2021年1-6月の首都圏の新築マンション
販売戸数は前年同期比77.3%増の
1万3,277戸でした。発売月に売れた
割合を示す「初月契約率」は、前年
同期比4.2イント高い72.5%と、売れ
行きの好不調の目安となる70%を
6年ぶりに超えました。価格が高騰
した都区に替わり、郊外物件の売れ
行きが好調です。住宅ローン金利が
低いことと、2019年10月の消費税
増税の際に、住宅ローンの控除期間を
10年から13年に延長した特例が効いて
いるようです。
年間販売戸数は、2013年の5万6,478戸
から2019年に3万1,328戸へ減少。2020年は
コロナ禍で2万4,400戸まで落ち込みました。
2021年は3万2,000戸とコロナ前の水準に
戻る予想がされています。