ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

チョコ&ワインのマリアージュセミナー

2008-02-06 10:00:05 | ワインのお仕事
バレンタイン直前という時節柄、昨日はインザルーム新宿本店で、
チョコとワインのマリアージュセミナー を行いました。

参加者のみなさん、お疲れさまでした 

チョコは8種類用意し、4本の甘口ワインとのマリアージュを楽しんでいただきました。
参加費が2,000円ですから、かなりお得な内容だったと思うのですが、いかがだったでしょうか?




チョコとの相性ですが、カカオ分の高い超ビターなチョコは強いクセがありますので、ワインとの組み合わせで合うものもあれば、ちょっと・・・というものもあり、人によってもかなり好みが分かれるようです。

アーモンド入りは、アーモンドの皮のエグミがあるので、これもひとクセあります。

ストロベリーペーストの入ったチョコは、フレーバーが強いものだとワインの風味を殺してしまう感じがありましたが、ラズベリーソース入りのチョコは、ソースの酸味がアクセントになり、これはけっこういいと思いました。



では、今回のテイスティングに使ったワインを簡単に紹介しましょう。



(左)Gancia Asti Spumante (Italy)
  (ガンチア・アスティ・スプマンテ)

(右)Muscat de Revesaltes 2003 Domaine Cazes (France)
  (ミュスカ・ド・リヴザルト 2003 ドメーヌ・カズ)

ミュスカ・ド・リヴザルト(ヴィンテージ違いですが)については以前にも紹介しています。生産者のお顔(父と息子)もありますので、ぜひコチラをご覧ください。




(左)Chateau Saint-Michel 2006 (France)
  (シャトー・サン・ミッシェル 2006)

(右)Banyuls 1996 Domaine Vial Magneres (France)
  (バニュルス 1996 ドメーヌ・ヴィアル・マニェール) 


シャトー・サン・ミッシェル は、ボルドーの貴腐ワインとして有名な「ソーテルヌ」のもので、このワインに漬け込んだレーズンにチョコをまぶしたものを、このソーテルヌと一緒に味わっていただきました。この組み合わせは、さすがにベストマッチです。



ワインと同じボトルに詰められているので、ワインとチョコをペアでプレゼントに、ということもできます。
ただし、これは限定品らしいので、欲しい方はお早めに~
(プランタン銀座、カルディコーヒーファーム、成城石井、紀ノ国屋などにあるようです)

このワイン&チョコについて以前に書いた記事はコチラにあります。



そうそう、今回のセミナーでは男性の参加者が3割いらしたのですが、みなさんしっかりとチョコを食べていたので、最近は男性でチョコ好きの方って本当に多いんだなぁ~と感心しました。
こういう男性たちになら、チョコの贈り甲斐がありますねぇ~

コメント
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