『崩壊寸前の家庭にやって来た笑顔を忘れた氷の女…
内容
父・阿須田恵一(長谷川博己)長女・結(忽那汐里)長男・翔(中村大志)
次男・海斗(綾部守人)そして次女・希衣(本田望結)の5人家族。
先日、事故で母・凪子(大家由祐子)を亡くしたばかりの家だった。
49日も終わったが、傷は癒えず家族はバラバラ。家の中も無茶苦茶。
そして、、、ある日の朝、、、チャイムが鳴る。
玄関に立っていたのは、
晴海家政婦紹介所から派遣されてきた家政婦の三田灯(松嶋菜々子)だった。
特に、阿須田家の面々と会話などをすることなく、
自分自身がする仕事を、無表情で淡々と話はじめる三田。
その無表情すぎる様子に、阿須田家の面々は戸惑うばかり。
それさえも気にしない三田は、様々な情報を完璧に家族たちに伝えたあと、
“作業”を始めるのだった。
その後、紹介所の所長・晴海明美(白川由美)から連絡が入り、
三田について、恵一は一つだけ注意をされる。
「言われたことは、何でもやっちゃいますから、気をつけて頂けますか?
人を殺せって言われたら、本当にやりかねないんで。」
妙な注意に、恵一が戸惑いながら帰宅すると。
荒れ放題だった家の中が、見違えるほど綺麗に片付けられていた。
ゴキブリは手づかみで外に投げ捨て。料理も完璧。海斗の勉強も完璧。
驚くばかりの阿須田家の面々。。。
そこに、亡き母の妹・結城うらら(相武紗季)がやってくる。
家事を手伝っていたうらら、、、手伝いにやって来たのだが、
家政婦の完璧な仕事に、うららも、何もすることはなかった。
帰り際、明後日。。。希衣の誕生日。。。お祝いをしよう!と提案。
希衣にプレゼントを聞くと、
「お母さんに会いたい」と。。。言われてしまうのだった。
それを聞いたうららは、「お母さんにあわせてあげる」と引き受けるが。。。
うららの行動が心配な恵一は、何をするつもりか聞いて欲しいと三田に依頼する。
翌朝、結城家を訪ねた三田は、恵一の義父・義之(平泉成)に完璧に説明。。
「直接来ればいいだろが、卑怯者め」と怒る義之の言葉も、
完璧に、恵一に伝える三田。
そんなおり、希衣が、幼稚園で「死んだ人に会えない」と
お隣の翼に言われトラブルになっていた。
そのうえ、死んだらお母さんに会えると言われたらしい。。
幼稚園からの帰り道、母が亡くなった川を通りかかったとき、
希衣は“一緒に会いに行って欲しい”と。。。三田に依頼。
すると三田は、希衣とともに川の中へと歩いて行くのだった。
偶然、翔が通りかかり、命は無事だったのだが。。。。。。
翔は、三田のことを心配する。
そして翌日、希衣の誕生日。
学校にいた結のもとに翔から電話が入る。うららがやってきたと。。。。
敬称略
公式HP
http://www.ntv.co.jp/kaseifu/
遊川和彦さん。。。。らしい作品。。。といえば、それまで。
良い意味でも、悪い意味でも。
そんな印象ですね。
お話は、
母を亡くし、落ち込む家族にやって来た、どこまでも冷静、無表情の家政婦ミタ。
そんな感じ。
ただまあ。。。『らしさ』が全開ですので、
オモシロ味を感じるとともに、シュールさを感じているのは言うまでもなく。
完全に、好みが分かれる作品になってしまっている。
個人的には、初回という期待感もあり、まだ面白く見ることは出来ているが、
ゴキブリの飛行シーンの違和感も含めて、
色々な部分でツッコミどころも、かなり多くて。。。
正直、どう感想に書こうか困っている状態である。
現実問題として、
こういう作品を俳優の名前だけで呼ぶのは無理があるわけで、
その意味での、大人の事情も匂ってくるしね。
最終的に、展開次第では悪くない作品になる可能性もあると思うのだが、
なんといっても、、、今年放送した『リバウンド』が、あの状態ですし(苦笑)
結果的に、大失敗で終わる可能性もはらんでいると思います。
この手の作品なので、
無理に三田自身のことを表現しなければ、良いのですが。。。。。
そこをやっちゃうと、全く収束がつかなくなるような気がします。
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第1話
視聴率は20%近くとよかったらしいですが、松嶋さんの存在感が強烈なので、なんか三田家政婦が浮いているような印象がありますが。もちろんこの先面白いオチが出てくるとは思いますが、個人的には、「秘書のカガミ」のようなコミカルなスーパー家政婦を期待していました。
書き込みありがとうございます
>個人的には、「秘書のカガミ」のようなコミカルなスーパー家政婦を期待していました。
実は、私も同じコトを考えていました。
ま。。。なんとなく、オチでまとめるんでしょうが、
ただまぁ。。。不安も多いんですけどね。