レベル999のgoo部屋

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鍵のかかった部屋 Episode7

2012年05月28日 21時58分40秒 | 2012年ドラマ

『狐火の家』
“今回は、密室が破られません

内容
ある日、芹沢(佐藤浩市)を訪ね遠藤晴彦(平田満)と言う男がやって来る
友人・西野真之(吉田鋼太郎)の娘・愛美(森迫永依)が殺された事件の
相談に乗って欲しいと言う事だった。

タンスが物色され、30キロの金塊が盗まれたという。
愛美は頭を強打していたらしい。
第一発見者は、父の西野で、容疑者として連行されてしまった。
しかし遠藤は、西野が犯人では無いと強く訴え、
西野の長男・猛(郭智博)かもしれないとつぶやくのだった。
4年前、同級生をナイフで刺して失踪したまま。。。。

あまりに悲劇的な事件で、純子(戸田恵梨香)は、相談に乗ってあげて欲しいと
芹沢に訴えるのだが、どうしても休暇を取ると言って聞かず。

そこで純子は、榎本(大野智)に連絡を入れるが休暇中。
偶然、現場の長野にいたため、純子は長野で榎本に合流することに。

遠藤に連れられ西野の屋敷、築百年と言われる日本家屋にやって来た純子と榎本。
榎本は玄関の鍵を見始めて、似つかわしくない特殊な鍵がつけられていると認識。
合い鍵を持っているのは、西野と愛美。下の妹・明日香は持っていないという。

遠藤の話では、100メートルほど先のりんご園で作業中だった辻登美子が、
学校から帰宅した愛美と会議から帰ってきた西野を目撃していた。
それ以外の出入りは無かったと分かる。
ただ、友達と電話をしながら帰宅していた愛美は、
その電話の先で“誰?”と声を上げていたことから、
“誰か”が、屋内にいたことは確かであった。

そんななか、屋内を調べていた榎本は、鍵が壊れている窓をのぞき、
全ての鍵がキッチリ施錠されているのを確認する。
ただ、1カ所だけ、窓が開いていた。
しかし窓の外にはぬかるみがあり、痕跡がないことから出入りは無かった。

調べているウチに、榎本は、妙な3つの穴と蜂の死骸を見つけ。。。。。


敬称略


若干、ファンタジー要素が強いのは、少し気になるところだが、

事件自体は、エピソード自体は、一捻りしているため、

ミステリーらしいミステリーと言っても良いでしょうね。


かなり強引だけど。

たしかにミステリーとしては、オモシロ味はあるのだが、

“容疑者”と言って良いのかな。。。。

容疑者がほぼ登場しないため、
事件モノドラマとしては、お世辞にも成立しているとは言いがたい。

実際、ネタフリは丁寧にされているため、
そういう意味での丁寧さはあるけど、

“密室”という部分の謎解きの魅せ場は、今まで以上に少なく。

榎本の独演会を聞いているだけになってしまったのは、
さすがに頂けないかな。

このあたりは、ちょっとした演出上の問題だろうけどね。


ネタの面白さはあっても、ドラマとしては残念な感じですね。


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Episode7