完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

やっぱりメディアは・・・・    ~意味不明のワイドショー~

2012年03月18日 | 酩酊
私は初老男である。

ちょいとばかり酒に酔っている。だから今回のカテゴリーは「酩酊」。

あまりにブログにUpしたいことが多くてパニックになりつつある。

ある種、分裂症気味なのではないかと心配になる。大丈夫だろうか・・・?


さて今朝、日曜朝のワイドショーを見ていた。

その中でこんなやり取りがあった。

原発再稼働賛成反対の意識調査で男性が41%賛成47%反対。

女性が15%賛成67%反対。(その他等は除く)

という結果になったという。


この結果にパネリストの女性が「男共は何を考えているのか!」と噛みついている。

これに対して男性陣がシドロモドロ・・・。

しかし、ひどく作為的なものを感じる。(わたしだけだろうか?)

この調査の結果の表示はなんなのだ? 

この無責任な感じ。


何人に聞いて、どんな年代層で、どんなふうに聞いたのか?

そうした細かいことがはっきりさせないでポンとフリップに書いて立てただけである。

(しっかり見てなかったので、ちゃんと表示されていたのかもしれないが、私にはそういう細かい表示があったように見えなかった)


それに対しても、女性パネリストがある種「ヒステリック」に「噛みついている」ようにしか見えない。


このワイドショーは好きで結構頻繁に見ていたが、こうしたことがあるとがっかりしてしまう。

だいたいが、こうした質問を「男女」で分けて聞く意味が分からないし、この結果によって何を引き出そうとしてるのかが不明だ。

感性として男性のそれと女性のそれが違うのは当たり前で、そのことが単純に男が「今の日本・世界」のことや「将来の日本・世界」のことをいい加減に考えているということではない。

逆に「ヒステリック」にコメントする女性パネリストにも、なにか裏で指示を受けているかのように感じてしまう。

だから男性陣も、わざと「ツッコまない」のではないかと疑ってしまう。


こんなことにツッコみだすと、あまりにツッコみどころが多すぎていつも3倍ぐらいの文字数になってしまうので、一点だけ書いて終わりにしよう。


男女を問わず、人間の存在は「矛盾」でできている。

「原子力発電は怖いが、今の生活レベルが下がるのはイヤ!」って人がほとんどだろうし「被災地支援をするのはヤブサカではないけれど、汚染ガレキを自分の町で処理するのは怖い」ってのも本音さ。

現実、政治家たちだって「原子力発電」なんて、やめるっていう方が気持ちがいいに決まっている。

しかし「経済的」なことの勢いを削いでしまえば、そうでなくても世界的な経済悪化の中、あっという間に国民の生活に影響が出てくる。


勘違いしてほしくないのだが、わたしは原発廃止論者である。原発再稼働なんてもってのほかだ。

こうした「男女比で賛成反対がどれくらいであるか」と言うような形で「議論の芯」を外すのはルール違反と言うものだろう。

それこそ長くなるので、機会を譲るが今までの経済優先の政治は、戦後の「物不足」時代の名残だと思っている。

もうそろそろ「物欲」から「精神性」を求めるべき時期に来ているのだ。


今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、こうした議論の時は「感情」でなく「冷静さ」で立ち向かいますように。


                            May


同じモーニングショーで瀬古がオリンピックのサッカーで、香川や宮市をメンバーに呼べないことに文句を言っていた。これも「勘違い」だ。陸上をやっていた瀬古には、オリンピックの「金メダル」以上の価値のあるものはないだろうけれど、サッカーにおいて(特にヨーロッパ諸国のプロサッカーチームには)は、オリンピックの金メダルは「それほど」意味の大きいものではない。

あ~長文疲れた。







コメント
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