私が安倍晋三を批判するときのものに「口先だけの男」というのがあります。たとえば彼は、首相在任中靖国神社に参拝しませんでした。理由はいくらでもいろいろつけられますが、要は、自分が首相を続けるためには(参議院選挙に大敗して死に体状態だったあの時点でそんなことを考えていたんですから、この男の状況判断の悪さにおどろきます)、靖国参拝などしたら損だという計算が働いたということでしょう。そんな考えは、安倍くらいの馬鹿にも容易につきます。つまりは安倍にとって「靖国神社」なんてそんな程度のものだったということです。自分のイデオロギーにしたがう(なんてものでなく、単に自分の支持母体への義理でしょうが)ことなく自らの保身を優先したということです。
これって私のような人間にとっては笑えるにもほどのある話ですが、靖国神社や右翼からすればかなりの侮辱だと思うのですが、あんまりこの方面から安倍を非難する声が聞こえてこないような気がするのは私の誤解かな。そうは思えないけど。むしろ、こういう記事を書く私の方が強く非難されそうです。
あるいは、2007年の参議院選挙の際にけっこう話題になった「今回の選挙は、自分か小沢さん(民主党代表=当時)を選択する選挙だ」なんていう演説です。wikipediaの安倍晋三のページには、
>安倍は選挙結果の大勢が判明した時点で総理続投を表明したが、これについては、応援演説において「私か小沢さんか、どちらが首相にふさわしいか」と有権者に「政権選択」を迫るような趣旨の発言をしていたことから内外から続投に対する厳しい批判が出た。
とあります。
私のようにここまで安倍を悪く書く人間ですら、「なんでこの人、こんな自分が損をすることを言うんだろう」と非常に不審に思いました。安倍がそんな演説をしている時点で、あの選挙は自民党に非常に厳しいものとなることが明白でした。そんなことを言えば自分があとあと悪い立場に追い込まれるし、実際安倍は追い込まれるわけですが、しかし辞任しないという逃げを彼は打ちました。そんなことして大丈夫かーい、と考えていたら、けっきょくそれからまもなく辞任するわけですから、本当の馬鹿とはこういう男のことを言うんだと思います。これだって参議院選挙のさいにさっさと辞任していれば右翼も産経新聞も自民党も異常に甘い態度でこの男には対応してくれるんだから(こちらの記事参照)、彼にもまだ将来があったんですが、口先だけの言動で本当に彼は墓穴を掘ってしまいました。本人の不徳のいたすところだから当然だけどね。
自分で考えてそんな演説をしたのかブレーンや側近の意見をとりいれたのかは知りませんが、どっちみち頭の悪い話です。さすが安倍、凡人には想像もつかぬお馬鹿なことをやってくれて、私のような人間にとってはこれ以上の喜びはありません。
さてさて、私以前こちらのような記事を書き、BLOGOSに紹介されたこともありネット右翼から愚にもつかないコメントをごってりいただきましたが、ちょっと私が印象にのこったものがあります。
ラストにコメントをいただいた方が、次のように書いています。
>あと、安倍氏を口先だけと言うが、2008年5月の胡錦濤氏と日本の前首相達の懇親会で、ウイグルからの留学生のトフティ・テュニヤズさんの釈放を要求するなど、口先だけの人がすることでは無いと思います。
このコメントにはとくに私はコメント返しはしなかったのですが、けっこうこのくだりは興味深い問題が述べられているように思います。つまり私はこういう安倍の発言こそが、口先だけだと思うわけです。なんで安倍は、首相在任時に、そのようなことを胡錦濤にいわなかったんですかね?
2008年5月の時点で安倍はすでに首相じゃなかったわけで、失礼ながら安倍がこんなことを胡錦濤に発言したところでもはや遅い段階です。彼が首相だった時に同じような内容のことを言えばそれはそれなりの意味やりアクションはあるでしょうが。
安倍が首相だった時点だったら、中国の人権問題について日本政府がそれなりに動くために外務省などになにがしかの指示を出すということも可能でしたし(外務省はそうとう嫌がったでしょうが)、それなりのことができたでしょうが、あのような辞任をした後ではね、なにもできません。2008年に安倍がそのような発言をしたのは、すでに自分が日本の外交政策に何ら影響を及ぼすに至らない安全地帯にいたからでしょう。胡錦濤だって、しょせん前首相(当時)からの発言なんて聞き流せるし、そんなことは安倍だって重々承知でのものです。失礼ながら安倍は、首相の際にはこのような発言をすることができなかったでしょうし事実しませんでした。
もっとも首相在任時に安倍が最大限中国に遠慮したということは、安倍を異常に支持している人たちの間では「なかったこと」なのでしょうが。
このコメンテイターの方の発言は、なんか「語るに落ちた」ものだったような気がしました。
これって私のような人間にとっては笑えるにもほどのある話ですが、靖国神社や右翼からすればかなりの侮辱だと思うのですが、あんまりこの方面から安倍を非難する声が聞こえてこないような気がするのは私の誤解かな。そうは思えないけど。むしろ、こういう記事を書く私の方が強く非難されそうです。
あるいは、2007年の参議院選挙の際にけっこう話題になった「今回の選挙は、自分か小沢さん(民主党代表=当時)を選択する選挙だ」なんていう演説です。wikipediaの安倍晋三のページには、
>安倍は選挙結果の大勢が判明した時点で総理続投を表明したが、これについては、応援演説において「私か小沢さんか、どちらが首相にふさわしいか」と有権者に「政権選択」を迫るような趣旨の発言をしていたことから内外から続投に対する厳しい批判が出た。
とあります。
私のようにここまで安倍を悪く書く人間ですら、「なんでこの人、こんな自分が損をすることを言うんだろう」と非常に不審に思いました。安倍がそんな演説をしている時点で、あの選挙は自民党に非常に厳しいものとなることが明白でした。そんなことを言えば自分があとあと悪い立場に追い込まれるし、実際安倍は追い込まれるわけですが、しかし辞任しないという逃げを彼は打ちました。そんなことして大丈夫かーい、と考えていたら、けっきょくそれからまもなく辞任するわけですから、本当の馬鹿とはこういう男のことを言うんだと思います。これだって参議院選挙のさいにさっさと辞任していれば右翼も産経新聞も自民党も異常に甘い態度でこの男には対応してくれるんだから(こちらの記事参照)、彼にもまだ将来があったんですが、口先だけの言動で本当に彼は墓穴を掘ってしまいました。本人の不徳のいたすところだから当然だけどね。
自分で考えてそんな演説をしたのかブレーンや側近の意見をとりいれたのかは知りませんが、どっちみち頭の悪い話です。さすが安倍、凡人には想像もつかぬお馬鹿なことをやってくれて、私のような人間にとってはこれ以上の喜びはありません。
さてさて、私以前こちらのような記事を書き、BLOGOSに紹介されたこともありネット右翼から愚にもつかないコメントをごってりいただきましたが、ちょっと私が印象にのこったものがあります。
ラストにコメントをいただいた方が、次のように書いています。
>あと、安倍氏を口先だけと言うが、2008年5月の胡錦濤氏と日本の前首相達の懇親会で、ウイグルからの留学生のトフティ・テュニヤズさんの釈放を要求するなど、口先だけの人がすることでは無いと思います。
このコメントにはとくに私はコメント返しはしなかったのですが、けっこうこのくだりは興味深い問題が述べられているように思います。つまり私はこういう安倍の発言こそが、口先だけだと思うわけです。なんで安倍は、首相在任時に、そのようなことを胡錦濤にいわなかったんですかね?
2008年5月の時点で安倍はすでに首相じゃなかったわけで、失礼ながら安倍がこんなことを胡錦濤に発言したところでもはや遅い段階です。彼が首相だった時に同じような内容のことを言えばそれはそれなりの意味やりアクションはあるでしょうが。
安倍が首相だった時点だったら、中国の人権問題について日本政府がそれなりに動くために外務省などになにがしかの指示を出すということも可能でしたし(外務省はそうとう嫌がったでしょうが)、それなりのことができたでしょうが、あのような辞任をした後ではね、なにもできません。2008年に安倍がそのような発言をしたのは、すでに自分が日本の外交政策に何ら影響を及ぼすに至らない安全地帯にいたからでしょう。胡錦濤だって、しょせん前首相(当時)からの発言なんて聞き流せるし、そんなことは安倍だって重々承知でのものです。失礼ながら安倍は、首相の際にはこのような発言をすることができなかったでしょうし事実しませんでした。
もっとも首相在任時に安倍が最大限中国に遠慮したということは、安倍を異常に支持している人たちの間では「なかったこと」なのでしょうが。
このコメンテイターの方の発言は、なんか「語るに落ちた」ものだったような気がしました。








「1994年、羽田内閣総辞職後の首相指名選挙について、河野総裁や森幹事長が社会党の村山委員長を推したため、自民党両院議員総会は紛糾した。しかし、旧大分県第1区で村山とライバル関係にあった衛藤が村山擁立に賛意を表明したこともあり、村山首班指名で決着した。」
本当かどうかわかりませんが本当なら「安倍の子分らしい」と言うか何というか。
「自分のイデオロギーより政権復帰の方が大事だった」ってことですからね。
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/7630e388f3bb29d617eb74e6b0390bfd
安倍が当日、柏崎刈羽原発で何を視察し何を指示したかを明らかにしていたら、昨年の福島の事故は起こらなかったはず。
総理辞任はこの2ヶ月後で、責任をとるのを恐れて“敵前逃亡”した、と言われても仕方ないでしょう。
http://www.higashiaichi.co.jp/newspaper/befor_today/120411t/12041101.html
日本はラムズフェルドなどのようなマッチョなタカ派は目立たないようですが、その分だけいわゆるチキンホークがデカイ顔をしているのでしょうかね?
>チキンホークがデカイ顔
右翼の世界が人材難なのでしょう。さすがに安倍より使える男が出てきたら、いまほど自民党も安倍に甘い顔はしないでしょう。
>国のために言うだけ番長に徹してほしいですね。
そちらのほうが日本のためです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120417/plc12041703210003-n1.htm
「サンフランシスコ平和条約が昭和27年4月28日に発効し、日本が主権を回復してから60年がたつ。平成21年の政権交代で下野した自民党は、「立党の精神に立ち戻れ」という掛け声の下、4月28日を主権回復記念日として祝日にする画期的な法案を議員立法により国会に提出した。今年の記念日には党本部で国民集会が開催される運びとなり、そこで谷垣禎一総裁が挨拶をすることになっている。
(中略)
主権回復記念日を祝うということは、安倍晋三首相が掲げた「戦後レジームからの脱却」を今一度わが党の旗にすることであり、その中核に据えるべきは東京裁判史観からの決別である。自民党総裁が記念日の国民集会で挨拶する意義は、政権奪還した暁には首相として堂々と靖国神社に参拝し、村山談話、河野談話を撤回すると国民に約束することにこそある。」
笑うしかないですね。
俺は稲田の主張を是とは思いませんが、是非以前に「今年の4月28日の自民党集会で谷垣氏自ら、首相となった暁には靖国公式参拝をし、村山談話、河野談話を撤回すると演説する」なんてできるわけがないでしょう。あの極右・安倍ですら国際的反発が恐ろしくてできなかったのに。
自民の支持層には「中国、韓国ともめることを嫌う財界」もいるでしょうに。
まあ、稲田も安倍と同じ「極右に媚びる口先だけの女」でそんな事が政権奪回の暁にできるとは思ってないでしょうし、やりたきゃ村山政権以降の、橋本、小渕、森、小泉、安倍、福田、麻生のいずれかの自民党政権でやればいいだけの話だったんですが(公式参拝だけは小泉氏がやりましたが)。
地盤(福井県)からして、原子力ムラどっぷりなのは間違いないでしょう。