Pastel on Arches watercolor paper, 300gsm, NOT, 76×56cm (full sheet)
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ようやくこの一週間かかりっきりだった風景画を完成させた。これは、夫の勤める新しくオープンした診療所の待合室にと、彼のボスに頼まれていたもの。絵自体はクリニックオープンのお祝いとして寄付、そしてフレーム代はボスに払ってもらうことになっている。
これは、SA州の西側の海岸のPeninsulaと呼ばれる有名な景勝地で、我らが友人Rが撮った写真を参考に、構図をとったもの。写真とはかなり色調が違う絵になった。それにしても私は青と濃いオレンジのコンビネーションが好きならしい(服とかじゃなくて絵に限っては!!)。
それにしてもちゃんと師匠APについて基本を習った水彩画とは違い、ほとんど基本すら知らないパステル画を描くときは本当に試行錯誤の連続で時間がとてつもなくかかる。アメリカから姑が年末、パステル画の技法書を持ってきてくれるので、それが楽しみ。やはり基本はとてもとても大切…。
白い壁に、光も沢山入ってくるとても明るい待合室。夜でも照明がきちんとしているので、この青とオレンジを基調とした絵はきっと映えると思う。
よっしゃ!次は、11月にCityで開かれるチャリティー・オークションの為の一枚に取り掛かろう!!
(水彩画用の紙に、バーント・シエンナとアリザリンクリムソンを混ぜたレンガ色を下地としてウォッシュし、いつでも消せる木炭で下書きをする。前回のボートの絵はグレーを下地に使ったが、こちらのほうが、上に重ねる青や緑が映える。)