ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ジュゴンが死んだ

2019年03月20日 | 日本とわたし
ジュゴンが死んだ。


「ジュゴンの見える丘」スペシャル映像:アーティストCocco




















沖縄の女なので、少し沖縄の話をします。

沖縄の海は、まだ美しく見えます。
ジュゴンなんか見たことない人がつけた『ジュゴンの見える丘』っていう丘から望む海は、またとても美しく見えます。

その海に、アメリカ軍のヘリポート移設が決まって、国はもう、着工のために、海底調査機を入れて、もう乗り出してます。
どんなに、どんなに声をあげても、拒絶しても、諦めなきゃいけないことがあるんだって、どっかで覚悟しなきゃって思い始めていて、
それで、かといって、沖縄の人が全員、そのヘリポートの移設を反対してるかっていったら、そうじゃない事実もあって、
アメとムチの、ヘリポートがムチだったら、アメっていう施しを受けてる大人の政治があることも事実で、
そうじゃなくても、私たち人間がぶち壊してきた、尊いものがいっぱいそこにあって、
それを無くして失ってから、悔いて泣くしかないのかなって思う毎日でした。

でも、先月、その海に、ジュゴンが帰ってきました。

ちょうど、そのヘリポート移設の、海の、ちょうど国が設置した海底調査機の、真上の、バカみたいに綺麗な海の上に、
ジュゴンが二頭泳いでいる姿が、映像に収められて、そのニュースは、沖縄中に駆け巡りました。

今まで自分は、政治家じゃないし歌うたいだから、わからないけど歌うしかないって多分やってきたけど、
でも、6月23日の慰霊の日に、(聞き取れず)ジュゴンの祈りみたいなあの時、
コッコたちは何も守れなかったし、何もしてあげられなかったし、ぶち壊してきただけなのに、それでも戻ってきてくれたジュゴンに、
コッコは一生かけて向き合っていかないといけないと、思いました。
多分、そのジュゴンのニュースが、内地でどれだけ流れたかは知らないけど、とっても美しいジュゴンでした。

このような公共の場所で、しかも人様のイベントで、こんなたくさんの人がいるところで、でも今日は、わがままに、歌わせて欲しいと思います。
次の曲を、あのジュゴンのためだけに歌いたいです。


『ジュゴンの見える丘』
作詞・作曲 Cocco


まだ青い空 
まだ青い海
終わりを告げるよな真白色

泣きたかろうに
引き受けた夢
シャラシャラ珊瑚
声も上げずに

もういいよ
目を閉じていい
もういいよ
少しおやすみ

悲しみはいらない
やさしい歌だけでいい
あなたに降り注ぐ全てが
正しいやさしいになれ


色とりどりに
きらめく世界
継いで接(は)いで連ね
恥さらせ

どこへ向かうの?
泣き疲れても
名も無き花は
咲いてくれよう

目を開けろ
帰ってきたよ
目を覚ませ
信じてほしい

悲しみはいらない
やさしい歌だけでいい
あなたに降り注ぐ全てが
正しいやさしいになれ


もういいよ
目を閉じていい
もういいよ
少しおやすみ

笑っていてほしい
守るべきものたちに
明日も訪れる何かが
正しいやさしいであれ

悲しみはいらない
やさしい歌だけでいい
あなたに降り注ぐ全てが
正しいやさしいになれ

正しいやさしいになれ

正しいやさしいになれ

正しいやさしいであれ


I believe and I'm sure we can do something for just love and peace. Thank you for being here tonight, thank you.
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1 コメント

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ジュゴン... (さくら)
2019-03-31 18:35:45
 ジュゴンの死に、涙が溢れてとまりませんでした。 
 ジュゴンを初めて見たのは三重県の鳥羽水族館でした。つぶらな瞳で悠々と泳ぐ姿に見とれました。大海原でなくゴメンねとも思ったのを覚えています。

 一昨年7月、安倍内閣から、辺野古埋め立て反対の件で、沖縄市町村立の学校への防衛省維持費補助金の打ち切りもやむを得ないという言及がありました。安倍内閣に異を唱える者への陰湿な脅し、いじめとしか思えず、しかもその矛先を子どもたちに向けるに至っては、その驕り、傲慢さに、憤りを禁じ得ませんでした。

 即、「沖縄県教育庁教育支援課」の HP に、微力ながら寄付をしたいと申し出ましたが、担当の方から「まだ決まったわけではないので、今はその気持ちを受け取らせて下さい」とお返事を頂きました。

 私以外にも、沖縄を愛する同じ思いの人が多くいると思います。
 沖縄本島、西表島、石垣島など、若い頃に伺った青い空と海、またいつか、行ってみたいです。

 残るジュゴンに害が及びませんように祈っています。

益々のご活躍を。

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