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華麗なるスパイ 第10話(最終回)許し

2009年09月26日 22時13分11秒 | 2009年ドラマ
『悪の十字架!脱獄潜入狙撃!!東京灼熱地獄を救え!』


内容
多くの裏切り者が存在した秘密諜報部。
追い詰められた京介(長瀬智也)は、吉澤総理(渡哲也)を警護目的で、
世話になっている三九(杏)の家に招く。
だが、、その吉澤総理が、ドロシー(深田恭子)に撃たれた!
“京介にだってあるでしょ、許せないことって”
そう言い残しドロシーは逮捕された。

諜報部に向かった京介と杏は、霧山(寺島進)が
来栖(世界のナベアツ)エリス(友近)オサム(藤原一裕)らにより、
捕まっているのを目撃。
そこで、ミスター匠(柄本明)からの指示を京介は耳にするのだった。
12時間後に世界中にミサイルを発射すると!!
すでに、灼熱地獄と化している東京。

そんななか、京介は三九を呼び出し、ドロシー奪還作戦を開始する!
助け出した京介は、襲撃した理由を問いただすが、答えないドロシー。
源一(高田純次)泉(伊藤かずえ)三九の優しい言葉に、ようやく口を開く。
7年前、厚労大臣をやっていた頃の吉澤総理は、救急病院は医師を進めていた。
そんなとき、双子の弟・圭一郎(深田恭子・二役)が、事故で病院たらい回し。

ドロシー“すぐに手当てを受けていれば、助かったはず。吉澤が弟を殺した”


そのころ、京介は、意識を取り戻した吉澤の病室にいた。
吉澤から語りかけられる京介。
“強い人間は人の気持ちを自分のコトのように思えるモノだ。
 京介、母親に会うんだ。おかあさんを許してあげなさい。
 人と人の信頼は、相手を許すことから始まる

諜報部に入ってからのことなどを思い出した京介は、決断するのだった。
京介“人を憎んでも何も生まれない、
 生まれるとしたら自分への憎しみだけ
 オレは母親を許そうと思ってる。
 人を許すことは自分を許すことかもしれない
 そうすりゃ、何か、一歩前に進めるような気がする
ドロシー“京介は、私のことを許してくれるの?
京介“バディだろ?


敬称略



ドロシー“みんなやってくれるかな
京介“信じるしかねえな


そして、ついに、、、、、奇跡が生まれる。


そんな感じ。


まぁ、まったく“スパイコメディ”という感じではないが、
それさえ無視すれば、

意外と良い感じでまとまったお話だったと思います。

一応、ドロシーのことも解決したしね!
細かいことを言い出せばキリがないワケだが、

裏切りの理由を、京介の活躍においたというのは、面白い部分だったし
みんなの善意に任せるというのも、
たとえ、方法が小さく見えるようなことであっても
ある意味“奇跡”が見える演出ですので、
これはこれで、良い解決策だったと言えるでしょうね。

それは、京介のことも同じ。。。母を許す。。。みんなを許す。。。である。

最終回。。
たしかに、都合が良すぎる部分もありますが、
すべてをまとめることを考えれば、こんなところだろう。

わたし的に気になったのは、
すべての事件が解決したあと、、三九たちの映像がなかったことくらいかな。

普通すぎますが、
京介の過去、そして現在を上手く絡めているし、
悪くない最終回だったと思います。


ドラマ全体を見て

さすがに、クセのあるドラマであるため、
コメディ演出を含めて、かなり評価の分かれるドラマだったのは確かだ。
初回から、長時間のSPという。。とんでもないことをやっちゃってますし!

気持ちは分かるが、
この雰囲気が万人向けに作られているわけでないのも確かなこと。
明らかに、序盤から。。。。

逆に考えれば、
この手の特殊なニオイのするドラマを、
最後の最後まで、描ききったことには驚きますけどね!

もうちょっと、コメディを分かり易くしていれば、
もっと違った印象になった可能性があるだけに、
そのシュールさが、足を引っ張り続けてしまっていますよね。
苦戦は、すべてここでしょうね。

ちなみに、もう一つ苦戦に拍車をかけているのは
お笑い芸人を多用してしまったことでしょうけどね。
こう言ってはなんだが、この出演陣でシリアスにすること自体が不可能。
せめて、霧山というキャラが、もう少し前に出るだけで
変わった可能性があるでしょうね。


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