『BIRTHDAY
内容
甲斐警察庁次長(石坂浩二)に呼ばれた右京(水谷豊)
誕生日にもらった菓子を処分してくれと言う。
息子の享(成宮寛貴)に気づいてもらいたいのかと考えた右京だったが。。。
特命係にいた享は、米沢(六角精児)から、“暇つぶし”として
妙な轢死体の写真を見せられていた。
バイクにはねられたようなのだが、最近雨も降っていないのに、全身ずぶぬれ。
遺留品はジャムの小瓶に入った、妙な白い物体。
白い物体を享に試食させた後、右京がいないと分かると米沢はその場を後にする。
次長室を出た右京は、その後、いつものように“花の里”に立ち寄っていた。
そこで近くの階段に座る少女(中山凛香)を見つける。
その少女は、自らを“家出少女”だと呼ぶ。
妙なモノを感じ、右京は、享を呼び。。。家出少女を自宅へと送ることに。
そのころ、12歳を迎えた鷲尾隼人(加藤清史郎)が行方不明に。
財務官僚の父・武弘(古川悦史)と母・美鈴(古村比呂)は、警察を呼んでいた。
自宅マンション近くで、車から降ろしてくれと言う少女は、
元気に感謝を告げ。。。走り去っていく。
無事に中に入ったのを確認し、帰ろうとしたところ、
右京は、目の前の一軒家の不審さに気づく。
扉や窓が開け放たれ、声をかけても誰もいなかった。
享の聞き込みで、瀬田江美子(左時枝)というしっかり者の女性が住んでいた。
すると右京は、小学生の男の子がいた可能性について言及する。
そんななか伊丹(川原和久)ら捜査一課は、あるアパートを訪ねていた。
強盗殺人容疑で指名手配されている大場三郎(榊英雄)を
かくまっていた恋人・咲子宅だった。
敬称略
↑もう、どこまで書いて良いか分からなくなってしまった。
今回は、古沢良太さん
これは、凄いですね。
まあ。。。単純に並べれば、ただのベタな事件ですが。
一捻りふた捻りしながら、魅せ方も凝っているため、
かなり秀逸な物語に仕上がっていますね。
それだけでなく《相棒》として魅せるため。
多くの登場人物に役割を与え、
主人公の右京&享を中心に、見事に構築。魅せている。
シリーズ上でも、同様の魅せ方のエピソードは、いくつかあるが。
今回が、一番かも知れませんね。
捻り方が凄い!!
練りに練ったエピソードだったと思います。
まさに“誕生日”である。
傑作ですね