完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

久しぶりの「顔付」     ~井上尚弥と佐野友樹というボクサー~

2013年04月17日 | 
私は初老男である。

今、生中継のボクシングの試合を見ている。


カテゴリーが「顔」になっているのは、本当に久しぶりだ。

しかし、このカテゴリーを選んだには理由がある。


そう、知る人ぞ知る日本ボクサーの「スーパーホープ」井上尚弥の「顔」に興味を持ったからだ。


ボクサーと言うのは、ボクサーの顔をしている。(当たり前だ)

しかし、ボクサーの顔をしていないボクサーもいる。


チャンピオンになってさえその顔になっていない人も・・・。(誰とは言わないが)


井上の顔を特異な印象をもったのは、その顔に付いた「筋肉」による。



少々話の筋が変わってしまうかもしれないが、日系のアメリカ人がやっぱり純な日本人には見えない。

それはなぜか?

日本人と中国人は意外に見分けやすいが、日本人と韓国人はそれより見分けにくい。

それはなぜか?


私はその理由を「顔の筋肉の付き方」の差ではないかと思う。

顔の筋肉は、主に使う言語の発音に使う部位が発達する。

逆に言えば主として使う言語に出てこない発音につかう筋肉は退化することになる。


日本人と韓国人が似ているのは単純に「蒙古系」だからだけではなく、つまりハングルと日本語の「発音が似ている」からだと思うのだ。

韓国人の日本語って、他の国の人の日本語より違和感ないと思いません?

草剛の韓国語が違和感がないのには他にも理由がありそうだけど・・・。


ダルビッシュはイラン人と日本人のハーフで、アメリカで活躍しているけど、やっぱり日本人の顔が変わらない。


・・・いつまで無駄話をしているのだ!


何が言いたいかと言うと、井上の顔は非常に特異な顔をしているように見えるということ。

誰かに似ている。

ずいぶん昔のボクサーに似ている気がするのだ。

そう、伝説のチャンピオン「大場政夫」に似ている。(古すぎて分かる人がすくないだろうなぁ、興味のある方はしらべてみてね)

頬骨の付近の筋肉の盛り上がりが異様に高い。

先ほどの話と矛盾するかもしれないが、言語ではなくパンチを撃つために歯を食いしばる。

そのことによって顔の筋肉が発達したのではないだろうか。

いい顔をしてると思う。


今回の佐野友樹戦を見終わって思う。


井上は「すごい!」


この男は近い将来「世界チャンピオン」になる。


まず、間違いない。


しかし、私は思うのだ。

「佐野友樹は強かった!」と。

この人の顔も「いい顔」していた。

井上よりも11歳上の31歳。

その潰された鼻は「違った意味」での「本物のボクサーの顔」だ。


結果は井上のTKO。

井上は右拳を痛め苦戦をしたといえる。

「拳を痛めなければ、もっと楽に勝っていた」と言う人がいるだろう。

しかし、私は逆だと思う。

拳を痛めたのは、偶然ではなく「佐野」と闘ったからだ。

先回のUpでの「タイミング」の話の通りだ。


そのことは、井上本人なら分かっているだろう。


私はこの試合を「怪物 井上尚弥」の圧倒的な勝を見たかった。


だが、それよりももっともっと「良いもの」を見せてもらった気がする。


最後の井上の攻勢で、佐野のTKO負けを判断をしたレフェリーは正しかったと思う。


しかし、あのまま試合を続けていればまだまだ面白かったようにも思える。


・・・ことにおいて「たら」や「れば」はないんだったね。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。皆さんも人間の「顔」をじっくりと見極めますように。


                May


井上はたしかに「怪物」かも知れない。しかし、若い。若すぎる。その若さの裏に、なんとなく「脆さ」が張り付いているように思えてならない。









コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする