「金は一円もいりません!…無欲なムコの正体」
内容
楓(榮倉奈々)と結婚し、河村家へムコ入りすることになった育生(向井理)
式が終わった直後、河村家の面々を前にして、
龍太郎(伊東四朗)は、「私が倒れたら、全てを君に託したい」と宣言する。
月子(室井滋)凛子(板谷由夏)が、言葉の真意を測りかね、騒然とする中、
育生は、「治療を頼みたいと言うことですよね?」と続けるのだった。
ただ、龍太郎への不信は、恒三(岸部一徳)だけでなく、
凛子に煽られた陽子(余貴美子)にまで広がっていく。
そんななか、楓は、育生と母・華子(岸本加世子)の話を聞いてしまう。
育生には、ムコ入りに目的があると。
一方、凛子は、龍太郎が、妙な女性と一緒のトコロを目撃するが、
月子からの電話を取っている間に、見失ってしまうのだった。
龍太郎は、弁護士の金沢利子(真飛聖)に家系図と財産目録を手渡し、
遺産は、3人の娘より、楓と育生に譲りたいと伝える。
すると利子は、いろいろと難しいモノがあると言いながらも、
方法はあると龍太郎に告げる。ただし、育生について調べた方が良いと。
河村家に引っ越し後、育生は、恒三の部屋へ挨拶に行くと。。。。
敬称略
どうでも良いというか。。。気になって仕方が無いのだけど。
えっと。今作は、恒三が主人公?
そう、思えるくらい、今回は、頻出していましたね。
とりあえず、そのあたりは、横に置いておく。
たしかに、ベテラン俳優達のやりとりなどは、
本当に楽しいし。。。それに、微妙に参加している主人公2人も。
丁度良いくらいの絡み方で、悪くは無い。
ただし、究極の疑問。
えっと。。。タイトルは《遺産争族》であり、
あくまでも、遺産目当ての戦いのハズだよね?
そう。いまは、財産であって、遺産では無いんですけど!!
っていうか、ピザじゃ無いけど。
印象的には、8等分に近い感じで、話は進んでいますが。
実のところ、いろいろ描きすぎて。。。。お腹いっぱい。
ネタ自体は面白いんだけど、微妙に飽きてしまった。
極論を言えば、描いていることが捻りが無く単調で、
同じコトばかりですから。
いや、同じ思いだけと言った方が良いだろうか。
育生のセリフじゃ無いけどね。
「みんな、カネに踊らされているだけだ」
これ、全く別のキャラがひとり、2人いても、良いだろうに。。。
そうすれば、単調にならずにすんだろうに。
実際、育生まで、そういう風な演出をしていますし。。。。。