『猛き祈り』
内容
享(成宮寛貴)が暴行を受けた。一命を取り留めたものの記憶喪失に。
事件を調べはじめる右京(水谷豊)と捜査一課の伊丹(川原和久)たち。
やがて“まろく庵”という場所にたどり着き、
その庵の伏木田真智子(柴本幸)という女性が、
米沢(六角精児)による声紋分析の結果、通報してきた人物と判明する。
その後の調査で、まろく庵にいた生方豊茂(山本學)をはじめとした全員に、
前科があると分かってくる。
そんななか、聞き込みを続けていた右京は、
近くの店の女店主から、真智子の父・辰也のことを聞く。
半年前、やせ細った姿を見たのが最後だという。
一方、伊丹たちは、捜査令状を持ちまろく庵へと向かい、家宅捜索を開始。
やがて長尾恭子が、森の中で享に襲われたと証言。
生方が、救うため享を殴ったと自供する。
右京達が、享から話を聞くと、記憶は定かで無いが、襲ったかも知れないという。
だが、車の中だったという享。。。。
敬称略
簡単に言えば、
何かを隠す人たち。。。。である。
“誰かに迷惑をかけてますか?”
そんな話である。
まあ。その行為が正しいかどうかは、個人の考え方として。
ドラマとしては違和感があるんですけどね。
たしかに、ドラマとして。
守ろうという気持ちには間違いは無い。
前科者という設定から暴力を振るったのも間違いは無い。
そのあたりは、良いと思うのですが。
“庵”にやってきて庵主に心を救われたであろう人々。
だからこそ、“守る”は、理解するが
自身が救われ、庵主の気持ちを理解しようとするならば
享に暴力を振るう。。。それも命を落とすかも知れないほどの暴力を。。。
そらね。守るという気持ちから暴走したというのは、そのとおり。
でもこれ、やっぱり、立ち直ってないし、救われてないよね。。。。
それも、全員!
オモシロ味はあったんだけど。
なんていうか。。。妙な違和感を感じてしまった。
こういう細かい事を言い始めれば、
再犯が。。どうとか、そういうのを言及している可能性もあるわけだが。。。。。
これ、暴力を引き止める人間を、
あと1人か2人混ぜていた方が、良かったでしょうね。
こんなことじゃ、即身仏となった人が、浮かばれないと思うのだが。
その部分を表現してるわけじゃないでしょうに。
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第10話