完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

やっぱ、宝くじ買おうか!   ~アルビレックス残留私見~

2012年12月11日 | スポーツ
私は初老男である。

今日は水曜日。

先週末に行われたJリーグ最終節の興奮が、皆収まった頃だろう。


と言うことで、そろそろ冷静にアルビレックスが「奇跡的残留」を果たしたことについて、冷静に私見を述べてみたい。


Jリーグファンの方には、当たり前すぎるような話ばかりになるかもしれないが、お付き合いいただきたい。


何より今年のJリーグが盛り上がったのは・・。



大変失礼ながら


        「コンサドーレ札幌の弱さ」

                         に原因がある。



「4勝2引分28敗の勝ち点14」は、記録的な数字だ。(って記録だから当たり前か)

つまり28×3=84の勝ち点をほかのチームに与え続けたことになる。


それによって、コンサドーレ以外のチームの勝ち点が「拮抗」し劇的な「最終節奇跡の残留」を生み出したのだ。


もう、言われ尽きた感はあるが「総得点67点・得失点差+2・勝ち点38」のガンバ大阪が降格したのは、新潟が残留したのと同じくらいに「奇跡的」なことだ。


総得点は優勝チーム・サンフレッチェ広島より「2点」多い。もっとも、失点も65点で札幌に次いでの「ひどい数字」ではある。


アルビレックスの失点は34。つまり1試合に1点の失点を意味する。

これは非常に良い数字だ。

0点に抑えた試合が13試合ある。

しかし、得点は「29」これは、失点より5点も少ない。

これで残留できたのも、いかに「効率的」に点を「拾ったか」を証明している。

勝つときは1点差。負けるときは大敗。引き分けも二けたに乗せて「負けにくい」チームに徹する。

これが残留することができた「戦術」だ。



もう一度最終節の対戦カードを調べてみて欲しい。


もちろん、これは開幕前に決められていたカードだ。

しかし、まるで仕組まれていたようなドラマチックな最終節・・・。


特に優勝決定後ではあるが、クラブ・ワールドカップ出場に向けてモチベーションの上がるサンフレッチェと降格の危機のヴィッセル。

逆に降格が早くに決定して、その後もボロボロのコンサドーレと降格の危機最前線のアルビレックス。

Jリーグの「呪い伝説」を持っているジェビロ(というより前田?)と名門ながら降格の危機にさらされているガンバ。

降格にさらされているセレッソは・・・。まあ、いいか。


最終戦まで降格争いに巻き込まれたチームは、やはりすべてが「劇的」だった。

ガンバはシーズン前から代名詞ともいえる「西野朗」監督を更迭したことから、すべてが始まっていた。そして、その西野監督が同じく降格を争うヴィッセルへ残留請負の切り札として就任するなんてのは、本当に「劇的」だ。

まあ、結局西野氏は最終盤でヴィッセルをも更迭されたけど・・・。

実際、この西野氏の更迭はどうやら三谷オーナーの鶴の一声だったらしいが、それは私から見ると「最悪の選択」に見える。


我がアルビレックスも「史上最強」なるスローガンを掲げ、シーズンに臨むが8節を終わって1勝5敗2引分けの勝ち点5。

そして12節にはジェビロ相手に1-6の惨敗を喫する。

この敗戦が黒崎監督の首を飛ばした。(正確には「辞任」だけど)


それ以降も、とにかく不思議なほどに点が取れなかった。

ポスト・バーの「嫌われた」シュートは数え切れず、監督の交代に続く主力の内田・東口の怪我による離脱。

はっきり言って良く残留できたものだ。



最終節を迎えるに当たり、アルビレックスの残留確率は「15%」と報じられたことを覚えている貴兄もいると思う。

実際私も実は「覚悟」していた。

それはそうである。85%の確率で降格するというデータだ。


しかし、現実に残留したのはアルビレックスだった。


これは、勝負事いや世で起きることすべてにおいて「確率」は「確率」でしかない、ということの証明ではないだろうか・・・。


そうである。たとえ確率が0.00000000000000000000000001%であっても、その0.00000000000000000000000001%に自分がなるかもしれないということだ。

よーし!希望が出てきたぞ~~~!

年末ジャンボも今売出し中。買ってくるぞ~~~!

って、サッカーの話は?


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、数字をただの数字以上の物と考えませんように。


       May


サンフレッチェがクラブワールドカップで負けたけど、あれほど「佐藤寿人頼み」じゃ勝てねぇよ。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする