ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

課題図書

2006-08-09 13:40:49 | 児童書
 一応、図書室で仕事をしている関係もあり、毎年夏の課題図書は気に掛けるようになりました。と、いっても高学年用はなかなか息子にも勧められず・・だって興味の無い本は読まないよね。1年生の娘の方は無理矢理読んでもらいました。
 中山千夏さんの「どんなかんじかなあ」と最上一平さんの「ビーズのてんとうむし」です。
 「どんなかんじかなあ」はえほんですぐ読めました。なんで私が読むの?って感じでしたが、「おかあさんに読んでくれる?」と頼むと意外とすんなり読んでくれました。和田誠さんの絵も良くて、結構重いテーマの話がホンワカした雰囲気になってました。
 一方、「ビーズのてんとうむし」のほうは、主人公の友達?まりあのことがいやでいやでブツブツ文句を言って読むのを渋っていました。1年生には話も長いし、
「もう、今日はここまで!」とやめてしまう日もありました。でも、終盤にさしかかると話の展開が気になるらしく、どんどん早口で読んでいくので驚きました。
 大人でもそうですが、ある程度の所まで読み続けることが大切ですよね。結局三日ぐらいかけて読み終えたと思いますが、彼女にとって今までで一番の量を読めたのではないかと思います。
 学校の宿題に読書感想文がなくなってしまったので、特に書かせるつもりもないのですが、読む力をつけることが出来たので今年の夏はこれで良しかなと思います。
 読んでみれば、素晴らしい作品ばかりです。問題は、その本をある程度まで読んで中身に引き込まれていけるかと、感想文というかたちでどう自分の思いを表現していくかですよね。
 まだ、宿題の読書、残っている方は頑張ってください。



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