完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

あんまり書きたくないけれど・・・Up    ~内藤大助vs亀田大毅~

2007年10月12日 | スポーツ
私は中年である。

このブログを初めて一年半・・・。

タイミングよく本当に「中年度」が増してきている。

とにかく、ことにおいての「気力」がなくなってきている。

若い時は「無駄」なことであろうとなんであろうと、一つのことに
「集中」できたし「気力」も萎えなかった。

今はやりたいことがあっても、そのことの「意味」とか「価値」とかを
先に考えてしまう。

あれだけ「おもしろい」と思って続けていたバドミントンも、もう1年近くも
ラケットを握っていない。

転勤になり通退勤時間が長くなったのも、それに拍車をかけている。

そして、体の「衰え」がそれを後押しするのだ。

バドミントンに行かなくなったのも元はといえば怪我が原因で、治っても
「また、怪我をするんじゃないか・・・」という不安が頭をよぎる。

若い時はそれより、スポーツそのものの「おもしろさ・魅力」の方が大きかった。

そして、その体の衰えの一つ。今や持病といえるだろう右手薬指の「腱鞘炎」が
また痛み出した。

・・・これから寒い季節に、これはつらいなぁ・・・。


さて「内藤大助vs亀田大毅」であるが、いろんな人がいろんな評論をしているから
書くべきことはないんだろうなぁ。

と思いながらも「中年」としての見方をUpしようと思う。

まず、亀田大毅というボクサー自身であるが、実は彼のファイトは初めて見た。

そこでの感想は「顔面にパンチをもらうのを本当に嫌がっているボクサーだな」
というイメージ。

内藤に対して頭を下げて前に出てくる様子は、すくなくともプロで10戦を
闘ったボクサーの姿ではない。

というか、最近の「ボクシング」とか「柔道」がとくにそうなのだが本来の競技と
しての主たる目的(相手にパンチを当てる・相手を投げる)より、その逆(相手の
パンチをもらわない・相手に投げられない)を中心に組み立てている。

それを戦法の一つと見る向きもあるが、防御としての方法は「見切る」とか
「間を外す」ことであり「逃げ回る」ことではない。

亀田は頭を下げて前に出ていながら確実に内藤から「逃げていた」と見える。

日本人は基本的に「ストレート」より「フック」の方が力が入るように出来ている。
(日本のノコギリは引いて切るけど、外国人のノコギリは押して切るって知ってた?)

だから、内藤のように「ノールック」のフックは非常に対応しづらい。

世紀の一戦といわれた「モハメド・アリvsアントニオ猪木」の試合で
猪木が寝転がってアリの足への蹴りを入れようとしていたのに似て、亀田の
ボクシングは顔を打たれずに相手を倒そう「セコイ」戦法にみえる。

大体ランキング14位の選手がチャレンジャーになること自体、いかにも
裏でテレビ局やら何やらが暗躍したであろう感が否めない。

大相撲の時もUpしたが、その競技のトップというのは「つよさ」はもちろんだが
「品格」とか「人格」さらには「頭の良さ」(インテリジェンス)が求められる。

亀田家の人々には「インテリジェンス」が微塵も感じられない。

亀田三兄弟などはもっと上手にプロデュースしていけばうまくいけば、もっと
もっと大きなビジネスになったのに・・・。

結局、亀田父の単純な「夢」「思い込み」が優秀な素材をつぶしてしまったように
思えてならない。

亀田大毅がこれから再起するのなら、まず一番にやらなければならないことは、
「亀田ファミリー」から「抜ける」ことだろう。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんながこの試合に「親子のあり方」がいかに人の人生に影響を
及ぼすかを認識しますように。

                                may

・・・でも、この亀田のおとっちゃんは私より若いんだよなぁ・・・。
コメント
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