『2年後の再会~二人で大空に描く未来』
内容
2013年4月リカ(新垣結衣)は、珠輝(大川藍)を指導しながら、
“街角グルメ”の取材をしていた。
そんななか、ブルーインパルスが松島基地に帰ってきたというニュースが流れる。
そして阿久津(生瀬勝久)から、松島基地への取材を提案される。
戸惑うリカに阿久津は続ける。
「今のお前なら公正な目で取材できるはずだ。
この2年、それだけの仕事をしてきた」
あのとき松島基地に居た空井(綾野剛)から無事というメールを受けたリカ。
その後も、メールでのやりとりを続けていたのだが、
空井が志願して松島基地に異動して以来、連絡をとっていなかった。
戸惑いつつも、1年ぶりに空幕広報室を訪れたリカ。
顔見知りは、比嘉(ムロツヨシ)しかいなかった。
比嘉から、今も空井が松島基地広報室に居ると聞き、困惑するリカ。
自分が行くか、他の人が行くか分からないと伝えたリカだったが。。。。
そんなとき、柚木(水野美紀)から連絡を受ける。
馴染みの居酒屋。。。比嘉が居た。
そこに片山(要潤)槙(高橋努)も合流。
「取材。稲葉さん、行ってもらえませんか」
敬称略
「悔しかったです。何も出来なかった」
ということで。。。。。“あのとき”である。
どうなるかと思ったが、
今作らしく、無理なくまとめて来た感じですね。
無難ではあるが、“現実”を表現した。。。というところかな。
キレイ事ではない現実を。
どういう立場であっても、同じ人間ですから。
ここからは総括ぎみで。
正直。どういうドラマを作るつもりなのかが分からなかった。
何を描いても、苦言を呈する人は、必ずいる。
逆に、絶賛したり、感動したりする人もいる。
そのあたりは、完全に、人それぞれ。何も間違っていない。
そこを
本来、“中立”である、ひとりの記者の視点で、
色々なカタチで描いた今作。
多少キレイ事と捉えられかねない部分もあったでしょうが、
それでも、ひとりの記者の成長物語を兼ねながら、
アレも描き、これも描きと、
色々な意見を交え、バランス良く描ききったと思います。
自衛隊。。。という部分を考えなくても、
ひとつの職業モノのドラマとして、良く出来ていたと思います。
ベタに近いかな。
まあ。。。何を言っても、やはり“1つの職業”にしか過ぎませんので。