「野心家に悲しみの報復を」
内容
ある日、明日美(上野樹里)に新聞記者の西門優介(オダギリジョー)が接近。
15年前の医療ミスについて指摘する西門。そして書いた記事について謝罪する。
すると明日美は、黙っておいてと。。。。
15年前の手術で指導医をしていた千原淳一(田中直樹)
次期教授候補と目されている医師だった。
しかし、看護師の星野美羽(栗山千明)だけでなく、医師たちの評判も悪く。
そのうえ、患者をまともに診ようとせず、患者より論文だと言ってばかり。
手術も数をこなすため、初めだけ参加するだけだった。
そんななか、磐台教授(岩城滉一)に呼ばれる千原。
多額の寄付をする特別な患者、織部建設会長の手術を任せたいという。
そして手術の前日、
千原は、妻・典子から娘・美久が行方不明になったと連絡を受ける。
直後、千原に脅迫の電話がかかってくる。
1人で手術をしろと。。。。
敬称略
また、すり替えか。
もう少し、決定的な、善と悪を描けば良いのに
主人公の思いだけで、描いている。
“私の父は悪くない!”ってね。
で。
今回も、最後には次の犠牲者を指名する。
完全なワンパターン。
じゃあ、質問をひとつ。
指名された人を、次の週、ターゲットにするわけだ。
最終的に、ラスボスだと思っていたキャラが、
“小山内が!”と。。。指名したら?
今までと同じく、“最期の言葉”として、その言葉を信じるのだろうか???
え?それじゃ、堂々巡りになってしまう?
個人的には、そういうオチの方が、面白いと思いますけどね。
“何のため、誰のための復讐だったの?”って感じで。。。。。。。
ワンパターンに飽きているのもありますが、
復讐と感じられないまま、描いているのが
ホントに意味不明な部分。
主人公俳優に魅了されたり
主人公の言葉が、全て正しいと信じる事が出来るならば、
素直に楽しめるでしょうが。
描いていることだけが、全てだと思っている私にすれば、
今作の描き方は、中途半端すぎます。
ホントに復讐だというなら、主人公が正しいと言うことを魅せて欲しいモノだ。