ケイトウ

電気は、需要（消費）と供給（発電）を

送配電ネットワーク全体で一致させないと、

ネットワーク全体の電力供給が不安定になり

停電が発生するおそれがあります。

電力会社は、発電が消費を上回る時に

不安定電源の太陽光発電の系統連携を

遮断します。太陽光発電の多い九州電力は、

2019年に74日間、太陽光発電の電力を送電

せず、太陽光発電事業者は電力を捨てる

ことになりました。

2020年10月に、菅総理が「2050年のカーボン
ニュートラル宣言」をして、国の方向性が

明確になりました。これからは、再生可能

エネルギーが社会にとって当たり前となる、

再エネ型経済社会を創造していくことに

なりました。 

原子力発電がベース電力として休むことなく

稼働するので、電力消費の少ない夜間に

割安の料金プランが設定されました。

今後は、太陽光発電の電源構成比を上げる

方針であるため、昼間の消費を増やす料金

プランが提供されることになります。需給に

連動してダイナミックに料金が変わるプラン

が導入されます。電気自動車の充電も、

太陽光発電により供給が増える昼間に行う

ことになります。