ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

河野外相の貧しい外交能力と小狡さ

2018年01月19日 | 日本とわたし
河野太郎議員には、つくづくがっかりしています。
彼は、『脱原発』をキャッチコピーに、『ごまめの歯ぎしり』というブログを書いていました。
このブログはまだ続いています。

で、前回の内閣改造で外務大臣になった途端に、この主張は閣内の不一致を招きかねないので封印しているそうです。
閣内の不一致を招くと、一体何が問題なのでしょうか?
今こそが自分の元来の主張を表明し、それについて閣内で話し合う機会を設ける力を持ったというのに。

さらには、昨年から顕著化した朝鮮半島をめぐる緊張問題を、極東アジアの和平実現を牽引していくべき立場の外務大臣であるにもかかわらず、
トランプ政権の腰巾着党首安倍晋三の子分と化して、核戦争につながりかねない危ない状況を、さらにエスカレートさせかねないようなことをしています。

河野外相 北朝鮮との国交断絶を各国に呼びかけ
【SPUTNIK】2018年1月17日
https://jp.sputniknews.com/japan/201801174478251/

日本は、各国に、朝鮮民主主義人民共和国との国交断絶、および北朝鮮人労働者の国外送還を呼びかけた。
16日、河野外相は、こうした声明を表した。

河野外相は16日、カナダのバンクーバーで開かれた外相会合で、演説した中で、
「北朝鮮が、(韓国との)対話に引き入れられているということは、制裁が功を奏していることの証拠と受け止められる」とし、
「今こそすべての国が、それぞれ国連安保理決議を遂行する姿勢を、新たに約しなおす時だ」と強調した。

河野外相はまた、
「これには北朝鮮との国交断絶、および北朝鮮人労働者の送還も含まれうる」と、強硬な姿勢を示している。

河野外相は、
「日本としては、他国にも、北朝鮮との外交破棄に踏み切ることを期待する」と述べている。


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なんという馬鹿げた演説でしょう。
このような制裁や断絶を受けた末に、太平洋戦争へと突き進んだ日本の負の歴史から、何も学んでいない人間が権力を持ち、軽々しく威勢の良いことを言う…。
そして社会はそれを聞き流す…。

トランプ政権や米軍幹部が、朝鮮半島に暮らす北朝鮮と韓国の市井の市民、アメリカの市民、米軍基地が存在する韓国と日本の市民が被る犠牲について、まともに考えていると思いますか?
あくまでもそれは、軍事的政治的に許容範囲の数を試算するだけで、その数だけ存在する命や暮らしなんて、彼らにとってはどうでも良いことなのです。

大きな戦争に付き物の、何かきっかけになるような『事故』や『事件』を起こし、北朝鮮からの先制攻撃を誘導することも考えられますが、
もしもそんなことが本当に起これば、北朝鮮は瀕死の重傷を負い、再び立ち上がることはできなくなります。
だから世界は、北朝鮮よりもアメリカ、特に大統領であるトランプの方を危険視しているのです。

そんな男におべっかを使い、小僧のように振る舞い、制裁だの断交だのと、よその国に呼びかけるだなんて、外交知らずにもほどがあります。

『来るべき核戦争』の扇動をする安倍政権に居て、それを抑止しようと努力しないばかりか、一緒になって強硬姿勢を示す外務大臣…河野太郎。

売りものだった『脱原発』も『核廃絶』も何処へやら。
北朝鮮は、どんな状況に陥ろうとも、日本の原発にミサイル攻撃を仕掛けないという確信でもあるのか、原発再稼働はどんどんやれ!に成り下がり、
さらに情けないことに、朝鮮半島の緊張を激化させるための丁稚役を率先してやっている河野外務大臣。

自分の意見があまり影響力が無いときにだけ、脱原発や核廃絶などと言い、影響力があるときになってそれらをこっそり封印する。
なんて小狡い人なんでしょう。
彼の振る舞いが災いして、妙な方向に舵を取られてしまう前に、安倍政権共々政界内での力を削がねばなりません。


以下はおまけ

河野太郎=変節漢&天狗

韓国に居丈高で抗議
“変節漢”河野外相がどんどん天狗に

【日刊ゲンダイ】2018年1月12日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/221098/2

随分と偉い身分になったもんだ。
慰安婦問題をめぐる日韓合意の見直し方針を公表した韓国政府に、抗議の意思を示した河野太郎外相のことだ。
「日韓合意は国と国との約束だ。政権が代わっても責任を持って実施されなければならないというのが、国際的かつ普遍的な原則だ」とカンカンだったが、そんなにエラソーなことを言えるのか。

そもそも近年、慰安婦問題を深刻化させた原因のひとつは安倍政権だ。
過去の宮沢政権は、慰安婦問題について、慰安所の設置や管理に旧日本軍が直接、間接的に関与していたことを認め、多くの女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題だった――と指摘。
河野外相の父親である当時の河野洋平官房長官が、1993年、おわびと反省の気持ちを表明する談話を発表し、
歴代の内閣は、この「河野談話」を踏襲することも決めていた。

ところが、第2次安倍政権が突然、「河野談話」の作成経緯を検証する方針をブチ上げたことから、再び慰安婦問題がこじれ始めたといっていい。

竹島領土問題の「一時棚上げ」じゃないが、せっかくオヤジが苦労して慰安婦問題を前進させようと尽力したのも、水の泡となったのだ。
息子だって分かっているはずだろう。
大体、国民生活を一切顧みず、モリカケ疑惑でも説明責任を果たすどころか、逃げ回るばかりの破廉恥政権が、他国の政府に約束を守れ!なんて、居丈高に言える資格があるのか。


■ 浪費する気マンマン

河野外相にしても、かつては、外務省を「害務省」と批判し、行革担当相時代には、在外公館の人員削減を主張
ところが、自分が外相に就いたら、「これからは人を増やすよ」と、方針を百八十度転換だ。
自民党の行政改革推進本部長、無駄撲滅プロジェクト座長として、
「頂いた税金を無駄遣いするわけにはいきません」「無駄なものは削除する」と言っていた
のに、
「夜の空港待ちが我慢できない」なんて子供じみた理由で、外相専用機がほしい――とおねだりである。
それも、ウン十億円もする米ガルフストリーム社のプライベートジェット機「G650ER」を指定した、というから呆れる。
税金の無駄遣い撲滅は一体どこへやら。
浪費する気マンマンではないか。

千葉・我孫子市長時代に、事業仕分けを導入した“先駆者”で、消費者庁長官も務めた福嶋浩彦中央学院大教授はこう言う。

「(在外公館の人員削減は)『誤りだった』と素直に認める政治姿勢はある意味、評価できるとはいえ、
従来の(税金の無駄削減という)主張とは、逆行しているようにも見える。
どう誤っていたのかについて、国民がきちんと納得できるように、説明してほしいと思います」


外相専用機にしても、日本にはリッパな政府専用機がある
公用車と同じで、安倍首相と使い回せば済む話だ。


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