私は前期高齢者寸前男である。
暑い暑い夏も、ホンの少し納まった感じがする。(ような気がする)
そうした意味では、いよいよ「スポーツのシーズン」になる。
だが、すでに世界陸上は最終日。
バスケットボールのワールドカップ(日本・フィリピン・インドネシア共催)も開幕。
来月にはラグビーのワールドカップも始まる。
スポーツ好きの寸前男としてはワクワクが止まらないのである。
そうした中でバスケットワールドカップ「日本vsドイツ戦」が終了。
結果はご存じの通り。(63vs81)
スポーツ大好きの寸前男であっても、それほどバスケットにそれほど詳しいわけではないが・・・。
今回のゲームを振り返ってみた。
まず得点を数学的に分析してみると、バスケットボールというスポーツの本質が見えてくる。
細かいことは本ブログの「AKATUKI・FIVEを楽しむために~バスケットの見方~(2021年7月13日)」をご覧いただきたい。
それを前提に言えば・・・。
オフェンス・ディフェンス両方が「80点」を基準になる。
オフェンスで80点を取ればまずまずの出来、それ以下ならオフェンスの失敗。
ディフェンスで80点以下ならまずまず、それ以上取られればディフェンスの失敗となる。
それから言えばドイツ戦は「オフェンスが不調」となるのだが・・・・。
詳しく各ピリオド別の得点経過を見ると細かいことが分かってくる。
前半(1・2p)終了時点で31vs53となっているのが、このゲームのすべてである。
1pで20点得点が標準になる中で、前半で20点差が着けば・・・。
後半(3・4p)ドイツは「流していた」とみるべきだろう。
世界ランキング11位のドイツ、ランキング38位の日本らなばそれは当然。
つまり、ドイツが本気であれば「100点ゲーム」にされていたということになる。
これはサッカーで言う「チンチンにやられた」部類だろう。
三か国共催であるしBリーグも盛り上がっている中で、
日本が世界を相手に勝ち上がって行って欲しい「様々な業界」の思惑はわからないでもないが・・・。
まずまず「妥当な結果」だろうね。
今のバスケット日本代表は、サッカー日本代表の「ドーハの悲劇」の時に酷似している。
八村・渡辺は世界レベル、富永・富樫・河村はそれに準じたレベルになっているが・・・。
ワールドカップに出場するのが「やっと」って感じ。
まさに世界ランキング38位は妥当な評価。
ただ、バスケットというスポーツの面白さとして世界ランキング20~30位代は結構「番狂わせ」が起きる。
だから今回のグループFで、フィンランドになら「40%」程度勝てる可能性があると私は見ている。
・・・ただ、つまり1勝もできない可能性が「60%」あるってことだけどね。
それが今日(8月27日)である。さて、どうなるか・・・。
バスケット日本代表がワールドカップに常時出場、上位進出するには八村・渡辺クラスが2~3人。
富永・富樫・河村レベルが「控えに回る」くらいの選手層にならないと無理だろう。
まあ、今が一番「応援のし甲斐がある」時期でもあるってことだけどね。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも「発展途上」が一番面白いってことに気が付きますように。
May
今回のワールドカップに八村が欠場していることが、取り沙汰されているが・・・。
彼がいてもほとんど結果に違いがなかっただろう。
彼が今の活躍ができているのは、他の4人のフィールドプレーヤーの「レベルが高い」からだ。
もちろん彼の個人技が素晴らしいのは間違いないが、それを生かす「周りのレベル」がなければ実力は発揮できないのさ。