間違えて書きかけの続編を先に公開してしまいましたが何事も無かったように再公開。
会社で昼休みに毎日覗いているブログに「急行越前」様のブログかあって、今年の夏に吉原や岳鉄を訪問された記事が載っていましたが、その後どうも吉原や岳鉄の貨物扱いが無くなるのではないかという情報が載せられました。
小生もネットで調べましたところ確かにそういう噂があって①製紙会社の生産縮小、②沼津新貨物駅完成時には吉原・富士の貨物扱いをここに集約、という2点に絞られそうです。JR海は元々貨物が邪魔だから、なんて話も見受けましたが。
ここの紙製品輸送には未だワム80000系が使われていますが、これがコンテナに置き換わるのも時間の問題だそうです。
一方、北海道では新幹線函館延長時に江差線がバス転換されそうですが、そうなると貨物列車はどうなるのか。そもそもトンネル内対向時の風圧問題も未だ解決されていません。
長距離輸送における鉄道貨物の経済性や環境優位性は皆さん分かっているとは思うんですが結局「総論賛成、各論反対」になるんですね。
18切符で湘南新宿ラインの上り始発、乗車区間が長くて元が取れそうなんでグリーン車で行きました。
最初は一駅先の富士。身延山への入り口なので団体列車用に長いホームがあります。いや、そうでなくても昔は東海道本線を行く急行が皆停車していたからですね。
この駅も貨物撮り扱い駅で入れ換え用デーテンが常駐。コンテナホームもありますが、何れ沼津の新貨物駅に集約されてしまいそうです。
吉原に戻ります。雪の無い富士は空との境が曖昧でぴりっとしません。
こちらのデーテンは富士駅のと続番。
大きな表示がこっちこっち、と手招きされてるようです。
その前に951レが来るので撮っておきます。
EF200は強そうでカッコイイですね。後ろの出光のコンテナは何が入ってるのか。
大震災前日の脱線事故以来九州地区では運用休止中のようですがこの列車には運用されていました。
この列車は化学製品専用列車みたいです。
いよいよ岳鉄。
ホーム脇の化学工場も渋いです。
元・井の頭線。この電車もあちこちの地方私鉄で活躍してます。手頃な大きさとステンの丈夫さが人気なんだと思います。
とは言えワンマン仕様にするのは苦しい造り。大方はワンマン改造の場合、運転席寄りは座席撤去してますが、ここは残しています。
最初は比奈駅で下車。貨物扱いのある駅でED40の牽くコンテナ車が停車中。確か梓川電源開発の時に新製された機関車ですがそれほど古さは感じません。
こっちは入れ換え用に今も現役らしいもっと古い機関車。当日は土曜だったせいかパンタを降ろしていましたが古典機と呼んでもいいような感じです。
質素な構内。何本か側線があり頼りないながら総て架線が張られています。
駅舎。
次の電車まで十分時間があるので車内から見えたワムが撮れそうな踏切に行こうとしましたが製紙工場の構内踏切で近づけませんでした。
一回りして駅前で見つけた元そば屋のような建物はなんと開業準備中の鉄道模型店のようです。
隣接する工場に引き込み線が伸びてそこにワムが居ます。簡単に行けそうですが実は近づけません。
側線にいるED402。暑かったので運転席側窓が全開というか窓枠ごと開けられています。そういう仕組みなのか、昔徳島のC58も夏はこんな感じでした。この列車が後で追いかけてきて突放をやってくれたんです。
一駅吉原方に戻って岳南原田駅です。貨物時刻表によるとここも貨物扱い駅のようです。奥(比奈駅方)に大きな工場が見えますが比奈からここまではずっと工場内を走っているようなカンジです。
ホームからは駅舎越しに富士山が見えます。
改札口のベンチでうどんを食べている人が居たのでもしやと思ったらやはりうどん屋(そば屋か)併設でした。店内にはカウンターが10席くらいですが駅改札側にも窓口があってそこからも注文出来ます。地域の人気店のようで車で盛んにやって来ます。が、鉄道利用者はほとんどいません。
静岡と熱海が同じ値段ですね。
今回もまた一日の事を2回に薄めます。