完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

世の中の「ズレ」が大きくて   ~所詮そんなもんなの?~

2007年06月13日 | Weblog
私は中年である。

いきなり気温が30度近くまで上がる日が続いている。

ラニーニャ現象で今年のつゆが短く、夏が暑いのだそうだが困ったものだ。

今年の小雪で何かの異変が無ければよいがと思ったのだが、やっぱりこんな風に
異常気象になった。

もっとも、数年前からずっと異常気象って感じだけど。


さて、世の中の「ズレ」というものが何かと騒がれている。

まえにこのブログのどこかで、Upしたことがあったと思うが、なんだかんだと
言っても、ある程度の「客観性」をもっていれば、世の中の「ズレ」などと
言うものは、それほど大きくならないものだろう。

しかし、日本人の美徳である「恥」の精神や「自分勝手」の部分を今の感覚から
ホンの少し改善するだけで「エコロジー」から「政治の世界」まで劇的に
変わるのではないだろうか?

ズレという意味ではその最たる事件が2件続けておきた。

いわずと知れた「コムスン」と「NOVA」のいずれもその業界の最大手の
会社が起こした事件だ。

昔は「一流企業」「最大手企業」を選んでおけば、取り合えず問題ないという
安心感があった。

大々的なテレビコマーシャルをやり、株式を上場している会社が「経営」や
「経理」がずさんな事は無いだろう。と考えるのは少し前なら当然のこと
だったのだ。

「三菱自動車」「雪印乳業」「不二家」これらは、そうした感覚から言えば
そうした事件を起こすはずの無い企業だった。

一流企業には、一流企業の「信頼と誇り」があるだろう。そこに勤める社員にも
その企業の「看板」をしょっているという自負と誇りが・・・。

「過失」でなく「故意の隠蔽」であるなら、言い訳は通らない。

情報が交錯する世の中になって、様々なことがわかるようになってきたが
逆に言えば、その情報の中の「真実」を見分ける嗅覚がないと、どこまで
いっても振り回されるだけだ。

マスコミももちろん信用できない。TBSの「ハニカミ王子盗聴事件」なども
その際たるものだ。

たとえ幻想であっても「一流・大手」を信頼できた時の方がシアワセだった気が
してしょうがない。

本当は一番信頼できなければならない政府行政は「年金問題」でガタガタだ。
第一、一流・大手企業なんかより当の昔に政府の信頼はなくなっている。

そうした一番信頼していたものがガラガラと崩れていけば、それよりも
小さな企業・行政機関は、もっと信頼できない、ということになる。
(本当はそうじゃないんだろうけど)

日本の「逼塞感」は、随分前から始まっていたのだろうけれど、こうした
「一流・大手」企業へ対する信頼の瓦解は、その逼塞感の加速を呼び、
その先にある「犯罪大国」への道がつきつつある。

欺き、騙し、法の網をすり抜ける。そんなことが社会的な「常識」になって
しまったら「経済的」なことより「精神的」なことで、日本は潰れてしまう。

「特効薬」はない。一人一人の「良心」を持ってしか今の日本に信頼を
確立することは出来ない。

「私」から「公」を積み立てることをもう一度考えよう、みんな。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが、自分と他の人が本当に幸せになる方法に気が付き
ますように。
                          
                           may

自分の気分が沈んでいると、Upもなんか暗いないぁ・・・。





コメント
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