「鮎川教授最後の授業・解決篇」
内容
猟銃を構える恩師の鮎川(清水紘治)により、監禁された右京(水谷豊)たち。
やがて「なぜ人を殺してはいけないのか?」という課題への回答を迫られる。
その後、鮎川邸の御堂黎子(石野真子)も、同じ地下室に監禁されてしまう。
そしてその黎子から、右京たちが眠らされている間に、
鮎川邸から移送されていると知る。
また、鮎川が、人を殺したい衝動を抑えられなくなっていると。。
一方、右京から連絡を受けた米沢(六角精児)により、
危機を知った享(成宮寛貴)たちは、鮎川邸を中心にした捜索を開始する。
しかし、鮎川邸には、人はいなかった。
そのころ峯秋(石坂浩二)と会っていた悦子(真飛聖)は、突然、倒れ。。。
右京と美禰子(仲間由紀恵)は、課題の回答をしていた。
その回答を記す間も、右京は、家政婦だという黎子を聴取する。
ネットの鮎川の投稿記事をきっかけに、家政婦になったと言う。
何か妙なものを感じる右京。
同じ頃、父・峯秋から悦子のことを知った享だが、
伊丹(川原和久)らとともに、鮎川がいる可能性のある場所を探していた。
そして、ついにある場所を探し当て。。。
そんななか、右京と美禰子の回答を読み、好評価を与える鮎川。
しかし、及第点は与えられないと告げる。
「さあ、私の獲物を選んでくれたまえ」
敬称略
もちろん、今回も
脚本は、輿水泰弘さん
監督は、和泉聖治さん
前回の、予告が予告だけに。
展開の大部分。。。。真犯人も含め、予想は出来ていた。
結局、前後編の2時間なのだから、
今回の後半が。。。後付けの説明三昧になることまでも予想出来ていたこと。
あとは、“動機”だけですね。
それが納得出来るかどうか、ただそれだけだったのだ。
良い印象ならば、前後編を良く作った。。。
悪い印象ならば、前後編は長すぎ。。。
評価とは、所詮そんなものである。
しかしまあ。。。今回の、美禰子。
“お試し相棒”どころか、相づち係にもなっていない。
そのうえ、調査ならお手の物のハズなのに、なぜか角田課長。そして右京。
まあ、名目上、異動しているので、そこまで言うのは酷だけど。
でも。。。それこそ、いろいろあるだろうに。それが経歴ってもんじゃ?
実際。前回と同じく、キャラだって、ほぼ立っていないし。
ほんとに、登場させる意味、、、あったのかな???
途中から、享が右京のそばにいる時点で、いる意味が無いんですよね。。。
そのうえ、今回の話が、とんでもないのは。
享の今後のネタフリも兼ねているネタが盛り込まれていること。
おかげで、話がぶつ切りに。。。
後者のネタフリは、仕方ないとして。
話の内容は、ともかく。。。
もう少し、美禰子をシッカリ描けなかったのかな???
ただ、それだけである。