ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

上海36時間未満の旅(4)

2008-06-07 20:08:03 | 旅(中国本土ー広州・深圳以外)
さて、危険な夜の道を歩いていると、屋外に寝ている人たちがいることに気づきました。いわゆる路上生活者というより、しっかり布団をかぶっているので、それなりには生活している人たちみたいです。彼らが「ホームレス」「乞食」「野宿者」とでも呼ぶべき存在なのかは判然としませんが、集団で寝ていたので、あるいは昔の言葉で言えば「飯場」(?)で寝泊りしている(ただし建物はなし)みたいなものなのかもしれません。なんともいえませんけど。

そうこうしているうちに、やっとこさっとこ、予約しているホテルにたどり着きました。

部屋で飲むために、ミネラルウォーターを近くのコンビニで買います。すると値段が、1.6元でした。いくら中国とはいえ、これは驚くべき安さだなと思いました。私は中国の物価など全く無知ですが、それでもこの時は何と安いと驚きました。が、こんなことは序の口でしかないことに翌日気づきました。

さて、ホテルに入ろうとすると、なんと入口のところに鉄の格子式のシャッターが下りているではありませんか。

うひゃー、1時半くらいになっちゃったから、もう閉めちゃったかなーと失望しました。これでは、予約していたギャランティ分の金もむだになってしまうのでしょうか。

ホテルの人が歩いていたので、ガラスをたたいてみましたが、気づいてくれないんですよねー。はてはて、こんな時間に別の宿を探すのかーと考えると、さすがにうんざりしました。

が、少し冷静になって、他の入口を探そうと考えました。すると、簡単に見つかりました。メインの入口は別にあったんですね。アホクサ。



レセプションは人がいませんでしたが、呼んだら若い女性が出てきました。

「日本からきた。今夜のための予約をしてある。私の名前は、Bill McCreary」
とか英語で言ったら、デポジットにクレジットカードを要求してきました。500元だそうです。

書類にサインして、部屋に向います。やはり廊下はクラシックな雰囲気です。



部屋は、さすがにきれいに改装されていました。この部屋で、サービス料込みで48USドル弱なら安いものです。でも、この部屋に長くいるわけにはいきません。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする