And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

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2016-10-23 23:22:04 | 日記
前も書いたかもしれない。チャイコフスキーが好きでない。子どもの頃チャイコフスキーといえば3大バレエ、しかも有名なメロディだけ。あとアンダンテ・カンタビレー。中学生になってエマーソン・レイク&パーマーがくるみ割り人形のメロディを編曲したナットロッカーをシングル盤で買った。それは元々ムソルグスキーの「展覧会の絵」ロック編曲ライブのアンコール曲でLPのほうも買って、それはいまだムソルグスキーの原曲よりラベル編曲よりいいと思っているロックの数少ない愛聴盤。話はそれたが、あとチャイコフスキーに巡り会うのがコマーシャルで聴いたピアノ協奏曲1番。クラシック聴くようになって交響曲が人気あると知って聴いた。友人はいいというのだが、どうもつまらない。それからずっと遠ざかっていたのだが、ホロヴィッツコンプリートを買って「史上最大のコンサート」のところでスターン、ロストロポーヴィチ、ホロヴィッツというオールスターで演奏するピアノ三重奏曲「ある偉大な芸術家の思い出のために」でとまった。個別に持っていたのだが、ろくに聴きもしないでしかもチャイコフスキーなんてと思っていた。ボックスは一度は飛ばさないで聴こうと思っていたので聴くことができた。これは1楽章だけで、しかもチャリティコンサートなので演奏がいいわけではない。誰の演奏がいいのかなと調べるとアルゲリッチ、クレーメルが出てくるけれども、このコンビはどの演奏も評論家好みのただうまい演奏で自分は好きでない。百万ドルトリオ、いいけれど音がやはりよくない。スークトリオ新旧あって、これの旧盤がよかった。チャイコフスキーでこれだけ繰り返し聴いた曲はない。だいたい2,3回も聴けば飽きていた。それはチャイコフスキーの中でという意味でクラシック聴こうと思うとまずバッハ、それからバルトーク。今日も久しぶりベートーヴェンの交響曲聴こうと思ったが4楽章までたどり着けなかった。チャイコフスキーは順位からいくとまだ下で2年に1度聴くかなくらいで、ブルックナー、マーラーと同列。元々交響曲は好きでないというのもある。ベートーヴェンも弦楽四重奏なら聴く。書きながら「ある偉大な芸術家の思い出のために」を聴いていたのだが、やはり1楽章だけでいいかなと思った。クラシックというのは全部聴かなければならない。どう聴こうと勝手なのだが、弦楽四重奏の3楽章だけ聴くとかどうも抵抗感がある。それで全部聴こうとすると退屈。ショパンのマズルカのように何曲か聴いてやめるということのできる曲もある。でも「ある偉大な芸術家の思い出のために」の1楽章だけ聴いてチャイコフスキー好きといえるのかなと思うと面倒なのでチャイコフスキーが好きでないを通そうかと思う。

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