ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

そういうことを考えてはいけないと思いつつ、そう考える話

2015-04-28 00:00:00 | 身辺雑記

某年某月某日(隠しているのでなく、メモしなかったのでいつか分かりません)、鈍行列車の旅をしていて、東海道線の普通列車に乗っていました。たしか富士市あたりだったかな。つまりJR東海のエリアです。

土曜(だったはず)の昼で、ひどく電車が込んでしまい、まさに通勤電車なみといってもおかしくないくらいの混雑ぶりでした。

それで私が座っていると(始発の熱海から乗っているので、座れることは座れるわけです)1人、相当な老人(男性)が、ひどく疲れたように乗ってきて、それでなぜか私の目の前でつり革だか手すりにつかまるのです。

「私の目の前に立たなくったっていいだろう!」

よっぽど寝たふりをしようと思いましたが、その老人が非常に気の毒だったので、込んでいてそういうことも大変だったのですが、さっさと立って座れと指で合図しました。その老人は、ありがとうございますとかなり恐縮したように私に礼を言いました。

こういうことは考えちゃいけませんが、しかし私の目の前に立ってはほしくなかったな(笑)。

コメント
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