ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「この内閣は一刻も早く退陣させなければならない。 さもないと日本が日本ではなくなる」江崎孝議員

2014年02月13日 | 日本とわたし
「闘う政治家」とは、ここ一番、国のため、国民のためとあれば、批判を恐れず行動する政治家のことである。
初当選して以来、わたしは、常に「闘う政治家」でありたいと願っている。
それは闇雲に闘うことではない。
「スピーク・フォー・ジャパン」という、国民の声に耳を澄ますことなのである。

この男の虚言癖は、もう治らないのでしょう。
世界に向かって、公共の報道で、完全にコントロールされていると言い切ったほどの狂いっぷりですから。
スピーク・フォー・ジャパン……それのどこが、国民の声に耳を澄ますことになるんでしょうか。
いったい、この男の頭の中は、どうなっているのでしょうか。

江崎議員が言われたように、この内閣は、本当に、一刻も早く退陣させなければなりません。
日本が今、どのような国だと認識されているのか、それを知った方がよいと思います。

残念な国だと。

目がつぶされたまま、耳がふさがれたまま、そのことすら知らずに、そこそこ幸せで便利で快適に生きられてると勘違いしている市民が多すぎると。

国というバケモノは、国民を、黙って金を貢ぐ、都合の良い生き物としか見ていません。
命とか、健康とか、暮らしとか、そういうものを持っている、ひとりひとりの人生……なんて、全く意識にありません。
とにかく金を貪り取れるだけ取って、使い捨て。
だから数が増えたらホクホクで、減ったらとたんに都合が悪くなる。
それで、あれやこれやの餌を使って、必死になって囲い込むのです。

ここアメリカでは、多分欧州でも、政府を信じている大人など、ほとんどいません。
報道の態度もかなり違います。
ただ、ひと時だけ、とても気味が悪い時期がありました。
ブッシュ政権の、戦争に向かって転げ落ちていた頃のことです。
いつもははっきりと言いたいことを言う新聞テレビ(もちろん政府御用局もあります)が、こぞって同じ論調で、戦争は不可避だと伝え始めました。
毎日のように、テレビの端っこに、国が危機的状態であるかどうかの、黄色、オレンジ色、赤色のサインが出ていました。
諜報員だの軍だのが、摘発したとか見つけたとか適当なことを言って、そのたびに、黄色からオレンジ色(より危機が増したという意味)に変わりました。
まあ、中には本当のこともあったかもしれませんが、基本はやっぱり、我々を恐がらせたかったのですね。

そうやって、誰かが攻めてくるぞ、テロがまた起こるぞと、毎日念仏のように、テレビも新聞も伝えていました。

いったいあれはなんだったんでしょうか。
あのウソの大芝居のせいで、いったい何人の、死ななくてもよかった人が命を奪われてしまった、あるいは今も奪われようとしているのでしょうか。

ほんと、ちゃんちゃらおかしいとはこのことです。
そして、そのウソをついた、都合の良い話をでっち上げた、戦争を決めた人間たちの誰ひとり、責任を取ったり刑に服しているものはいません。

そんな、一部の戦争オタクらのために、命を落としてはなりません。
そんなに戦争したけりゃ、そいつらが行って、好きなだけすれば良いのです。
我々市民の誰ひとりにも、害が被ることのないような、とても広大な無人の場所でやればいいのです。
アドレナリン全開で、自分の手に武器を握って、戦争オタク同士、好きなだけ、戦争ゴッコをすればいいのです。
そうすれば、刺された時の痛み、恐怖を、しっかりと思う存分味わうことができるし、それが戦争の現実だということを学べるでしょうから。




首相、立憲主義を否定 解釈改憲「最高責任者は私」
【東京新聞】2014年2月13日

安倍晋三首相は12日の衆院予算委員会で、集団的自衛権の行使を認める、憲法解釈の変更をめぐり、
「(政府の)最高責任者は私だ。政府の答弁に私が責任を持って、その上で選挙で審判を受ける」と述べた。
憲法解釈に関する政府見解は、整合性が求められ、歴代内閣は、内閣法制局の議論の積み重ねを尊重してきた。
首相の発言は、それを覆して、自ら解釈改憲を進める考えを示したものだ。
首相主導で解釈改憲に踏み切れば、国民の自由や権利を守るため、政府を縛る憲法の、立憲主義の否定になる。 
 
首相は、集団的自衛権の行使容認に向けて検討を進めている、政府の有識者会議について、
「(内閣法制局の議論の)積み上げのままで行くなら、そもそも会議を作る必要はない」と指摘した。
 
政府はこれまで、集団的自衛権の行使について、戦争放棄と戦力の不保持を定めた憲法九条から、
「許容された必要最小限の範囲を超える」と解釈し、一貫して禁じてきた。
 
解釈改憲による行使容認に前向きとされる、小松一郎内閣法制局長官も、昨年の臨時国会では、
「当否は、個別的、具体的に検討されるべきもので、一概に答えるのは困難」と、明言を避けていた。
 
今年から検査入院している小松氏の、事務代理を務める横畠裕介内閣法制次長も、6日の参院予算委員会では、
「憲法で許されるとする根拠が見いだしがたく、政府は行使は憲法上許されない、と解してきた」と、従来の政府見解を説明した。
 
ただ、この日は、憲法解釈の変更で、集団的自衛権の行使を認めることは可能、との考えを示した。
横畠氏は、一般論として、
「従前の解釈を変更することが至当だ、との結論が得られた場合には、変更することがおよそ許されない、というものではない」と説明。
「一般論というのは、事項を限定していない。集団的自衛権の問題も、一般論の射程内だ」と踏み込んだ。
 
元内閣法制局長官の阪田雅裕弁護士は、首相の発言に、
「選挙で審判を受ければいいというのは、憲法を普通の政策と同じようにとらえている。
憲法は、国家権力を縛るものだという、『立憲主義』の考え方が分かっていない
と批判した。
 
横畠氏の答弁にも、
「憲法九条から、集団的自衛権を行使できると論理的には導けず、憲法解釈は変えられないというのが政府のスタンスだ。
(従来の見解と)整合性がない」と指摘した。

<立憲主義> 
国家の役割は、個人の権利や自由の保障にある、と定義した上で、
憲法によって、国家権力の行動を、厳格に制約するという考え。
日本国憲法の『基本原理』と位置付けられている。



↑上記のような、とんでもなく恐ろしいことを言い出している首相の座に居座ってる男のことが、
新聞によっては、こんなに報じ方が違うのですね。
驚きました。
あ、報じ方というより、報じていない……オリンピックのメダルの方が大ニュースなのか……。




そしてこれは、その男が、国会でどのような態度でいるかが、よく分かる記事です。

参議院議員の江崎孝氏が書かれたブログの記事を、転載させていただきます。
この記事は、去年の11月26日に書かれたものです。

↓転載はじめ

「闘う政治家」になりたい政治家

わたしは政治家を見るとき、こんな見方をしている。
それは「闘う政治家」と「闘わない政治家」である。
「闘う政治家」とは、ここ一番、国のため、国民のためとあれば、批判を恐れず行動する政治家のことである。
・・・初当選して以来、わたしは、常に「闘う政治家」でありたいと願っている。
それは闇雲に闘うことではない。
「スピーク・フォー・ジャパン」という、国民の声に耳を澄ますことなのである。
(安倍晋三著「美しい国へ」はじめに―「「闘う政治家」「闘わない政治家」」より)



昨日の決算委員会で、同僚の小西議員が質問に立ち、集団的自衛権行使容認についての政府見解をただした。
総理から、解釈変更を命じられ、自身も容認派の小松内閣法制局長官が、長々と答弁を行う。
当然ヤジがとぶ。
それまで、いたって冷静に対応していた、安倍総理の態度が一変。
ヤジに反応した。

「外野は黙ってなさい」

なんと、自席に座っている総理が、傍聴議員に対して、ヤジで応戦したのだ。

「端的に応えて」

小西議員が、長い答弁を繰り返す、法制局長官に促す。

「丁寧、丁寧に応えなさい」と、今度は、長官に諭す総理。
丁寧にとは、長く応えなさい、という意味であるのは誰にでもわかる。
総理のほぼ正面に座っているわたしには、その声がはっきり聞こえてしまう。

「答弁者に、何を変なこと言ってんですか。総理がそんなこと言っちゃだめだ」と、わたしが声を上げた。

すると……、

「アシストしてんです。アシスト!」と総理が答える。

小西議員の持ち時間を示すデジタル掲示板が、3分くらいのところで、総理が答弁に立った。
途中から、脈絡のない答弁を、執拗に繰り返す安倍総理。
ちら、ちらっと掲示板を見る仕草で、時間稼ぎしていることがわかる。
怒号の中、持ち時間表示が0になったのを確認して、総理が答弁を終えた。

気持ちが収まらない小西議員。
持ち時間を超えて話す。
すると「時間だ。時間だ。時間を守らせて、委員長」と、手を大きく振る安倍総理。
とても総理大臣とは思えない態度に、情けなさを感じつつ、劣化する政治の現実に、愕然とした。

小松法制局長官の長い答弁は、これまでの内閣法制局の、「集団的自衛権行使は憲法違反」という解釈を、
安倍内閣で変える、と言わんばかりの内容であった。
時に、笑みさえ浮かべる、総理と閣僚の面々の態度は、傲岸不遜としか言いようがない
この内閣に、何を言ってもしかたがない。
自らの考えこそが正しい、と思っている。
そして、本気なのだ。
特定秘密保護法案も、集団的自衛権行使容認も、憲法改正も、本気でやる気なのだ。

それまで、一縷の望みを持っていた。
世論の反対に勢いがでてきた中で、特定秘密保護法案は、審議未了廃案に追い込めるかもしれない、という思いは、この瞬間消し飛んだ。

このブログを書いている今、その思いはもう、現実になっている。
つい先ほど、衆議院の特別委員会で、採決が強行され、間もなく衆議院本会議が開かれ、ここでも強行採決されるであろう。
これほど問題があり、マスコミも学者も弁護士も、ありとあらゆる人々が反対し、
昨日、福島で行われた公聴会でも、ほとんどが反対意見であったにもかかわらず、

強行採決で押し切った与党に、正義はない

あるのは、「闘う政治家」でありたいと願う政治家の、自分の考えこそ国のためなのだ、という傲慢さだけである。
「闘う政治家」になりたいと、自らを鼓舞する政治家には、国を担う度胸も度量もなかった
そう思って、冒頭の、安倍晋三の文を読み返す。
育ちのいい男から漂う、薄っぺらな正義感がぷんぷんに臭う

この内閣は、一刻も早く退陣させなければならない。
さもないと、日本が日本ではなくなる。
決して、「美しい国へ」導かせてはならない。


それができるか。

↑以上、転載おわり

ジャンル:
ウェブログ
コメント (4)   この記事についてブログを書く
« 米国『ゆぅ~きやこんこん』事情 | トップ | 米国(大雪でネットがダウン)事情 »
最近の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
子供でもこんな行儀の悪い子はいない。 (9ちゃん)
2014-02-15 14:35:34
こんにちは。

いつも有り難うございます。

もう、好き勝手し放題のオボッチャンですね。・・・なんて、悠長なこと言ってらんない日本の状況ですが、ほんと、坂を転がるように落ちてますね。国際的にも日本の立場は。

どうしたら良いんでしょ。こういうときこそ、足下を見て、方向を間違わず自分の出来ることをすることでしょうか。

良識ある政治家が1人でも居てくれることを、ダメもとで祈りながら。
9ちゃんへ (まうみ)
2014-02-19 02:29:33
返事が遅れてすみませんでした。
こちらこそ、なんか最近はいろいろゴチャゴチャしてて……そんなところでも読んでくれてはる9ちゃんに感謝です!

いよいよけったいに、というよりアブナなってきたと、世界は考えてるようです。
いろんな機関や団体が、できる運動をしてるんですけれども、なんせ無視ることにかけては天下一品政府(これはなにも今の政権に限ったことではないけれども)なので、ひとつとして効を成したことがありません。

良識ある人は政界なんかに留まっていない。
そう聞いたことがあります。
やっぱ、100万人がキーちゃいますか?
美しい国(笑) (名無し)
2014-06-14 13:39:32
他ブログで似た旨の記事を拝見し、江崎議員の名前から此処に来ました。
憲法解釈で憲法を有名無実にし、多くの血を流させてでも私腹を肥やしたい安倍の魂胆は見え見えですが、江崎議員の真剣かつ鋭い質問に対し茶で濁す態度を知って、改めて安倍の議員としての本質が垣間見えた気がします。
この男の言う美しい国は、昭和よりも劣悪※になる危険を多く孕んでいるので、自分含め今の二十代に耐えられるとは思えませんし、経過を注視する必要がありますね。


※特定秘密保護法案による弾圧や監視に加え、侵略した国からの攻撃、労働者の移民受け入れによる性犯罪増加を含めれば、昭和時代に+αした様なものですし、昭和よりも治安は酷くなる……筈。
二十代の名無しさんへ (まうみ)
2014-06-15 07:46:44
コメントをありがとうございました。
昭和のど真ん中に生まれ、それから43年間、日本で暮らしていました。
戦争は、本や映画の中だけの物事で、けれどもなぜか、幼い頃から、原爆や公害のことにとても興味を持ち、図書館に行っては、そのことに関する本を何冊も読みふけっておりました。

この男は、ヘラヘラと誤摩化しながら、マスコミを取り込んで、名無しさんがおっしゃる、昭和初期の、非常に間違っていた時代のくり返しをしようとしています。
このままゴリ押しをさせてしまっていたら、今の若い人たちに、とんでもない未来を背負わせてしまうことになります。

本当に本当に、老若男女、子どもも含めて、全国で声を上げていかなければなりません。
これはもう、ただの想像ではなく、限りなく現実に近づいてしまった愚の骨頂です。
みなさんそれぞれが工夫して、年代や地域に合った意思表明をして欲しいと、心から願っています。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本とわたし」カテゴリの最新記事