「スパルタ恋愛術で幸せをつかみ取る!」
内容
ひと月前、同窓会に出席した橘みやび(中谷美紀)
青山で美容皮膚科クリニックを開業していた。
紹介がなされていく中、桜井洋介(徳井義実)が仕事で出席していないと知る。
すこしショックを受けながらも、淡い思い出が脳裏をよぎる。
高校時代、みやび(松井珠理奈)は、桜井(健太郎)に片思いしていたのだ。
その後、みやびが独身だと分かると、同級生達は、励ますが。。
みやびは「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」と誇らしげに。。。
同窓会が終わり、
みやびは、同じく独身の高津佳子(マルシア)山本望海(蘭寿とむ)と女子会。
完全紹介制の日本料理店“とくら”へ足を運び、
食事とりながら、同窓会で再会した男たちを笑っていたのだが。
3人のあまりの言い様に、突如、主人の十倉誠司(藤木直人)が、声を荒げる。
“結婚できない典型。
美人キャリアアラフォーという三重苦を背負った恋愛弱者だ”と。
そして。。。“オレはお前には落ちない”と断言するのだった。
言いたい放題の十倉に怒り心頭のみやびは、
「結婚をしようと思えば出来る」と言い放ち、店を出て行く。。。
みやびは、クリニックで働く野村梨花(大政絢)に言われ、
結婚相談所を訪れるが。。。。そこで、みやびは絶望的な現実を知ることに。
そんなある日、同窓会で再会したばかりの池田友則(音尾琢真)に呼び出される。
「今度、飲みに行かない?」
するとそこに、桜井洋介が現れる。。。。
敬称略
脚本は、金子ありささん
演出は、塚原あゆ子さん
途中で、何度も。。。。「アレ?」。。。「?」と思ってしまった。
何度も何度も、いくつかのドラマが頭に浮かんでしまったのだ。
《夜行観覧車》《アリスの棘》《Nのために》《マザー・ゲーム》
そして《結婚式の前日に》
すべて、塚原あゆ子さん演出に加わった作品だった。
ただし、それらの作品と今作が違うのは、軽め。.明るめであること。
よくよく考えてみれば。。。。。そして調べると。
今作のテイスト。。。“初”じゃないのかな??
そういう意味じゃ。挑戦だといえるかもね。
実際、上記の作品群に限らず、
ここまで、モノローグが多い作品は、ここのところ見たことが無い。
付けられている...音。。。効果音、音楽なども、
上記の作品とは、一線を画しているし。
一番近いのは。。。。塚原あゆ子さんが関わった《シマシマ》でしょうか。
演出的に、細かいところまで、かなり丁寧だしね。
今作の展開は、ほぼ既定路線だろうけど、展開次第では、
もしかしたら、もしかする????(笑)