私は初老男である。
選挙である。
もう、何がなんだか分からなくなってきた。
政治における手法としては
「決められる政治」
が良いのか、
時間がかかっても
「旧態然とした政治」
が良いのか・・・。
安倍政治というは、政治家・官邸の権限が強く「決められる政治」の最たるものだっただろう。
故に解散前に官僚・役人の反撃にあって「モリカケ」問題が発覚した。
独裁政治ギリギリの今の安倍政権は、ブレーキが利かないからちょっとした間違いを訂正できずに、取り返しのつかない自体に突っ込んでいく気がしてならない。
自民党は安倍一強のもとで党内パワーバランスが崩れ、保守本流としての「党内浄化」がなされず、今に至っている。
僅かに声を上げたのが、次の総理を狙う石破元防衛大臣というところか。
官僚がいれば、政治家が大したことなくても「ことなかれ」で進む政治・行政がいいとは思えない。
しかし、一強体制でことが危うくなっていくのも困る。
この歳になって思う。
つくづく、先のことはわからない。
今の体制のまま、進んでいくことが正解であるかなんてわかるわけはないのだ。
ただ、誰しろ望んでいなかったはずの「戦争」とかに、いつのままにか進んでいく可能性があるなら、なるべく排除していくべきだろう。
それには今の体制を変えるしかないと、私個人は感じている。
派閥のあった自民党の時は、派閥が国民の意識を代弁している部分があって、右にも左にも振れ過ぎないようにしていた気がするのだ。
どなたかのブログで言っていた。
今の小選挙区比例代表並立制は、国民の意識を反映していな「憲法違反」なのだと。
まったくその通りである。
この制度は、死に票が多すぎるのだ。
しかし、この制度で圧倒的に有利な自民党が、この制度を変えるわけがないのである。
やっぱり、このままあぶない方向に政治・行政が向かっていくように思えてならない・・・・。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、歴史における
「正解」など無いことに気が付きますように。
May
なんだかんだで、やっぱり自民党が勝つんだろうね。しかも安倍さん、自民公明両党で過半数さえ取れれば(つまり、自民党が大敗してもってこと)総理首班指名に立って勝つつもりなんだよね。