名馬電機社長の事業報告という名の日記

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2013年1歳出資馬

2013年10月12日 | 一口馬主
結果出てしばらく経っちゃっているが、Team Maybaの2012年産新規加入馬の紹介。


◆アトムチェリーの2012 牡 父エンパイアメーカー 美浦・尾関厩舎
最優先落選からの1.5次での申込。兄にガーネットS勝ち馬タイセイアトムなどがおり、父は日本での最初の世代となるエンパイアメーカー。父が芝1200のスプリンターズS勝ち馬サクラバクシンオーから、D2400のベルモントS勝ち馬に変わったことで多少距離の融通性も出てくるかもしれないが、母自身それほど距離がもったタイプでもないのでおそらくダートの短距離が主戦場になるのかなという気がする。
セレクトセールに上場され、ノーザンファーム名義で落札された馬で、かつ牡馬なので繁殖目的での購入でもないとくれば期待も膨らむ。気がかりな点があるとすれば雄大すぎる馬体であるが、昨年同じくらいのサイズのキッズエンジェルの2011(エンジェルピース)が現時点で入厩、ゲート試験合格まで進んでいるので、仕上がるかどうかは馬次第でさほど気にはしていない。尾関厩舎はこれまでキャロットではあまり良績を残せていないが、ちょうどこれ書いてる日に東京の2歳未勝利でこの馬と同じくセレクトセール経由のシャークベイが勝利しており、今後キャロットでの活躍を期待したい厩舎。コメントを見ていると現状把握とその報告、対処が丁寧に書かれており非常に好感が持てる。


◆スルーレートの2012 牝 父スペシャルウィーク 栗東・中内田厩舎
兄ハイアーレートが新馬勝ち、札幌2歳S好走している。母は芝ダート兼用で父も芝ダートどちらでも活躍馬を出しているスペシャルウィーク。個人的な歴代日本の競走馬の中で好きな馬ランキングつけたらダンスインザダーク、メイショウサムソンに次ぐ3位であるスペシャルウィークの仔にはまだ出資したことがなかったこともあり出資に踏み切った。ただ一番魅力的だったのは厩舎。来年3月新規開業予定の中内田厩舎に入厩予定である点。開業直後で馬房に余裕があるであろうことももちろんだが、個人的に中内田師は試験合格当初から注目していた存在。栗東近郊の育成牧場である信楽牧場場長を父に持ち、海外での経験もある。栗東の橋田厩舎で調教助手をつとめた後、調教師試験に合格すると藤原厩舎で技術調教師として修行中。先日のセレクトセールでは日本での馬主資格取得を目指すカタールのシェイク・ファハド殿下とともに参加し、殿下の日本でのメインステーブルとなる可能性が高い。それだけ見込まれている人物であり、キャロットでもこの馬を含めて2頭の募集馬がいる。将来日本のトップ調教師となり、世界を股にかける競走馬を輩出し得る人物だと思っているのでその師が最初から手掛ける最初の世代に出資してみたい、という気持ちが強かった。


◆ファーレサルティの2012 牡 父メイショウサムソン 栗東・千田厩舎
母は「元Team Mayba」のファーレサルティで父がメイショウサムソン。母父ダンスインザダークでもあり、ファーレサルティが初年度にメイショウサムソンを種付けした時点から「何があっても出資するからキャロットで募集されますように」と念じ続けてきた馬だけに当然の出資。これで厩舎が石橋守厩舎だったら、「これ以上ない最高のプロフィールの馬」になっていたのでこの馬に出資したら一口やめてもいいくらいの存在だったんだが、千田厩舎だったのでもうすこし続けることになった。思い入れが強いだけに大活躍はしなくていいから無事に長く走って欲しい。

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