@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

アンリ・ルルー

2007-01-24 23:03:43 | お菓子&パン
さてさて、続きまして「サロン・ド・ショコラ」から連れて帰ってきた
amonセレクトによるパティスリーをおうちでモデルのようにレフにて撮影・・・
そしてお味見した感想とともにご紹介していきたいと思いまーす
かなり趣味の世界なので、どうぞご興味ある方、
私と一緒に最後までついてきてくださいませ~~~。

まず今夜、第一弾は「HENRI LE ROUX」(アンリ・ルルー)

ブルターニュの小さな港町キブロンにお店をかまえている「Le Roux」
1977年、夫婦二人から始まったパティスリー、
今もフランス国内ではキブロンまで足を運ぶ以外、いただくことはできません。
今回、その中から連れて帰ってきたのは・・・、



キャラメル2袋・ボンボンショコラ・マカロン・ガレットブルトンヌ。

私は、仏菓子の中でも特にブルターニュの郷土菓子が大好き。
仏北西部に位置するブルターニュは紀元前にケルト人が住み着いたことから、
フランスの中でも独自の文化を作ってきました。
海からやって来た北方民族によって伝えられたというバターと、
地形的な利から盛んに作られた良質の海塩・・・この2つが結びついて、
塩入りのバターがブルターニュを代表する名物となり、
そこからここのお菓子には有塩バターをたっぷりと使うのが決まりなのです。
たとえば・・・クイニーアマン、ファーブルトン、ガレットブルトンヌなどなど。
そして、地元でも気軽にこよなく愛しつづけられている塩入りキャラメル。

ブルターニュのキャラメルサレを初めて口にしたときは、
その柔らかく、歯にあたる以前に口の中で優しく溶けていく食感と、
クリーミーな甘さの中に引立つ美味しい塩の味・・・感激でした。
こんな美味しいものがあるんだなぁーと。

なので、今回一番でご紹介したいのはやっぱりこちら



ルルーセレクション C.B.S&アナナス・ベ・ローズ(今回新作)



一つ一つキブロンのラボにて手作り。
とても柔らかいので、包みもそれぞれ表情が違います。



なんとも絵になるお菓子・・・この素朴さがたまらない芸術だわ。



はい・・・、そろそろいただきまーす

C.B.Sは柔らかいだけではなく、数種類のナッツ類がアクセントとして入っているの!
トルコ産ノワゼット、スペイン産アーモンド、仏産クルミ。
昔、中学生のとき一時期グ○コのアーモンドキャラメル(?)に
はまったことがありましたが、やっぱりその時から柔らかいものとカリカリ感と
食感の違う組み合わせが大好きでした。
・・・これはまさにあの時知りえなかった究極のキャラメル・・・そう、大人のお菓子です

そして新作のアナナス・ベ・ローズは、
パイナップルとピンクペッパーのキャラメル。
これがまたすっごく美味しい!!
爽やかな酸味と甘味のバランスが絶妙な上に、
最後、舌にピリっとペッパーのアクセントが残る。
それはちっとも辛くなく、パイナップルの爽やかさをさらに爽快にさせる。

甘味と塩味・・・酸味と辛味・・・ルルーおじさんは味覚のマジシャンのようですね



マカロン・・・4種類のお味
中でもやっぱりキャラメルサレのマカロンが美味~!
食べ応えのあるクレームがみちっと詰まったマカロン、オススメです。



ショコラのミシュランとも呼ばれる権威あるガイドで最高のショコラティエの称号を
与えられた三職人のうちの一人である彼はショコラに対する情熱も波ならぬもの。
(ちなみに他のお二人は、J.P.Hevin&La Maison du Chocolat)
小さい箱の中には芸術的なボンボンショコラが詰まっていました。
一粒、口に運べば・・・その情熱がダイレクトに伝わります。
キャラメル同様、ぜひ試していただきたい逸品です

初日の今日は、なんと2時間待ちの大行列だったそうです・・・すごい!

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