『冷たい密室と博士たち』
『不必要な密室と氷点下20度の実験室に潜む殺意』
「次々殺される研究者…天才科学者コンビが挑む冷たい密室の謎」
内容
神南大学工学部3年、西之園萌絵(武井咲)は、
15年間も研究所地下に幽閉されている真賀田四季(星見あかり)と会っていた。
様々な質問を投げかけられた後、
やがて。。。“全てFになったら”という四季の言葉で、面会は終了する。
大学に帰り、准教授の犀川創平(綾野剛)に面会を報告。
あからさまに、羨ましそうな態度を示す犀川に、
県知事の妻である叔母に頼めば、研究所の見学くらいなら出来ると萌絵。
そんななか犀川が、極地環境研究センターに行くと聞き、萌絵は同行することに。
2年前、神隠しがあったという極地研に興味津々の萌絵。
到着すると、土木工学科准教授の喜多北斗(小澤征悦)が待っていた。
そしてふたりを低温実験室に案内してくれる。
管理している技官の八川善太郎(佐伯新)から少し叱られはしたが、
その後、教授の木熊京介(平田満)、助教の市ノ瀬里佳(市川由衣)により、
丹羽健二郎(菊田大輔)服部珠子(吉谷彩子)ら学生を使い行われている実験を
ふたりは見学することに。
その後、ふたりは、打ち上げに誘われ、実験室内で行われている打ち上げに参加。
だが、いつまで経ってもやってこない、丹羽と珠子。
すると実験室の隣室で、珠子の刺殺死体が発見される。
そのうえ、その隣室でも丹羽が刺殺されていた。。。。
敬称略
原作は未読。
今回の脚本は、黒岩勉さん。演出は。。。。城宝秀則さん
話自体は、天才的な頭脳を持つ科学者が事件を解決!
って。。。。もう、使い古された物語ですね。
そのうえ、何でも出来る人脈、金を持つ女子大生に、
まるで、それにつかわれているような男。。。って
その設定。。。そのうえ、話の構成や。。。セリフなど。
どうしても、今年の1月に放送された《私の嫌いな探偵》を思い出してしまった。
コメディか、そうでないか。。。その程度の違いしかないよね。これ。
一応、“そうでない”方なので、真面目にミステリーをやっていますね。
ただ前述したように、使い古された物語だし、
俳優が違うくらいで、特に“これは!”というようなモノは無い。
まあ、今後のためだろうが、ネタフリはされているが、
今回の話には、不要。
少し致命的なのは、
行動に説得力がないこと。
でもまあ、ドラマの主人公なので、横に置いておく。
それに
いろいろバレバレなのは、ともかくとして。
初回延長という引っ張りだけで無く、次回へ続く。。。にしてしまったことだ。
テンポ良く解決すれば良いだろうに....と思ったのは言うまでも無い。
困ったね。
良い要素もたくさん有るだけに、もうちょっと上手くやれば良いだろうに。