ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

素晴らしいメンバーとWine&SAKEの会@六本木

2015-05-25 18:09:39 | ワイン&酒
忙中“感”―感動 あり。

先週は厳しい1週間でしたが、最後の原稿を提出した日の夜は、清々しい気分である会へ。
海外で仕事をされている先輩が一時帰国しての、素晴らしい面々との華麗なる会です。
ひとり1本持ち寄りました。


Chateau Miraval Rose 2012 (仏プロヴァンス)

乾杯は、アンジー&プラピがオーナーであるミラヴァルのロゼで。
このワインはすでに何回も紹介していますが、今の季節、辛口ロゼワインは食事が始まる前のアペリティフ的にいただくのにピッタリです。
※紹介記事 → コチラ



EXTRO NV Kante (伊フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア)

エクストロはスロヴェニアとの国境にまたがる畑を持つカンテがつくる、品種も醸造方法も秘密という“規格外(エクストラ)”な白ワイン。沈んでいる澱をよく振って飲みます。よって、白く濁っています。ほわほわとしたやさしい口当たり。うまみが乗った滋味系で、これはユニーク、でも、好きです。
空豆のコンソメ(料理は後半を参照)とよく合いました。



シャルドネ 2013ドメーヌ・ミエ・イケノ (山梨県北杜市)

山梨県八ヶ岳の南麓に2007年に植樹、2011年にワイナリーを立ち上げた女性醸造家が、自社農園“猫の足跡畑”のシャルドネ100%つくる白ワイン。

2013年ということで、まだまだ若い!樽の風味は感じられますが、キレイなスタイルです。アルコール度数も軽めの12%。
しばらく置いておくと開いてきましたが、まだまだ物足りない感じでした。

実は、持参者のご厚意で、少量残ったボトルを持ち帰り、2日後に飲んでみました。
すると、最初に開けた時と全然印象が違う!よく開き、ふっくらなめらかで、まろやかになり、深みが出ています。このワインを今飲むのなら、早めの抜栓、場合によっては、やさしくデカンタージュをするのがいいかもしれません。温度も低すぎない方がお勧めです。



御坂甲州樽醗酵 2011 勝沼醸造(山梨県)

甲州100%の白ワインで、生産本数2208本という限定品。国際コンクールでもメダルを受賞しているワインです。

フレンチオーク樽で発酵させているこのワインは、私も昔から飲んでいてよく知っているつもりですが、以前飲んだ印象と大きく違っていました。ブラインドで出されたら、仏ブルゴーニュのルフレーヴのピュリニー?と言ってしまいそう。アルコール度数12%。
同社の有賀社長に聞くと、2009年以降はボルドー樽からブルゴーニュ樽に変えたとのこと。それでストンと納得しました。
素晴らしい熟成を重ね、リッチで優雅。甲州ワインのイメージが変わります。



Asatsuyu Sauvignon Blanc 2013 Kenzo Estate (米ナパ・ヴァレー)

やや遅れて登場したスペシャルゲスト氏が持参したのは、カプコンの辻本憲三氏がカリフォルニアのナパ・ヴァレーに設立したケンゾー・エステートのソーヴィニヨン・ブラン。「あさつゆ」という日本の名前がステキです。

ワイナリー唯一の白ワインで、かの有名な醸造家ハイディ・バレットが初めて手掛けたソーヴィニヨン・ブランです。果実味がクリアで、ハツラツとしていて、しかも華やか。ちょっとニュージーランドっぽさを感じました。温度が上がると、よく開いてきて、口当たりが良くなりますが、アルコール14.2%なので、注意が必要です(笑)




Wild Horse Blaufrankisch 2012 (米パソ・ロブルス)

赤ワインの1本目は、引き続きカリフォルニア。
しかし、ブドウ品種がオーストリアでよく見るブラウフレンキッシュ!
カリフォルニアのブラウフレンキッシュとは、またレアなものを…(笑)

色はキレイなルビー色。やや薄めのカラーです。
タンニンはシュッとしていますが、しなやかでエレガント。酸がジューシーで、サラリ感があります。ワインだけが主張せず、フードとの相性を楽しめるタイプでした。


Chemin de Moscou 2008 Domaine Gayda (仏ラングドック)

この造り手ドメーヌ・ガイダも何度も紹介してきました。
同じワインを3年前に飲んでいますが、今飲むと、まったく違う!

いい熟成を重ね、濃密でなめらか。色濃く、コショウのスパイシーさに、官能的なニュアンスも現れ、これはもうたまりません。いい飲み頃を迎えています。仔牛のシチューのソースともよく合いました。

※3年前の生産者来日記事 → コチラ



Masseto 1999 Tenuta dell'Ornellaia(伊トスカーナ)

この日の主役には、このタイミングで登場していただきました。
酔わないうちに、です(笑)

これも仔牛のシチューによく合います。
ワイン詳細はすでにアップしていますので、コチラ をご覧ください。



Ch. Lagrange 2009 (仏ボルドー)ー

ラグランジュは、ボルドーのサン=ジュリアンにサントリーが所有するシャトーです。
マセート1999年と比べると10年の差があり、やはりまだ若さを感じます。姿がシュッとしていて、スーッとする感じ&インクのニュアンス。品がいいです。今開けるのは早いですね。もう少し待つべし。



サントリー 登美 2009サントリー 登美の丘ワイナリー (山梨県)

こちらもサントリー&2009年。
カベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロ35%、プティ・ヴェルド20%という構成。
まだ若く、酸のみずみずしさが感じられますが、ラグランジュよりは飲み頃に近づいています。

さて、いよいよデザート系


梵 天使のめざめ 純米大吟醸 樫樽10年超熟酒 2001年醸造(福井県)

IWC2015年で古酒のトロフィーを獲得した日本酒の古酒です。
独特の風味があり、甘さもあります。私は華鳩の貴醸酒を思い出しました。
カスタードっぽいニュアンスがあるので、クレームブリュレにオススメ。



水芭蕉 デザート酒 2009 永井酒造(群馬県)

とても素敵なボトルデザイン&エチケットのデザート日本酒。
軟水を思わせる透明感のある甘さがあり、ブルーチーズの塩気とよくマッチしました。
食事のシメに、デザートワイン的に飲めます。
こういう日本酒の飲み方を取り入れていくと、面白い!



【番外編】飲むタマリンド(非アルコール)

クエン酸、酒石酸などの有機酸を非常に多く含むフルーツ“タマリンド”(インド産)に、インド産野生黒蜂蜜、デーツを加えてドリンクにしたもの。甘いですが、酸味がほどよくあるので、意外とスッキリ飲めます。こちらは、高校~大学の先輩が輸入しています。
(輸入元:印度料理シタール http://www.rakuten.co.jp/sitar/



お料理はこちら。



お店は、ワインレストランの草分け的存在、「ミスター スタンプス ワインガーデン」(東京・六本木)。
今回もお世話になりました。



この会は、人もワインも、毎回素晴らしい顔ぶれですが、今回もしかり。
主催のS先輩の人柄と顔の広さのおかげですね。
S先輩、参加の皆さん、ありがとうございました!

そうそう、この会の翌日はいつも二日酔いに苦しむのですが、今回はテンポよく、少しずつワインを出していったおかげで、翌日はスッキリでした(笑)


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