ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

拉致問題に対応するのに、中国と仲良くしていて損はない

2011-05-17 03:30:15 | 北朝鮮・拉致問題
増元照明氏は、かなり極端な反中国の人間です。wikipediaにも

>公式サイトにおいてメッセージが不定期に更新されている。その中では、中華人民共和国への批判が強い。同国を北朝鮮の宗主国と断じ、更に脱北者の強制送還、チベット問題やウイグル問題を引き合いに出し、自らの意見を表にはしないが、北京オリンピックに断固反対や同国の製品不買に賛意を表明している。

と記されているくらいです。

氏の主張する中国製品不買の話については、そのあまりの非現実的な主張に笑ってしまい、

>増元氏が今後どういう生活をするのか私はしりませんが、馬鹿馬鹿しいことを言わないでくださいよ。反中だなんだって騒いでいる人だってそんなこと実行できないし、非常識でむちゃくちゃなことを言わないでよ。

書いたことがあります

氏のブログ風活動報告には、いろいろ中国に対する怒りや恨みつらみが書かれています。正直尖閣諸島の問題なんて北朝鮮による拉致問題となんの関係があるのか、当方のような人間には理解不能なのですが、氏にとっては不可分なのでしょう。

でも…なんかよくわからないんだけど、氏って海外に行くときは米国あたりで「北朝鮮へのテロ国家指定解除をやめてくれ」とか、北朝鮮に圧力をかけるためのロビー活動とかそんなことばっかりやっているみたいな気がするんですけど(たとえば昨日の記事)、でもとくに北朝鮮のような国に対応するためには、いろいろなチャンネルを確保していないとだめですよねえ。で、氏の意見では中華人民共和国は北朝鮮の「宗主国」だそうですから、それなら中国経由のルートをしっかりもっていないとまずいんじゃないの。

実際問題として中国が拉致問題に関して動いてくれるかというとあんまり(ほとんど)期待できないという以上のことではありませんが、でもとりあえずいろいろなルートを持っていなければねえ。米国にとっては北朝鮮による日本人拉致問題なんて、対北朝鮮カードの1枚にすぎませんから、中国の北朝鮮人脈ともそれなりに密接な関係を保っていたほうがいいと思うんですけどねえ。

中国と仲良くしていてどのような得があるかというのはそんなにないかもしれませんが、でも損は絶対ないでしょう。ていうか、個人的な好悪はべつとして、拉致問題ということのためなら、それくらいのことはがまんしてそれなりにつきあっていくというのは当然だと思うんだけど。それこそ朝鮮総連ともそれなりの関係をつくっていかなければならないくらいに割り切るくらいの気持ちでいたほうがいいんじゃないかな。拉致被害者を本気で救出するとか言っているんなら、それくらいに割り切って思いきる必要があるでしょう。もっともある人から私は、Mcちゃん割り切っている人間だねえと言われたことがありますが。

私の知らないところで氏や家族会も中国と適当に関係をたもっているのかもしれませんが、でも中国に悪態をついている暇があったら、もっといくらでもやるべきことがあるんじゃないかと思うんですけどねえ。

で、いつも思うんですけど増元氏が政治活動と拉致問題をからめて活動しているのってずうずうしくない? 増元氏が世間一般で言う仕事をしないで食っていけるのはいろんなルートから金が入るためですが、それって彼の右翼活動のための金じゃないでしょう。政治活動するのなら拉致問題から手を引くべきでしょう。失礼ながら、氏のやっている右翼活動なんて拉致問題とは関係ないんだから。田母神みたいな連中とつるんだって拉致とは関係ないんだから。私は断言しますけど、田母神みたいな男と仲良くしていることが拉致問題の対応にプラスになるなんてことはまったくありえないでしょうね。世間もそのようなことを決して好意的には見てくれないと思いますけどねえ。ただみんな遠慮しているから、増元氏をあからさまに批判する人間が少ないだけで。そうこう観察してると、増元氏は、たてまえはともかくとして、本気で拉致問題に向き合おうとしているのかいなという疑問も生じます。

さてさて、ここで横田滋さんの興味深い発言をご紹介

>横田めぐみさんの父親・横田滋さん:「(北朝鮮側にも)メリットを出すことで解決しなければ、単に筋論だけ言っていても解決は難しいと思う。日本側が強く交渉を催促するしかないと思います」

私は前っからそんなことをずっと書いてきましたし、個人的には何をいまさらのことですが、でもこのようなことを横田さんが語るのは当然の話ですよね。日本が強行論をぶってどうこうなるんだったら、拉致問題なんてとっくの昔に決着しています。とくに横田さんは、平壌にお孫さんがいますからねえ。拉致被害者と再会できる見通しが事実上まったく立たない他の拉致被害者家族とは事情がちがいます。でも増元氏もそのほかの人も「強硬論」しかぶたないんですよねえ。よく手段と目的をはきちがえるっていうけど、拉致問題はそれが極端ですよね。ていいますか、増元氏もお友達の荒木和博その他も、本音は手段なんでしょうけどね。拉致被害者を救うなんてことは、もはやあくまでお題目なのでしょう。それでいて外務省の斉木さんのウィキリークスの問題なんかも出ちゃいますしねえ。これについてはまた後日あらためて論じます。

読者へのお知らせ:申し訳ありませんが、昨日5月16日からしばらくコメント欄を封鎖します。事情説明は後日。ご容赦ください。
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