私は初老男である。
安倍総理が、戦後70年の談話を出した。
今までの流れから言えば、私は「出さない」と言う選択肢が最良と思ったのだが・・・。
逆に国内であの安保法案を通そうとしている姿が中韓を刺激したので、仕方なしに出したって気がしないでもない。
まあ、どんな談話でも中韓は「因縁」つけてくるだろうけどね。
と言うことで錦織の話。
テニスのワールドツアー・マスターズ1000ロジャースカップで、錦織が準々決勝ナダル戦を快勝した。
自慢にもならないのだが、私はボルグ・マッケンロー時代からのテニスファンで、その当時のブームにも押されて夢中でプレイもした。
やっぱりスポーツと言うものは、それを体験したことあるかないかで、かなり思い入れがちがってくる。
トップの選手が、いかに「むずかしいこと」をやっているかを理解できるからだ。
以前にもテニスのことを何度かUpしているが、その中で「オールラウンドプレイヤーが嫌い」と言ってきた。
今もその感覚は変わっていない。
そうしたプレーヤーが「ランキングの1位」にいると、まぁテニス中継を見る気になれない。
だから、ナダルvsフェデラーの構図になってきたときは、俄然面白くてウィンブルドンのこの二人の決勝を喜々としてみていたものだ。
オールラウンドのプレーヤーを打ち負かすのは「スペシャリスト」しかいないと、私は思っていた。
それを象徴するかのように、ナダルがフェデラーに勝った2008年のウィンブルドンの決勝は、それまでの最高ゲームと言われた2度のボルグvsマッケンロー戦に勝るとも劣らない素晴らしいゲームだった。
そのナダルが苦しんでいる。
全盛期のナダルにあった「体力」と「集中力」に陰りが見える。
彼のショットは、その全盛であっても「鋭い」ものではなかったように見える。
回転が多くかかったフォアハンドは「打ちにくい」けれどエースは取りにくい。
それでも勝ち続けられたのは、抜群の「体力」と「集中力」があったからだ。
粘り強く打ちにくいストロークを相手に送り、甘くなった相手のショットを決めに行くのが彼のパターンだ。
だからある意味彼のテニスは「効率が悪い」と言える。
先ほどの二つが、怪我や病気によって失われたナダルが苦しむのは当然と言える。
同じストローク中心に戦う上においての「効率を良く」すると・・・・。
錦織のテニスになると思う。
今回の対戦で、それがはっきりした。
7戦全敗でこの試合を迎えた錦織は、まさに「絶好調」ちょっと恐ろしくなるくらいに、ショットにキレがある。
テニスはやってみなければわからない。・・・けれど、まず錦織の勝は見えていた。
随所にナダルらしいショットがあったが、今の錦織に勝つにはほぼ全盛期並みの体力と集中力がなければ無理だろう。
しかし、いまの世界一位のジョコビッチのテニスは、今の錦織のテニスのさらに究極系だ。
錦織の方が、まだミスが多くイメージ的にこのまま対戦すると、その時のジョコビッチの調子が悪くない限り勝てないだろう。
更にいえば、その前にあたるマリーもジョコビッチのほどではないけど錦織にとっては分の悪い相手だ。
しかし、タイトルにも書いた通り「盛者必衰の理をあらわす」いつその必衰の時が来るかは、誰にもわからない・・・。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、その必衰の時を見逃しませんように。
May
カナダってフランス語でカウントしたり、コートにバナー作ったりするのね?
安倍総理が、戦後70年の談話を出した。
今までの流れから言えば、私は「出さない」と言う選択肢が最良と思ったのだが・・・。
逆に国内であの安保法案を通そうとしている姿が中韓を刺激したので、仕方なしに出したって気がしないでもない。
まあ、どんな談話でも中韓は「因縁」つけてくるだろうけどね。
と言うことで錦織の話。
テニスのワールドツアー・マスターズ1000ロジャースカップで、錦織が準々決勝ナダル戦を快勝した。
自慢にもならないのだが、私はボルグ・マッケンロー時代からのテニスファンで、その当時のブームにも押されて夢中でプレイもした。
やっぱりスポーツと言うものは、それを体験したことあるかないかで、かなり思い入れがちがってくる。
トップの選手が、いかに「むずかしいこと」をやっているかを理解できるからだ。
以前にもテニスのことを何度かUpしているが、その中で「オールラウンドプレイヤーが嫌い」と言ってきた。
今もその感覚は変わっていない。
そうしたプレーヤーが「ランキングの1位」にいると、まぁテニス中継を見る気になれない。
だから、ナダルvsフェデラーの構図になってきたときは、俄然面白くてウィンブルドンのこの二人の決勝を喜々としてみていたものだ。
オールラウンドのプレーヤーを打ち負かすのは「スペシャリスト」しかいないと、私は思っていた。
それを象徴するかのように、ナダルがフェデラーに勝った2008年のウィンブルドンの決勝は、それまでの最高ゲームと言われた2度のボルグvsマッケンロー戦に勝るとも劣らない素晴らしいゲームだった。
そのナダルが苦しんでいる。
全盛期のナダルにあった「体力」と「集中力」に陰りが見える。
彼のショットは、その全盛であっても「鋭い」ものではなかったように見える。
回転が多くかかったフォアハンドは「打ちにくい」けれどエースは取りにくい。
それでも勝ち続けられたのは、抜群の「体力」と「集中力」があったからだ。
粘り強く打ちにくいストロークを相手に送り、甘くなった相手のショットを決めに行くのが彼のパターンだ。
だからある意味彼のテニスは「効率が悪い」と言える。
先ほどの二つが、怪我や病気によって失われたナダルが苦しむのは当然と言える。
同じストローク中心に戦う上においての「効率を良く」すると・・・・。
錦織のテニスになると思う。
今回の対戦で、それがはっきりした。
7戦全敗でこの試合を迎えた錦織は、まさに「絶好調」ちょっと恐ろしくなるくらいに、ショットにキレがある。
テニスはやってみなければわからない。・・・けれど、まず錦織の勝は見えていた。
随所にナダルらしいショットがあったが、今の錦織に勝つにはほぼ全盛期並みの体力と集中力がなければ無理だろう。
しかし、いまの世界一位のジョコビッチのテニスは、今の錦織のテニスのさらに究極系だ。
錦織の方が、まだミスが多くイメージ的にこのまま対戦すると、その時のジョコビッチの調子が悪くない限り勝てないだろう。
更にいえば、その前にあたるマリーもジョコビッチのほどではないけど錦織にとっては分の悪い相手だ。
しかし、タイトルにも書いた通り「盛者必衰の理をあらわす」いつその必衰の時が来るかは、誰にもわからない・・・。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、その必衰の時を見逃しませんように。
May
カナダってフランス語でカウントしたり、コートにバナー作ったりするのね?