McCoy's Country Store ■ blog

横浜本牧の小さな小さなアメリカン・アンティーク雑貨屋ののんきな日々・・

アンティーク雑貨屋の作る帽子(ちょっと 歴史 も) その11

2011-11-27 16:49:39 | ● 帽子の話

シャペロンとテゥーリーによる時を越えた帽子。つまり四角い布を輪っかに縫ってポンポンを付けたキャップです。


厚めのウール地を60cm(頭のサイズぷらす3センチ)x50cmに断ち、輪になるように縫う。おでこ来る方をバイヤステープで処理してもう片方は十字になるように整えてから糸でかがる。ポンポンを付ける。おでこの折り返しの幅によって色々な表情で被れる。


左はターバンのようなCHAPERON(シャペロン)。右はしっぽのあるシャペロン。ともに14世紀のもの。CHAPERONのスペルからCAPを連想するのは私だけでしょうか?


左は19世紀のフランスのマリーンのベレー。ポンポン付き。右はスコットランドのベレー。正式にはBalmoral bonnetと呼ばれていて赤いポンポンはTOORIE(テゥーリー)という。伝統的に赤。



see you next time!



R.TURNER WILCOX著THE MODE IN Hats and Headdressを参考にしました。


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