完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

週末の酒 (6) ~なぜかスコッチ~

2006年11月11日 | 
私は中年である。
エルニーニョが発生しているらしい・・・。
そうすると暖冬だという・・・。
またまた・・・もう信じないぞ!気象庁なんて・・・。
「中年」である。

さて、しばらくこのシリーズをUpしていなかった。
当然、毎週末酒は飲んでいたのだが、ここで紹介するような酒は、
残念ながら無かった。

まあ、安酒だけは飲んでなかったけど。

今日はここにUpするに足りる酒を「飲って」いる。うまく紹介できるか
分からないが、はじめてみよう。


酒には「流行」がある。

今は間違いなく「焼酎」の時代だ。

20年ほど前に「チューハイ」なるものが現れてから、徐々にそのブームが
軽い「焼酎ベースのカクテル」の道と「本格焼酎」の道へと分岐していった。

カクテルの世界は格安の「缶」へと広がり、あまりに廉価になり(一缶50円
そこそこだって?!)低年齢への酒の広がりに一役(?)買っている。
つい眉をひそめてしまうなぁ・・・。

このシリーズを読んでもらうと分かるのだが、私は「バーボン党」だ。
しばらくバーボンしか飲まなかったし、その飲み方も様々試して見た。

しかし、人間とは我儘な生き物だ。

そんなバーボン党の私が今週末はどうしても「スコッチ」が飲みたくなった。
しかもずっと言い続けているように、安酒は飲みたくない。
時間がなくて、どうにもならない中でそれを探しに量販店によることにした。

店に入ってびっくり・・・。

世は「いざ波景気」以来の好景気が続いている・・・、なんぞと政府が発表
しているが、ふざけるんじゃない。

一般庶民でそれを実感できる人間がどれくらいいるというのか。

それが実感できていれば「発泡酒」や「第3のビール」や2.7ℓの焼酎とかが
これほど売れるわけが無い。(ちなみに量販店の売り上げの8割がそれらの
酒類だそうだ)

わけの分からないところでキレてしまった。話を戻そう。

店とすれば、当然「売れ筋」のものに力をいれ、大して売れないものは
隅っこに置かれるようになる。

まあ、ウィスキーの棚の寂しいこと・・・。あっても、当然日本産の
ウィスキーが中心で、スコッチなどもアイラのシングルモルト物ばかりが
幅を利かせている。(何を言っているか分からない人は、本文末尾のHPに
アクセスしてみて、結構奥が深くて飲んでみたくなるから)

結局、気に入るものがなくて3軒の量販店を回って、まずまずのスコッチを
手に入れた。

その酒は   
  
     「MACALLANN 12」

                     である。

味覚的には慣れている「ジョニーウォーカー黒」にしようかと思ったのだが、
あまりにミーハー(私の若いとき黒はある種の「ステータス」だった)で、
ひねくれものの私としてはタイプに違うスコッチを飲みたかった。

昔アイラモルトに少し凝っていた。今回はそれに対してのスペイサイドモルト。

海岸沿いにある蒸留所で潮風に当たり、ヒースという花から出来る炭が独特の
香りをつけるアイラに対して、スペイサイドはあくまで滑らかだ。
(何を言っているか分からない人は、ちょっとアクセスしてみてって、
前に言ったか)

今は気温が下がっているので、余り冷やす必要がない。1:1の水割りにして
ミックスナッツとともにじっくりと飲る。

先日ブログにUpしたベートーベンの「交響曲第7番」を流しながら
歴史物の本を読む。傍らにはスペイサイドの「マッカラン」

う~~~ん。若者には分からんだろな。「中年」になるのも悪くない。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが良い酒を飲んで幸福になりますように。

決して販売協力をする気は無いけれど興味があったら、下記のHPへ
アクセスしてみて。

http://www.suntory.co.jp/whisky/dictionary/                
                           may




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