【マーテル】成長期には無理をさせず、夏後半デビューでも？

宇治田原優駿ステーブル在厩のマーテルは、おもにトラックで軽め２４００ｍ、坂路でハロン１８秒ペースのキャンター１本を消化。週１～２回１５－１５程度を乗り込まれています。

◇青山調教主任のコメント
「先週末は速めを控え、２３日の計測で４５７ｋｇあったのを確認してから、２４日に１５－１５をやりました。最近になって背丈が伸びてきた印象ですし、跨った際のバランスも変わってきた感じ。ちょうど成長期に入ってきているのかもしれません。暑さもありますので、引き続きうまく押し引きしながら乗り込みを進めていきたいと思います」

-----

引き続き、馬体重をチェックしながらの調教が続けられています。そして、今でも背丈が伸びており、「ちょうど成長期に入ってきているのかも」とのコメントが出たのは、トレセンから外厩に戻したあと、あえてデビュー戦を使い急がなかったことによる前向きな変化と捉えたいです。

ゲート合格をもらった時は、リナーシェよりこちらのデビューが先だと思いましたが、幸四郎先生以下、本馬には何か感じるところがあったのでしょう。馬体重の変化に気を配り、もう一段のパワーアップをめざして乗り込みを強化したことは、先々きっとプラスになると思います。こうなると、成長期はあまり無理をさせずに、万全の準備を施してからの夏後半デビューでも良い気がしてきました。

 

＊広尾ＴＣ様のご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載許可を頂いています。

【グランソヴァール】馬体重が５３６ｋｇに回復、機を見て１５－１５へ

スピリットファーム在厩のグランソヴァールは、引き続き、おもに周回コースでハロン１７～１８秒ペースのキャンター３０００～３２００ｍを乗り込まれています。

 

◇明智代表のコメント
「いったん気温が落ち着いたこともあって、ずるずると体調を崩すようなことにはなっていませんし、馬体重が５３６ｋｇまで戻ってきましたので、馬場コンディションが良い日を見計らって１５－１５を入れていく予定。先週末のチェックでいくらか右の背腰が気になったものですから、念のためケアしておきました」

-----

 

概ね回復をしてくれたようですが、完調までにはもう少し時間が掛かりそうです。

レース後にジワジワと少しずつ回復していくのはこの馬のパターンですが、もう少しタフになってくれるとイイのになぁと、毎回そう思ってしまいます。。

 

まあ、グランソヴァールの場合は今のところ使い急ぐ理由はないですし、納得いく状態を作るのが先決なのは確かですが、距離延長を試してみる話がどうなるかだけは気になってます。

３勝Ｃはレース数も限られますし、今年の７～９月はだいぶ暑くなるようですから、例えば北海道に移動をして、７／２６札幌の大雪ハンデに向かう作戦もあるかな…とか。

そのあたりも含め、まずは１５－１５が始まってからの感触に注目ですかね(^^;)

 

【５／１７東京１２Ｒ ＢＳイレブン賞でのグランソヴァール：公式ＨＰより】

 

＊広尾ＴＣ様のご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載許可を頂いています。

【プライムライン】早くも週２回の１５－１５、あと３週間でメドを！

シュウジデイファーム在厩のプライムラインは、ＢＴＣの直線ウッドチップ馬場で１本目は軽め、２本目はハロン２２～２３秒ペース、３本目はハロン１８秒ペースのキャンターを消化。先週末より週２回の１５－１５を開始しています。

 

◇石川代表のコメント
「坂路やダート入りも考えましたが、ひとまずはコースを替えずに先週の土曜日、今週の火曜日と３本目を１５－１５程度で。さすがに最初は手応えがもうひとつでしたけど、２３日はまずまずの走りでした。調教師によれば、『あと３週間くらいで目途を立てたいところ』とのこと。もちろん脚元が最優先の話ですが、ペースアップ後も痛みや腫れはありませんので、このまま速めの本数を重ねていきたいと思います」

-----

 

シュウジデイファームに移動後も、順調にペースアップが進んでいます。

すでに週２回の１５－１５をこなし、矢作先生が『あと３週間くらいで目途を立てたい』と仰っているとは、私が考える以上に早いペースでステップアップをしてくれています。

 

まあ、あと３週間で何の“目途”を立てるのかは微妙ですが、例えばあと３週間で入厩し、その後２週間で出走すると考えれば、やはり７／２５札幌３Ｒ（未勝利/芝１５００ｍ）が目標になるかもしれません。

どうやら今はもう脚元の心配はいらないようですから、今後は復帰戦からいきなり勝負ができるように、心身ともに、ドンドン状態を上げていって欲しいと思います(^^)

 

＊広尾ＴＣ様のご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載許可を頂いています。

【アレアシオン】スピリットファームに移動、調教開始

スピリットファーム在厩のアレアシオンは、２３日は厩舎周りの常歩のみ、２４日は周回コースでダク１０００ｍ、ハッキング１２００ｍを消化しています。

◇明智代表のコメント
「右前患部の様子を見ながら少しずつ距離を延ばしていき、その先は坂路中心の調教で。大柄な男馬で休養が長かった割には大人しくしてくれています。暴れてぶつけたり、捻ったりと脚元に余計な衝撃が加わるのはイヤですからね。そういった意味では助かっています」

-----

２２日に競走馬リハビリセンターからスピリットファームに移動しましたが、新しい環境にも動じることなく、落ち着いて調教に取り組めているのはありがたいです。

不安を抱えながらの部分があるのは確かですが、ここまで来たら、日々の状態をチェックしながら前進していくしかありませんからね。。坂路入りのタイミングがいつになるかは分かりませんが、このままうまく流れに乗って欲しいですし、そうなると信じて見守りたいと思います。

 

＊広尾ＴＣ様のご厚意により、クラブ公式ＨＰ等からの情報転載許可を頂いています。