悔しているのかな。
あ、断っておきますけど、私は安倍が中国との関係改善に動いたことについては支持します。安倍のことを本気で支持している(いた)人はあれはひどく失望したかもしれませんが、下にも書いたように、日本と中国の強い関係を考えれば、関係改善に動くのは当然の話。
ていうか、安倍に限らず自民党政権にしても民主党政権にしても、中国の「核心的利益」なるものに「チャレンジ」した人なんかいないでしょう。したって日本が損をするだけだからねえ。中国は日本にとって最大の輸出入国であって日本は中国と切っても切れない関係にあるんだから。こちらのページを見てください。自分の重大なパートナーの核心的利益にちょっかいを出して、自分たちの利益を損していたら、それはかなり愚かな行為ってもんじゃありませんかね。
安倍がふたたび首相になることはないでしょうが、失礼ながら安倍は再度首相になったとして中国に「毅然とした」(笑)態度をとれますかね? できない相談でしょうね。口先だけの男です。むろん政治家にとって「口先だけ」というのも必要なものですけど。でも、首相までやった人物の発言としてはね、もう少し考えてもらわないとね。
ついでながらチェラニー氏なる人物の発言もどうかと思います。曰く
>日本とインドが強くなるほどに、アメリカは自己の国益を増進するため、日印により肩入れしてくる。日印の軍事力・軍事協力関係の強化に応じて、アメリカは尊敬と関心を向けてくる。中国は歴史カードで日本を攻めているが、第二次大戦後、最も露骨に侵略行為を続けてきたのは中国だ。その中国から、第二次大戦以前の問題を振りかざされて日本が萎縮する必要はない
(引用ここまで)
>日印の軍事力・軍事協力関係の強化に応じて、アメリカは尊敬と関心を向けてくる。
そうなんですか? 関心はともかく、尊敬はどうかなあ。
>中国は歴史カードで日本を攻めているが、第二次大戦後、最も露骨に侵略行為を続けてきたのは中国だ。
いや、侵略ということを言うのなら、米国でしょう。次がソ連かな。もちろん特に中越戦争なんかは中国のやり方はひどいと個人的には考えますが。いや、氏はチベットやウイグルのことを言っているのかな? あるいは国共内戦?
>その中国から、第二次大戦以前の問題を振りかざされて日本が萎縮する必要はない
この件については、安倍だって首相在任時居直ることはできなかったし、今後も日本政府が居直る見込みは低いんじゃないの? たぶん日本の極右にたいするチェラニー氏のリップサービスなのでしょうけど。
ついでながら、チェラニー氏なる人物は、こちらによると
>インドの軍事専門家でパキスタンに対して非友好的なブラーマ・チェラーニ氏
だそうですので、反中の人というより、インドの右翼とでも言うべき人のようですね。たぶん「敵の敵は味方」の論理で、安倍とか「国家基本問題研究所」の人たちと付き合っているのでしょう。
どっちにしても、日本政府がチベットやウイグルをカードにして中国に圧力をかけるなんてのは、およそ現実的には考えにくいと思いますし、たぶん安倍というか自民党もそれを利用する可能性は低いでしょうね。しつこく繰り返すと、口先だけです。仕方ないけどね。
あ、記事中のチェラニー氏と安倍の発言は、島田洋一のブログより引用しました。また、bogus-simotukareさんの記事を参考にしました。ありがとうございます。
9月26日追記:下のコメント欄にも書きましたように、この記事のコメントが私を誹謗するようなどうしようもないものが多いので(下を見ればどういうものかわかるでしょう)、ネット右翼系のコメントはぜんぶ削除します。今後もらっても反映させませんのでそのつもりで。しまいには、民族差別のコメントまできましたからお話にもなりません。








島田のインド訪問記録は今後も続くようですのでどんな変なことを言うか楽しみですね(毒)
ダライラマと会ったそうで、どんなこじつけで「ダライが我々を支持してる」と言うか楽しみ(ダライも彼らなんかと会わなければいいのに)
ちなみに私個人的には最近取り上げたネタでは次の2つが酷いなあ、と呆れました。
1)増元ブログの9/20記事
この記事で増元は「拉致問題が解決しないのは蓮池さんたち帰国した拉致被害者が家族会に情報提供しないから悪い、拉致問題を解決する気があるのか」と罵倒を始めています(ご存じかも知れませんが)。
何だかな(そんなことまでやるほど非常識とは。まあ、小泉訪朝から10年たって精神的に焦ってるんでしょうが)
2)守る会の記事
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00661
菅氏が献金したという例の「市民の党」のリーダーがある雑誌のインタビューに「若い頃フィリピンのマルコス打倒革命を支援したことがあった」と答えたと言う話を取り上げ、フィリピンでの革命が、中国がバックにいる共産革命であるかのような罵倒(卑怯にもどうとでも取れるあいまいな文章で書いていますが)をしています(誰が考えてもあれは共産革命じゃありませんが)。
お前フィリピン人の前で同じ事が言えるのかと。
島田は
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2453224/で
「日本の首相は、金正日とは二度握手しているが、ダライ・ラマとは一度も握手していない。」と書いてますが
1)金と二回握手した首相って、二回訪朝した小泉さんで安倍は小泉訪朝時、官房副長官
2)ダライと握手しなかった首相には安倍も含まれる
と言うことをどう思ってるのかと。
島田と言い安倍と言い突っ込みどころの多い男ですよね。
いろんな義理があって会わないわけにはいかないんでしょうね。それにしてもね、こんな人たちと会合するのは、かならずしもプラスではないと思いますけど、日本で一番公然とチベットを支持しているのはこういった人たちですからね。
>拉致問題が解決しないのは蓮池さんたち帰国した拉致被害者が家族会に情報提供しないから悪い、拉致問題を解決する気があるのか」と罵倒を始めています
そこまでは行っていませんでしたが、増元氏は「もっと情報がほしい」みたいなことは言っていましたね。おっしゃるとおりあせりもあるんでしょう。
>守る会の記事
…(失笑)。どうしようもない人たちですね。
>「日本の首相は、金正日とは二度握手しているが、ダライ・ラマとは一度も握手していない。」と書いてますが
1)金と二回握手した首相って、二回訪朝した小泉さんで安倍は小泉訪朝時、官房副長官
2)ダライと握手しなかった首相には安倍も含まれる
と言うことをどう思ってるのかと。
この面談でも安倍は顔を出していないみたいですしね。下村あたりならまだしも、日本の元首相がダライ・ラマと公然と会うわけにはいかないってことでしょう。お前、それをわかって書いてんかよという気はします。
むろんその程度には安倍も常識はあるってことでしょうけど。
まあそうなんでしょうけどね、プラスはないでしょう。
>公然とチベットを支持しているのはこういった人たち
日中関係を考えるとそこは難しいところで、無責任に中国許せないとも言いがたい。
島田なんかは「貿易の利益でチベット見捨てた」と言い出すんでしょうが、現に貿易してる以上、そこを無視するわけに行かないでしょう。
>そこまでは言っていませんでしたが
うーん、じゃあそこは、増元氏に好感情をもっていない私の邪推と言うか誤読というかそういうことですな。
ただ、どっちにしろ、情報は政府以外には出せない、家族会には出せないと言うことは10年前から蓮池薫さんたちが言ってる話で、増元氏もしぶしぶだろうが、いったん納得した話のわけで。
拉致被害者からすれば過去に片がついたはずの話をまた蒸し返すなんて不愉快な話でしょう。で、あの増元氏ですから(というのは私の悪意が強すぎるかも知れませんが)情報提供しないとどこまでエスカレートするか分かったものではなく本当に公然と罵倒し始めないとも限りませんし。
島田なんかは「貿易の利益でチベット見捨てた」と言い出すんでしょうが、現に貿易してる以上、そこを無視するわけに行かないでしょう。
私も中国のチベットに対する対応が「いい」なんてぜんぜん考えませんが、日本があからさまに中国をこの件で批判・非難するのは困難でしょうね。EUなどがやるほうがたぶんずっと容易でしょう。日本はあくまで中国に「改善したほうがいいんじゃないんですか?」と説得するというスタンスになろうかと思います。実際には日本はそれもしていませんが。
>うーん、じゃあそこは、増元氏に好感情をもっていない私の邪推と言うか誤読というかそういうことですな。
すいません、私は増元氏の講演を最近聞いており、そのときも「情報がほしい」みたいなことはおっしゃっていましたが、
>拉致問題が解決しないのは蓮池さんたち帰国した拉致被害者が家族会に情報提供しないから悪い
とまでは発言していなかったので、上のように書いてしまいました。氏の、
>それでも沈黙を続けるというのは拉致被害者の救出自体を望んでいないという事としか思えない。
という発言は非常によくないですね。
>邪推と言うか誤読
ということはありません。お詫びいたします。
しかも、こういう下種な輩が一丁前の振りして社会を批判して傷の舐め合いとは・・・つくづくキモイww
国家戦略として日本侵略を行っている朝鮮(南北共通)に対し対策を打たない限り、日本国、民族の展望は無い。
親朝鮮の民主党売国政権では展望は開けない。
とりあえず、極右とのレッテル張りはやめていただきたい