ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

大天狗先生の㊙妖怪学入門

2015-03-18 20:19:49 | 児童書
 一時ほどではないけれど、子ども達は妖怪についての本を
読みたがっています。

 私も妖怪とは何ぞやと思い、富安陽子さんの
「大天狗先生の㊙妖怪学入門」なる本を買って勉強しようと
思いました。と、買ったのは昨年のGWにあった上野の森
親子フェスタで、なかなか読めず先日やっと読み終わりました。

 大天狗先生が小天狗に妖怪についてレクチャーしてとても
分かりやすく、最後は妖怪図鑑や妖怪スポットも出ていて
子ども達ほどではないですが、私も少し妖怪についての
うんちくが語れるかもと思います。

 妖怪は人とともにあり、日本の歴史ととも脈々と伝えられ
現代においても「口さけ女」や「トイレの花子さん」のように
出現しているのがとても興味深かったです。 

 上野の森親子フェスタは今年は中止とのこと。一説には
妖怪よりも恐ろしい事態を回避のためと言われています。
私たち日本人が妖怪のような存在をずっと畏怖してきたように
多くの人間が自然界でもっと「おそれ」を知り、謙虚に生きていく
ことが本当に大切なことだとこの本を読んで妙に感じました。











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