男子400メートルの決勝戦をみていて、思い出した。
実は、私、まったく同じことを、したことがあった。
中学生の時に渋谷区に住んでいた私は、そのころ、渋谷区の全部の中学校対抗の運動会があった。
それこそ、国立競技場で、オリンピックみたいな感じ。確か、学校カラーはオレンジだった。
ハチマキやユニホームがオレンジだったのを、うっすら覚えている。
で、その中学の代表で、確か100m走と、400mのリレーにエントリーされて、
渋谷区の全中学生の前で、走ったことがあった。
今、思い出せば、そのころ私、めちゃめちゃ、かけっこが速かった。
水泳もやっていたんだけど、なぜか、短距離は、ほとんど、負けたことがなかった。
リレーメンバーの4人は、今でも忘れない。
私が、一番走者で、二番目がNさん、三番目がTさん、そして、アンカーがOさん。
Oさんは群を抜いて、めちゃめちゃ速かったので、学校中で期待され、応援されていたのに、、、
一走目の私が、二走目のNさんに、バトンを渡しそこねた。
その時は、Nさんの気合が半端なく、出るのが早すぎて、私が追い付かなかった。
今回のバトンミスと、まったく同じ。
思ってた以上にスタートよく、思ってた以上に速く走れていた私だったのに、
バトンを渡そうとしたところまで、体力がもたなかった。
で、Nさんが早すぎて、どんどん、私から離れてしまって、大変。
今まで、バトンミスなんか、したことなかったのに、、、結局、アンカーのOさんは、ビリで、走ることになってしまって、、、申し訳ない。
そのあと、クラスのみんなのところに、戻りずらかったような気持ちも、ほどんど、覚えてないけど、
あの、バトンミスした時の気持ちは、50年前のことなのに、鮮明に思い出した。