熟成を重ねた豪州ワイン

オーストラリアでは、ワイン購入後２４時間以内に飲まれてしまうことが多い といいます。

若くイキイキとした果実味に溢れたイメージがオーストラリアワインにはありますので、若いワインならそういう飲み方が多いでしょうね。

しかし、先日出かけた試飲会で、若いヴィンテージのワインに混ざり、
熟成したオーストラリアワイン がありました。

飲んでみると、いい熟成をしているじゃないですか



Picardy Merlot Cabernet Sauvignon Cabernet Franc 2001
ウエスターン・オーストラリア州 / ペンバトン

南半球のワインですから、もうすぐ10年経過。
こんなワインが残っているとは嬉しい限り
ココは以前 「キャッチ The 生産者」で紹介しました→　第17回



Grosset Gaia 2004
サウス・オーストラリア州 / クレア・ヴァレー
カベルネ・ソーヴィニヨン70%/カベルネ・フラン25%/メルロ5%

Leeuwin Est. Art Series Cabernet Sauvignon 2004
ウエスターン・オーストラリア州 / マーガレット・リヴァー
カベルネ・ソーヴィニヨン91%/マルベック9%

2004年のクレア・ヴァレーとマーガレット・リヴァーの赤は、どちらも非常に評価が高いヴィンテージとなっています。



Peter Lehmann Mentor 2005
サウス・オーストラリア州 / バロッサ
カベルネ・ソーヴィニヨン100%

Elderton Barossa Cabernet Sauvignon 2006
サウス・オーストラリア州
カベルネ・ソーヴィニヨン100%

どちらもカベルネ100％なので、骨格がしっかりしています。
Peter Lehmannは、まだまだ熟成しますね。



Moss Wood Ribbon Vale Cabernet Sauvignon Merlot 2007
ウエスターン・オーストラリア州 / マーガレット・リヴァー
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ

モス・ウッドは、上で紹介したPicardyのオーナーが創設したワイナリーです。
2007年と比較的若めですが、ゆっくりエレガントに熟成を重ねていて、好感が持てました。



やっぱり、カベルネ・ソーヴィニヨンが入る赤ワインはいい熟成をしています。
価格も意外にも高くないと思いました。

熟成を重ねたオーストラリアワインを見つけたら、要チェックです


（輸入元：ヴィレッジ・セラーズ）