「初恋成就でバカップル誕生!悲劇のダンスパーティ…真夜中に通じる心」
内容
ついに交際を始めることになった零治(大野智)と美咲(波瑠)
美咲は、ふと。。。亡き祖父・雄三郎(渡辺哲)のことを思い出す。
ホテルマンだった祖父。。。美咲には病を隠し、2年前に亡くなったが。
そのとき、遺産として受け取ったのが土地の権利証。
自分のホテルを建てたいという祖父の夢。。。美咲もかなえようとしていた。
その祖父と、零治が、なんとなく、重なって見えていた美咲。
零治と美咲は、互いに“れいさん”“みささん”と呼び、デート。
幸せを感じる零治。
そんなとき、美咲から、仕事とプライベートは分けたいと言われ、
2人の関係を公表しないことを決める。
その後、零治は、和田(北村一輝)に報告する。
和田のアドバイスではなく、自分の力でモノにすることが出来たと。
そんななか、ホテル協会のパーティーが迫り、美咲を連れて行く予定だったが、
白浜(丸山智己)が京都出張の同行者を募ったことで、
零治が美咲の同行を考えていたパーティーがピンチに!
美咲から公私を混同しないと言われていたため、力を発揮するわけにもいかず。
そこで、零治は、美咲以外に行ってもらうため、石神(杉本哲太)に。。。
一方、まひろ(清水富美加)は、何とかして行きたいと考えていたが。
じゃんけんから降りようとする美咲を引き留める。
そして、美咲、まひろ、三浦(小瀧望)が、じゃんけんで勝負!
美咲の京都行きを、なんとか回避できた零治。
デートで、パーティーに参加して欲しいと美咲に頼んだのだが。。。。。。
敬称略
零治の変化とともに、大野智さんも今まで以上に実力を発揮。
もちろん、演出の部分もあるのだが、
ここまで、“零治”を進化して演じわけるのは、凄いね。
そういうのがありつつ。
関係が変わった2人。
ってことで、デート。。。。そして、今作の本題ですね。
ちょっと、交際から、ケンカまでが、早すぎる気もしますが。
冷静に考えると。
交際に至るまでの零治の奮闘を考えると、
本来の零治は、ひとと良好な関係を築くことも難しいわけで。
早すぎると言うよりも、零治にとっては“普通”というところでしょう。
ただし、こうなると、ひとつ気になるのは。
交際までは、いろいろな人からアドバイスを受けていたのに、
そういう部分が、ほとんど無いことかな。
今回なんて、ほぼ全編。。。2人だけだし。
そう、ここで、根本的な疑問が生じる。
“普通”の恋バナとしては、良いとは思うんだけど。
でも、“今作”としては、どうなんだろう???
舞子、石神そして和田たちがいてこその“今作”じゃないのかな?