今日も木曜日の市場買出しの日。チャイナタウンとセントラルマーケットを一通り回ってあっという間に二段式のカートが一杯になる。旬のピーチとネクタリンを何とキロ当たり3ドルで、しいたけに似たスイス何とかっていうマッシュルームが半キロで2.5ドル、でかい新鮮なさばが珍しく魚屋に出ていて2匹で6.5ドル…。結構良い買い物ができた。最近、ジャンクフードが好きな割には食事にうるさい夫に加え、チビ達がガンガン食べるようになり、食費も馬鹿にならなくなってきた。今でこうなら彼らが高校生になる頃には毎日買い物に行くはめになるのではないか??
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昨日は、先週から先生がインドに空手を教えに行っているため、かなり経験のある三段の先輩が師範代として教えてくれることになった。スイス人だけど、オーストラリアにきてかなり長い。私は、気に入ったドイツビールなんかがあって、銘柄を読めないときはかれに発音を教えてもらう。
彼はすごい…。とても礼儀のある強い人で、基本を重んじ、特に組み手が得意。形の分解なんかも詳しい。そしてさらにすごいのは、人を教えるのがとてもうまい。
・まず、軽く柔軟をして首・肩・股関節・膝などのストレッチをする。そして、徐々に基本に導入していくけど、いきなり全速・全力ではせず、ゆっくりとウォームアップとしての基本をしっかりフォームに注意をしながらひと通りの突き・蹴り・受け技を四方突きの八方向バージョンでする。これだと、それぞれの基本だけでなく、腰の使い方、バランス、方向転換したときのフォームが出来きてないとすぐにわかるので見直しの良いチャンス。そして、人数が多いときには限られたスペースで多くのことが出来る。そして、練習の合間にストレッチをちょくちょくさせて、どんどん体をほぐしていく。そして、いつの間にかスピードを上げて行き、その場の基本終了。
・移動稽古も、先生みたいに6つくらいのそれぞれ凝った複雑なコンビネーションを一気にやらせるのではなく(先生には先生なりの理由があるのだろう…)、青帯も黒帯もみんながついていけるように一つ一つを確実にさせる。例えば、「踏み出して内受け・足を変えないで反対側での内受け・前蹴り・そのまま進んで追いつき・逆突き・下段払い」とか。戸惑っている生徒に、特にあまり若くないコンビネーションがぱっと覚えられない生徒(私を含む;)には、「いくつかに分けて、区切りをつけてするといいよ。」ととても的確なアドバイスをする。それでもピンと来ない人には、具体的に2つくらいに区切ってみせる。
・散々汗をかいて体が柔らかくなった頃には、さらっと平安3段と抜塞大の形。休憩2分をはさんで、5本組手。そのあとは、自由一本組手。
・それで前半(1時間半)終了。それからは、1級と黒帯以上の30分の稽古。この師範代は柔道をしていたこともあるので、柔道技にも詳しい。もともと空手も沖縄から全国に伝わる前には、今の古武道と同じく、関節技や投げ技・武器の使用もあった。その代わりにその時代に無かった凝った足技なんかが今の空手にあったりする。それで、この練習のときに彼は、基本的な足払いと投げ技(種類とタイミング)、そして投げ技をかけられたときのための落ち方(れっきとした柔道用語があるんだろうけど!)を習う。どうやら私は投げられる方が得意らしい。そして、最後は自由組手。(豪基準では)小さい女一人が、がっしりしたオージー達を相手に全力でかかっていく。身長190cmはあるだろうこの師範代も真剣に相手にしてくれる。充実の2時間。
全体的に基本・型・組手を網羅していて、バランスがとてもいい。時間配分も申し分なし。そしてさらに、個々の生徒をしっかりと観察していてはっきりとしたわかりやすいアドバイスをする。例えば、「受けのタイミングを注意するように。」と何度も言われている生徒には、さらに具体的な説明の仕方をする。そして、出来ている模範になるような生徒にはちゃんと出来ていることを伝える。
来年の初めから、空手の指導員養成コースに行くことになった。彼の指導と、我等がD先生の良いところをぜひ参考にしたいと思う。練習内容を延々と書いたけどこれはそのときの為に…。
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今日は子供達の空手クラスの師範代として教えに行く日。先週はほかの黒帯の高校生の子が前に立って教えていたけど、暑さの所為かもうまったく集中できずにかなり大変なクラスだった。さて、今日はどうなることやら…。ちょっと怖い。
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昨日は、先週から先生がインドに空手を教えに行っているため、かなり経験のある三段の先輩が師範代として教えてくれることになった。スイス人だけど、オーストラリアにきてかなり長い。私は、気に入ったドイツビールなんかがあって、銘柄を読めないときはかれに発音を教えてもらう。
彼はすごい…。とても礼儀のある強い人で、基本を重んじ、特に組み手が得意。形の分解なんかも詳しい。そしてさらにすごいのは、人を教えるのがとてもうまい。
・まず、軽く柔軟をして首・肩・股関節・膝などのストレッチをする。そして、徐々に基本に導入していくけど、いきなり全速・全力ではせず、ゆっくりとウォームアップとしての基本をしっかりフォームに注意をしながらひと通りの突き・蹴り・受け技を四方突きの八方向バージョンでする。これだと、それぞれの基本だけでなく、腰の使い方、バランス、方向転換したときのフォームが出来きてないとすぐにわかるので見直しの良いチャンス。そして、人数が多いときには限られたスペースで多くのことが出来る。そして、練習の合間にストレッチをちょくちょくさせて、どんどん体をほぐしていく。そして、いつの間にかスピードを上げて行き、その場の基本終了。
・移動稽古も、先生みたいに6つくらいのそれぞれ凝った複雑なコンビネーションを一気にやらせるのではなく(先生には先生なりの理由があるのだろう…)、青帯も黒帯もみんながついていけるように一つ一つを確実にさせる。例えば、「踏み出して内受け・足を変えないで反対側での内受け・前蹴り・そのまま進んで追いつき・逆突き・下段払い」とか。戸惑っている生徒に、特にあまり若くないコンビネーションがぱっと覚えられない生徒(私を含む;)には、「いくつかに分けて、区切りをつけてするといいよ。」ととても的確なアドバイスをする。それでもピンと来ない人には、具体的に2つくらいに区切ってみせる。
・散々汗をかいて体が柔らかくなった頃には、さらっと平安3段と抜塞大の形。休憩2分をはさんで、5本組手。そのあとは、自由一本組手。
・それで前半(1時間半)終了。それからは、1級と黒帯以上の30分の稽古。この師範代は柔道をしていたこともあるので、柔道技にも詳しい。もともと空手も沖縄から全国に伝わる前には、今の古武道と同じく、関節技や投げ技・武器の使用もあった。その代わりにその時代に無かった凝った足技なんかが今の空手にあったりする。それで、この練習のときに彼は、基本的な足払いと投げ技(種類とタイミング)、そして投げ技をかけられたときのための落ち方(れっきとした柔道用語があるんだろうけど!)を習う。どうやら私は投げられる方が得意らしい。そして、最後は自由組手。(豪基準では)小さい女一人が、がっしりしたオージー達を相手に全力でかかっていく。身長190cmはあるだろうこの師範代も真剣に相手にしてくれる。充実の2時間。
全体的に基本・型・組手を網羅していて、バランスがとてもいい。時間配分も申し分なし。そしてさらに、個々の生徒をしっかりと観察していてはっきりとしたわかりやすいアドバイスをする。例えば、「受けのタイミングを注意するように。」と何度も言われている生徒には、さらに具体的な説明の仕方をする。そして、出来ている模範になるような生徒にはちゃんと出来ていることを伝える。
来年の初めから、空手の指導員養成コースに行くことになった。彼の指導と、我等がD先生の良いところをぜひ参考にしたいと思う。練習内容を延々と書いたけどこれはそのときの為に…。
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今日は子供達の空手クラスの師範代として教えに行く日。先週はほかの黒帯の高校生の子が前に立って教えていたけど、暑さの所為かもうまったく集中できずにかなり大変なクラスだった。さて、今日はどうなることやら…。ちょっと怖い。