ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

安倍氏、森氏、茂木氏、岸氏、加藤氏、萩生田氏、山本氏、日枝久氏、笹川氏、それ程ゴルフは楽しいですか?

2014年08月21日 | 日本とわたし
台風直撃で10人の方が死亡した時も、ゲリラ大雨で広島に大変な被害が発生した時も、





知ってたくせに。
それでもやっぱりゴルフ!と思える思考回路が、どうにも理解できません。
そして、そのことを、今になっても正当化できる神経も、やはり理解できません。



20日の首相動静
午前7時22分、山梨県鳴沢村の別荘発。
同26分、同県富士河口湖町のゴルフ場「富士桜カントリー倶楽部」着。

森喜朗元首相、茂木敏充経済産業相、岸信夫外務副大臣、加藤勝信官房副長官、萩生田光一自民党総裁特別補佐、山本有二同党衆院議員、日枝久フジテレビ会長、笹川陽平日本財団会長とゴルフ。
 
午前9時19分、同所発。
同22分、別荘着。
午前9時41分、別荘発。
午前10時59分、官邸着。
 
午前11時から同22分まで、危機管理センターで古屋圭司防災担当相、西村泰彦内閣危機管理監。
菅義偉官房長官同席。
同23分から同24分まで、報道各社のインタビュー。
「広島市の土砂災害で政府の対応は」に「政府一体となって、救命救助の対応に当たるように指示を出しました」
 
午後0時44分から同1時22分まで、北村滋内閣情報官。
午後2時、官邸発。
同1分、公邸着。


21日の首相動静
午前8時現在、山梨県鳴沢村の別荘。
朝の来客なし。
 
午前10時34分、北村滋内閣情報官が入った。
午前11時13分、葛西敬之JR東海名誉会長が加わった。
午後0時57分、葛西氏が出た。同1時、北村氏が出た。
午後1時40分、別荘発。
午後3時4分、公邸着。
午後3時15分、公邸発。同17分、官邸着。
午後3時25分から同4時2分まで、古屋圭司防災担当相。菅義偉官房長官同席。
午後4時3分から同18分まで、関係省庁災害対策会議。
午後5時6分、官邸発。
午後5時32分、東京・富ケ谷の私邸着。



↓以下の写真は、『真実を探すブログ』さんの
【ヤバイ】広島で発生した大規模土砂災害、死者の数が18人に!救助中の消防隊員も死亡!安佐南区や安佐北区では助けを求める声!からお借りしました。










以下の表は、日本の大手メディアと首相が、どれほど贅沢な食事を共にしているかの一覧です。



これで、まともな、公正な報道ができるはずがありません。

「8月6日の原爆で言えば、僕たちは今8月5日にいる。8月5日なら歴史は変えられる」byビナード氏

2014年08月21日 | 日本とわたし
『マガジン9』に連載中の、三上智恵監督の『沖縄撮影日記』
 
以前、ここでも紹介させていただいたのですが、その第3回を、ここに転載させていただきます。

第3回
「もはや戦場だ」
~8月14日、ついに辺野古は包囲された~

http://www.magazine9.jp/article/mikami/14204/

一夜明けると、海を埋め尽くす大船団が、大浦湾に展開していた。
 
「これじゃあ沖縄戦だ」
 
明け方、大川から大浦湾に、猛スピードで入っていた私は、
フロントガラスから飛び込んで来た、海に浮かぶ黒い海保の大船団に、胸が潰れそうになった。




8月14日の光景は、一生忘れないだろう。
 
私だけではない。
これを、沖縄戦開始を告げる、1945年3月の光景と、ダブらせた人は多い
 
翌15日には、水平線に連なる、大型の海保の巡視艇、海保のボート、警戒船、合わせて86隻までは数えた。
 
島は、再び、力ずくで包囲された
少なくとも、辺野古沖は「占領」されたのだ。
 
2004年も、海のボーリング調査を巡って、防衛局の監視船が作業員の船を守るといいながら、反対運動の船と激しくやりあった。
 
防衛局の船を操船するのは、雇われた辺野古の漁師たちだ。
基地を止めたい人々は、海人と闘いたくはなかったが、仕事の邪魔をする市民に対し、海人も容赦なかった。

 
しかし、クレーンを積んだ大型の台船がやって来た時、それを止めようと飛び込んだ市民を間一髪、下敷きになる前に救い上げたのも、海人だった。
 
そこには、対立の中にも、島で生きる人間同士を繋ぐ何かが、存在していた
 
今回、直接反対する人を押さえつけるのは、海上保安庁に代わった。
 
もう、海人は前線に立たない。
それは、両者を知る私たち地域人としては、本当にほっとする。
 
海猿たちのほとんどは県外だが、中にもうちなんちゅはいる。
 
物々しい海上。
 
キャンプシュワブからは、赤い数珠繫ぎのウキがスルスルと引き出されて行き、海を囲い込んだ。
黄色いブイも打たれた。
 
様子を見ようとすると、工事区域にも、提供水域にも入っていないのに、海保のボートが過剰に制止する。
一時、反対運動の要になる平和丸は、14隻に囲まれ身動き出来なかった
 
下の動画で、左側の水面に出てくるのが、海を分断する赤いウキである。
 
15日には、平和丸が、海保に拿捕。
 
定員13人が目一杯乗っている上に、海保の職員が次々乗り移ってきて、抵抗もしていない船長を2人掛かりで押さえつけ、確保されてしまった
 
提供水域でもなく、理由の説明を求めても答えず、実力行使あるのみ
 
やがて、大雨と雷で、小さい屋根しかない平和丸の船上に危険が迫り、いつもの平島の内側を通って港に帰ろうとしたところ、海保の船が立ちはだかった。
 
「今日からここは通れません!」
 
沖を回ればリーフから出てしまい、さらに波も風も当たる。
 
安全のために通してくれと言っても聞かなかったので、やむなく外を回ると案の定、悪天候で視界はゼロに。
立ち往生しているところに海保が現れた。

船長「岸はどちらですか? それだけでいいから教えて下さい」
海保「船長さんならわかるのでは?」「そんなことで12人の命を預かるとは、無責任だ」

 
船長の誇りを散々傷付けた挙句、海難救助ということなら助ける、と念を押してきた。
 
海猿たちはプロだ。
訓練も受け、GPSも無線も装備している。
島の未来のために、止むに止まれず四級船舶の免許を取り、海に出た素人たちに、恥をかかせて楽しいのだろうか
 
結局、海難救助で曳航され、事情聴取をうけ、乗組員の住所氏名を記録される
国に逆らうものはこうなるぞ、と言わんばかりだった。
 
海の安全を守るはずの彼らは、基地を作りたい政府の手先になり、反対運動を恫喝する役割を演じている。
 
戦場の島に戻りたくない、ここは譲れないんだと、メガホンで叫ぶ言葉に対し、
「工事区域に入ると危険です。それ以上近づくと、処置します」とだけ繰り返す。
サングラスをかけたロボットのように。





そして、2004年、2005年と海の上に座り込んで止めてきたボーリング調査の掘削が17日、ついに開始された
 
私は絶望感に襲われていたが、詩人のアーサー・ビナードさんが私にこう言った。
 
「沖縄戦、みたいね。
でも、まだ戦争じゃない。
まだ埋めたても始まってない。
8月6日の原爆で言えば、僕たちは今8月5日にいる。
8月5日なら歴史は変えられる」

 
笑顔のアーサーさん。
その奥の海には、黒い船影が連なっている。
 
圧力を前にしても、冷静で前向きな思考ができる能力。
それこそが、今の私に一番必要だ。


辺野古にかけつけた、詩人のアーサー・ビナードさん。

*******************************

三上智恵監督新作製作のための
製作協力金カンパのお願い


沖縄の基地問題を描く、三上智恵監督新作の製作を来年の2015 年完成を目標に開始します。製作費確保のため、皆様のお力を貸してください。

◎製作協力金10,000円以上、ご協力いただいた方(もしくは団体)は、映画HPにお名前を掲載させていただきます。
◎製作協力金30,000円以上、ご協力いただいた方(もしくは団体)は、映画エンドロール及び、映画HPにお名前を掲載させていただきます。
※掲載を希望されない方はお申し込みの際にお知らせ下さい。

■振込先
郵便振替口座 00190-8-513577
名義:三上智恵監督・沖縄記録映画を応援する会

↑以上、転載おわり

そして、こちら(マガジン9への支援カンパ)の方も、よろしくお願いします。
↓↓↓

米国『東海岸キツツキくん』事情

2014年08月21日 | 米国○○事情
キツツキくん事情だと言っておきながら、いきなりチビ蜘蛛くんを載っけるのはどうかと思うのですが、
このチビ蜘蛛くんはなんと、パソコンの液晶画面の中に入りこんでしまっている、とんでもなく可哀相な蜘蛛くんなのでした。


今夜もまた、ブログの記事をせっせと書いていたのですが、
ユーチューブの動画を、コツコツとひとつずつ、載せる作業をしていると、
ちょうど、動画のタイトルを書き込む所で、クルクルとあちこちを歩いている蜘蛛くんがいることに気がつき、
それで最初は、え?まさか…もしかしてハッカーの仕業か?それとも新手のウィルスか?などと焦ったりしたのですが、
どう見ても、ただただ純粋に、まごまごと困り果てながら歩いている蜘蛛にしか見えなかったので、
だからといって別に、納得できたわけでもなく、なんでこんなとこに…などと思いながら、しばらく無視していたのですが…。

Facebookのページに、動いているところを載っけました。興味のある方はどうぞどうぞ!
https://www.facebook.com/photo.php?v=10203741638894541&set=vb.1625455324&type=2&theater¬if_t=video_comment

でも、いったいどうしたら良いのでしょうか…こんな場合。
できれば自力で、入ってきた所を見つけて、出ていってくれたらいいのですけれども。
それにしても、液晶画面のいったいどこに、そんな隙間があるのやら…。


さて、本題のキツツキくん。
これまた今夜のキツツキくんは、とんでもない所に現れたのです。

↓ここ。


ここはどこかというと、ドライブウェイのすぐ脇にある、「大乱れ雪(アガベ属)」の、すっかり枯れた茎。


その、さほど長くもない、地面からすぐ近くの細っこい茎にしがみついて、コンコンコンコン、頭を激しく振って突いていました。
夏の楽しみ、玄関ポーチの蚊帳の中で夕飯を食べている時に、旦那がふと気づき、ふたりしてそぉ~っと近づいて見学。







もうほんと、上がったり下がったり、くるりと一周したりして、忙しいったらもう…一心不乱に突いています。







とりゃ~!!


見てるだけでクラクラしてきました。


これはおまけ。

浜辺で拾い集めた貝がら。


で、どうすんのそれ?
と聞かれたら、全然答えられないおばちゃんです♪