完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

懲りない猿たち  ~飲酒運転撲滅!~

2006年09月26日 | Weblog
私は中年である。
家の稲の収穫が終わり、ほっとしている。
農家にとって一大事業の区切りが付いたのである。

もう少し若いときは、思い切り羽目を外したものだが
今はすぐに「次のこと」を考えて、ついつい羽目を
外しきれない「中年」である。

人間はなんて愚かな生き物だろう。本当にそう思う。

福岡での22歳の市職員の「飲酒運転」からの「幼児3人殺害」
(間違えているのではない。あれは、間違いなく「殺害」だ)
事件は衝撃的だった。

しかし、それから飲酒運転からの事故は減るどころか増加して
いるようにさえ思える。


数年前のことであるが、夏のある日私はコンビニの駐車場で
信じられないものを見た。

コンビニから出てきた土建会社の社員らしき髭ボウボウの若い男が
「キラキラ光る500ml缶」をおいしそうに飲みながら、国道に
左折していったのだ。午後5時を少し回った頃の時間だ。

全く別の日の話。

私は高速道路をバスで移動していた。北関東から東京に向かっての
高速道路は直線の部分が多い。私は何気なくバスから下の車を
見下ろした。

愕然とした。直線コースが続くこといいことにハンドルの上に
「マンガ本」を広げて読みながら運転しているおじさんがいたのだ。

これは「あまり珍しくない」と言われそうだが、膝に犬や子供を
乗せたまま車を運転している人たち・・・。もし、ハンドル操作を
間違えて衝撃が来たとき、自分が助かっても膝に乗っている犬や
子供は間違いなく「死ぬ」

奴らは人間ではない。「猿」だ。

人間なら他人の「失敗・間違い」を自分のこととして行動に
生かすことができるはずだ。
(・・・もちろん、そんなに簡単だとは思っていないが)

しかも、幼い子供3人が死んだのだ。そのことの重みを自分の
こととして感じる感受性が無い人は人間ではない。「猿」だ。

幼い頃から自分勝手な親に育てられてたせいか、私は
「他人に起こりえることは、当然自分にも起こりえる」としか
感じられない。

私には子供を失った親の気持ちも、ひき逃げをした男の気持ちも
両方が身にしみて分かるのだ。

現に私は母を事故で亡くしたし(しかも親父の運転した車で・・・)
私自身が別の交通事故で人生の方向が変わった経験もある。
ここではまだ、そのことの詳しいことをUpする勇気が・・・無い。

このブログを読んでいる人たちだけは、せめて列記したような
馬鹿な行動はやめて欲しい。「人間」でいて欲しい。

交通事故にかかわってしまうことは、本当に「悲惨」なのだ。
本当に本当に悲惨なのだ。

蛇足だが、昨日の午前中にも33名の保育園児の列に37歳の男が
運転するワゴン車が突っ込んで16~7名の死傷者が出た。

それは酒がらみのことが原因ではないかもしれない。しかし、
普通の運転状況でなかったことだけは間違いない。
人間はなんて愚かなんだろう・・・。

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなにだけは交通事故にあいませんように。

キラキラと光る500mlの缶の飲み物は「スーパードライ」
という「ビール」以外、少なくとも我が地域では売っていない・・・。

                        may










コメント (1)
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